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気になる、書籍まとめ① [おすすめ書籍]

令和三年五月大二十三日 [旧暦]
2021年4月12日(日曜日) [新暦] 令和年三辛丑年
二黒、満神、昴宿、天徳、不成就日

 皆さん、こんにちは。
 このページは、私が個人的に気になる書籍について、私自身の勉強のため、その本のまとめを順次、記載させて頂きます。おそらく、その本の紹介にもなるのかも知れませんが、あくまで、勉強のためおこした、まとめ文書のページです。(分かりづらい文、内容かも知れません!)

『女性のための漢方生活レッスン』薬日本堂監修(主婦の友社)
疲れた時、ゆっくり体を休めること、元気が出ない時、「気」を補うものを食べること、朝の深呼吸で陽の気を取り入れること、漢方ではこれを養生といいます。自分の体をよく知り、養生によって心身を整える、漢方生活で気持ちのいい一日を始めましょう。漢方の基本はとても簡単、体よいものを食べ、体によい日常生活を送ることです。元気な心身を保つには気・血・水のバランスが大切、流れが悪くなったり不足すると、全体のバランスがくずれ、さまざまな不調についながると考え、「気」が不足したら十分な休養とエネルギーを補う食事をとる、「血」のめぐりが滞ったら、体温を温め血液をサラサラにする食材を食べ、「水」のめぐりが悪くなったら、適度な運動で汗を流し利尿効果のある食材を食べる、それらの症状に合わせて様々な対処をおこなう、漢方ではこれらを「養生」という。自分の体をよく知り、自分の不調は「養生」によって自分で癒す、これが漢方の基本で、漢方で元気な心と体を築いていきましょう。漢方と四季、自然に逆らわず、自然と調和して暮らすのが漢方の基本、春は春らしく、のびのびと生活を楽しむ春は深呼吸やストレッチ、散歩などを行う、夏は夏らしく、元気いっぱいに活動する夏は発散させる分、補給も必要、季節の野菜や果物、旬の食材も楽しむ…、ゆったり、くつろいで暮らす秋、秋は夏の疲れが肌や胃腸にあられれ、たっぷりの睡眠で体のメンテナンス、静かに蓄え過ごす冬、秋にも増して睡眠をとり体を冷やさないように温かい食べ物で体の中からあたためたり、季節を楽しんで暮らすこと。
‘①漢方の基本を学ぶ(漢方の考え方とは[未病を癒し、人に主体をおき、部分でなく体全体をみる漢方医学]、陰陽五行説を知る[一年間の陰と陽、五行の特性:5つの元素(木・火・土・金・水)の関係]、気・血・水を知る[ 気は生きる力のもとになる:気虚・気滞、血は思考の源となる:血虚・瘀血、水は津液といい全身にうるおいを与える:津虚・水滞]、五臓のはたらきを知る[木・肝(血液・気)・胆(決断)、火・心(精神・意識)・小腸(消化吸収)、土・脾 (消化吸収・血)・胃(初期の消化)、金・肺(呼吸)・大腸(排泄・水分代謝)、水・腎(精気)・膀胱(排尿)]、◎漢方の診断法[望診:舌の診察、聞診:耳で聞き鼻で匂いを嗅ぐ、声や話し方、呼吸音を聞いたり、体臭・口臭・排泄物の匂いを嗅ぐなど、問診:症状や過去の病歴の情報(手足の冷えや汗などの全身症状、家族関係や生活習慣など)聞く、切診:脈を見る脈診、おなかに触れる腹診、虚証(正気が弱まって弱い病邪でも発病、実証(正常な正気よりも病邪がまさって発病)]、◎漢方薬の特徴[漢方薬は自然のものから作られている、漢方薬も薬なので専門家に相談を、漢方薬の剤形は煎じ薬で粉剤と錠剤などがある、漢方薬の効果は早いものも遅いものもある、漢方薬局に相談(食生活や睡眠状況、仕事や趣味などいろいろな面から不調の原因を探り漢方薬を決めていく)を、漢方薬(数種類の生薬を漢方理論で調剤)と民間薬(1種類を単独で用いる)の違い])
②養生生活を送る(漢方養生生活の基本[積極的に健康になる生活を送る、適度な運動と休養とバランスの取れた食事を、体と同じように心のケアも大切にする、無理をせず自然と調和して暮らす]、春の生活[さまざまなものが生まれてくる新鮮な「気」に満ちた季節、春の風が引き起こす体上部や皮膚のトラブル/春に情緒不安定になりやすいのは「肝」の「気」が過剰になるため[春の不調におすすめ茶―イライラ:ミントティー/ウコン茶、鼻がグズグズ:甜茶・シソ茶、目の疲れや充血:菊花茶・ケツメイシ茶]、春に取り入れたい養生法(早起きして陽気を取り入れる、急に薄着にならない、旬の野菜を食べる、ストレスを解消しのびのびと、消化吸収(胃・脾)を助ける「甘」の食材[タケノコ、タラの芽、フキノトウ、ウド、ニラ、ニンニク、長ネギ、羊肉、黒糖、三つ葉、セロリ、シュンギク、香草、キャベツ、人参、山芋、カブ、ユリ根、ナツメなど])]、夏の生活[さまざまなものが生長し生い茂り花を咲かせる季節、暑さが水分の代謝を乱し体の水分やエネルギーを不足させる/湿気は汗を出しにくくし疲れや食欲不振を引き起こす[夏の不調におすすめ茶―むくみからくるだるさ:はとむぎ茶・南蛮毛茶、体を冷やしてしまったら:ジンジャーティー]、夏に取り入れたい養生法(水分補給はこまめに早めに、水分といっしょに塩分補給、冷たいものをとりすぎない、うまく冷房対策、乾燥と清潔を心がける、夏野菜を食べる、栄養と休養でエネルギーを補う[夏に食べたい食材:スイカ、メロン、冬瓜、ゴーヤ、キュウリなど(利尿作用)、ショウガ、長ネギ、シソ、ミョウガ、ワサビなど(消化助ける)、梅干し、夏ミカン、酢など(収れん作用、抗菌作用)、トウモロコシ、ジャガイモ、カボチャ、枝豆、とうふなど(消化吸収、脾助ける)]、秋の生活[すべてのものが成熟するさわやかな収穫の季節、空気の乾燥が「肺」を傷め呼吸器系や肌に不調が起こる、気候の変化で体が冷えカゼや病気の再発を招きやすい[秋の不調におすすめ茶―せきが出る時:びわの葉茶、のどの痛み:菊花茶・ミントティー、カゼ対策:梅醤番茶]、秋にとり入れたい養生法(乾燥から鼻やのど肌を守る、急に厚着にならない、夏の疲れをとる、辛いものは控えめに、マッサージで肌を予防するよくかみ食べ過ぎない、酸味と甘味を組み合わせてとる[秋に食べたい食材:白ゴマ、白クラゲ、ギンナン、レンコン、ユリ根、蜂蜜など(白色の食べ物が肺を潤わせる)、梨、ブドウ、ザクロ、柿など(酸味甘味のある果物で乾燥対策)、サンマ、鮭、サバ、山芋など(消化吸収力を高めて疲れ解消しスタミナつける)、クリ、サツマイモ、里イモなど(腸の働き整え便秘改善)]、冬の生活[すべてのものがじっとしてエネルギーを蓄える季節、寒さが血液などのめぐり悪くし大きな病気も引き起こす/「腎」のはたらきに関係する泌尿器系のトラブルが多くなる[冬の不調におすすめのお茶―体の冷えに:杜仲茶・シナモン紅茶(腎にもよい働き)、インフルエンザ予防:板藍根茶、冷えの痛みに:紅花茶(神経痛・月経痛、更年期障害改善)]、冬にとり入れたい養生法(首、腰、足くび温かく、睡眠をしっかりとる、半身浴とマッサージで温かく、煖房を効かせすぎない、激しい運動、ダイエットは控える、温かい食べ物飲み物を、「腎」のはたらきを助ける[冬に食べたい食材:羊肉、鶏肉、えび、玉ネギ、ニラ、カボチャ、クルミなど(体温を温める)、黒ゴマ、黒キクラゲ、黒豆、海草類など(腎の働きを助け血を増やし血行をよくする)、キノコ類(生命力や抵抗力)、柑橘類(カゼの予防)])、一日の養生を考える[朝(深呼吸やストレッチで脳を目覚めさせる)→日中(昼寝で「心」を休めさせる)→夕方(体に負担かけない、夕食の後は休息を)→夜中(夜更けまで目や脳を使うことで陰液[血と水]を消耗しない)            
③漢方で元気になる(漢方薬:肩がこる(長時間作業での姿勢や目の疲れによる急性の肩こり[葛根湯、桂枝湯]、ストレス疲労で「気」の流れが悪くなる[大柴胡湯、加味逍遥散]、冷えなどで「血」の流れが悪くなる[桂枝茯苓丸、当帰芍薬散]、内臓疾患などにより水分代謝が悪くなるなどで気・血・水のめぐりが悪くなる[二朮湯、半夏白朮天麻湯]、食養生:辛味野菜で血行促進(大根葉の薬湯でリラックス)、ツボ:肩井(ケンセイ)、日常生活の養生:腕振り健康法)、冷え性(胃腸が弱って消化吸収をおこなう力が低下しエネルギーを作れないで起こる冷え性[人参湯]、生命活動のエネルギーを貯蔵する腎の働きが弱まる冷え性[八味地黄丸]、水分代謝が悪くなり水がたまって起こる冷え性[桂枝加苓朮附湯]、血行不良で起こる冷え性[温経湯]、食養生:体を温める食材を食べる習慣(羊肉、鶏肉、ニラ、ニンニク、ショウガ、シナモン、スパイス、黒糖、高麗人参)、ツボ:陽池(ヨウチ)、腎愈(ジンユ)、日常生活の養生:朝の過ごし方を見直して、半身浴や足湯で体の芯までポカポカに)、月経のトラブル(汚れたドロドロの血が血行不良をおこした原因[桂枝茯苓丸]、血液不足が原因[当帰芍薬散]、ストレスによって「気」のめぐりが悪くなる月経不順[加味逍遥散]、体の冷えから血行が悪くなる[温経湯、当帰四逆加呉茱萸生姜湯]、日常の生活養生:ホルモンサイクルに合った生活を/漢方では月経前症候群(PMS)は血の巡りを司る肝の働きが弱まるからと考える、食養生:紅花(血行を良くして血の滞りを改善させる)を食生活にとり入れて/白糖より黒糖を、ツボ:月経痛や月経不順に効く関元(カンゲン)、月経不順も調整する三陰交(サンインコウ))、胃腸のトラブル、便秘しやすい、腰が痛む、頭が痛む、むくむ、めまいがする、疲れやすい、疲れ目、眠れない、花粉症・アレルギー性鼻炎、情緒不安定)
④漢方できれいになる(ニキビ・肌荒れ、乾燥肌・しわ、しみ・くすみ、目の下のくま、髪の痛み・抜け毛・割れ爪、ダイエット)
⑤漢方ごはんで体をととのえる(食養生について、体を元気にする食材、基本の漢方スープとおかゆ[カゼ予防:しょうがと長ネギの味噌汁、アンチエイジング:鶏手羽と白きくらげのスープ、ストレス解消:はすの実と金針菜のスープ、体を温める:とうがらしと卵のスープ、食欲がないときに:サムゲタン風薬膳がゆ、疲れたときに:クコの実入りおかゆ]、いつでも楽しめる漢方茶[1日の始まりに:シナモン紅茶、ゆっくりしたいときに:ジャスミン薔薇茶、肌のために:はとむぎ茶、食べすぎたときに:サンザシプーアール茶]、季節おすすめの薬酒[春:なつめ酒、夏:高麗人参酒、秋:クコ酒、冬:紅花酒])
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『アロマテラピーのきほん事典 親切・ていねい・よくわかる!』渡邊聡子著(西東社)
こころ体お肌の悩み別アロマ活用法を掲載!ハッピーライフシリーズ。アロマテラピーとは、芳香植物から抽出された精油を使って行う”香りの療法”。医学のあらゆる領域にわたって応用できる可能性があると期待され、医療従事者や研究者らで構成される日本アロマテラピー学会があり、内科、外科、産婦人科、皮膚科、小児科、泌尿器科、歯科、整形外科など、さまざまな科の医師や歯科医師が参加し、また、病院や診療所だけでなく、ホスピス、老人保健施設、教育機関などでも積極的に取り入れられていて、医師はもちろん、看護師や助産婦も積極的にアロマテラピーを取り入れて活躍している。人が病気になる大きな原因としてのさまざまな「ストレス」は、自律神経系、内分泌系に影響を与え、ひいては免疫力の低下を引き起こし、病気を発症させることもあり、このように、心と体は非常に密接に関わっており、病気の予防にはストレスの軽減も大きな力を発揮するといえる。アロマテラピーは特にそのストレスに対してとくに優れた力を発揮。本書では、できるだけ分かりやすい「アロマテラピーの正しい活用法」の紹介をこころがけ、まったく初めてという方から経験者が十分実践に役立つ実践書を目指す。日常生活で使えるマッサージ法、精油ガイドなど、アロマテラピーを行う上で必要なさまざまな情報をできるだけ分かりやすくまとめる。
‘①アロマテラピーの基礎知識(香りが人間にもたらす作用[体のバランス調整機能を回復、免疫系⇔自律神経系⇒内分泌系]、アロマテラピーとは[西洋医学を補完=メディカル・アロマテラピー]、精油とは? 精油がもたらす効果[体への作用・肌への作用・心への作用]、精油が体に作用するしくみ[嗅覚のルート(鼻→大脳)本能・全身機能、肺からのルート(肺→鼻)香りの分子が全身かけ巡る、皮膚からのルート(皮膚→血管)血液にのって全身へ])②精油の選び方・ブランドの仕方(精油の選び方[“香り”で選ぶ(フローラル系、カンキツ系、ハーブ系、オリエンタル系、樹脂系、樹木系、スパイス系)、“体への作用”で選ぶ(食欲がない、吹き出物、肩コリ、冷え性など目的に働きかける作用で選ぶ)、“心への作用”で選ぶ(リラックス/やる気欲しい、ストレス、失恋など、香りをかいだ時の心の動きを大切に選ぶ)]、精油の基礎知識・活用法[精油の取り扱い方(100%天然ものだけ使用期限守って冷暗所で保管する)、精油の保管、注意点、精油のブレンディング(相乗効果・好ましい香り・香り持続時間)、精油の活用法と基材]、精油の活用法[芳香浴、アロマ入浴、吸入、スチーム&クールダウン、マッサージ、塗布、湿布、うがい、手作りコスメ、ハウスキーピング])③精油・植物油ガイド(精油ガイドの見方、精油の作用リスト、精油ガイド[ アニス/刺激的な香り、アンジェリカ/さわやかな香り、イランイラン/高級な香水、オレンジ・スイート/心に元気を、カモミール・ジャーマン/抗炎症作用、カモミール・ローマン/心おだやかに、カルダモン/元気づけ、キャロットシード/デットクス薬効、クラリセージ/リラックス感、グレープフルーツ/リフレッシュ感、クローブ/感染症予防、コリアンダー/スパイシーな香り、サイプレス/高ぶる神経をクールダウン、サンダルウッド/不安緊張から開放、シダーウッド・アトラス/信仰のシンボル・寺院で焚く、シトロネラ/香水やコスメ成分、シナモン/心体ポカポカ、ジャスミン/気分のムラに甘く官能的に香る精油の王、ジュニパー・ベリー/まるで森林浴、ジンジャー/消化器温め心に活力、スパイク・ラベンダー/気分リフレッシュ、スペアミント/強壮剤や香料、セージ/救う・癒す、ゼラニウム・ブルボン/魔よけに石鹸・香水、タイム/抗菌性・脳細胞活性(薬)、タラゴン/食欲アップ・傷改善、ティートリー/殺菌消毒力・感染症予防、ニアウリ・シネオール/腸、呼吸器、皮膚等へ免疫力・抗菌強力、ネロリ/幸福感・オーディコロン成分、パイン/呼吸器系・感冒感染症治療、バジル/心身機能高め、痛み麻痺、頭痛や消化器系不調改善、パチェリ/エキゾチックな香り医療用、傷修復、利尿作用、むくみ冷え解消、パルメローザ/解熱・抗菌作用、感染症予防、フェンネル/デトクス、肝・腎・脾臓強壮剤・皮膚活性効果、プチグレン/ウッディフローラルな香りで不安不眠、呼吸や筋肉痙攣緩和、細胞再生、ブラックペッパー/血管広げ血行新陳代謝促し心に活力与える、リウマチ筋肉痛打ち身しもやけ回復、フランキンセンス/古代エジプトでは祭壇で焚かれ貴重、心呼吸・呼吸器粘膜整え、傷、肌回復アンチエイチング、ベチパー/スモーキーな香り・集中力アップ、ペパーミント/メンソールの香り・暑いとき体を冷やし、寒いとき温め、炎症緩和、ヘリクリサム/甘くウッディな香り・細胞の成長を促進、頭痛緩和、体の各器官に活力、ベルガモット/フローラルトーンのカンキツ系香水原料・殺菌消毒剤として感染症予防と改善に、ベンゾイン/甘いバニラの香り・肺の強壮、胃腸鎮静、血液循環促進、ストレス緊張緩和、肌トラブル解消、マヌカ/古来ニュージーランド原住民使う・抗菌性あり切り傷・炎症や風邪等解熱鎮痛剤、マージョラム・スイート/ほんのりスパイシー・古代ギリシャでは筋肉痛、消化器系不調改善、風邪など感染症症状緩和、リラックスや健康増進効果・、マートル/ローマ人が呼吸器・尿器系症状改善に利用・肺機能不調や感染症全般抑える効果、怒り抑える鎮静作用、マンダリン/シトラス系フローラル調の香り・不安解消、食欲増進、メルラ/スモーキースパイシー麝香のような香り・古代エジプトでミイラ作りの防腐剤使用・肺の不調、免疫向上に効果、メリッサ/ミツバチを引き寄せる甘いレモンを纏った香り・心臓の働き高め、乱れた心をリラックスさせる力、ヤロウ/スコットランドで占いやお守り用・血液循環促進、心に活力、ユーカリ・グロブルス/オーストラリア原住民が傷治しに利用・効ウイルス作用、各種感染症や花粉症に効果発揮、ユーカリ・ラジアタ/樟脳のような香り・精神的集中力を高める、ライム/疲れた心に活気づけリフレッシュ、ラバンサラ/マダガスカル熱帯林に自生・ユーカリに似たさわやかな香りで、抗菌・抗ウイルス作用、不安ストレス緩和、ラベンダー/フローラル調軽い香りが穏やかな精神状態にし不眠解消筋肉の痛み緩和、レモン/消毒性や解毒性のあるフレッシュな香り・循環器系機能を活性化、レモングラス/インドで数千年使われる食用ハーブ・消毒作用があり解熱感染症治療の万能薬、レモンユーカリ/さわやかでスパイシーな香り・虫よけスプレーとして利用され、精神的疲れをリフレッシュ、肌トラブルにも効果、ローズウッド/ウッディフローラル調バラに似た香り・精神的疲れや慢性的な病気、免疫系機能低下に有効、のどの殺菌、咳止め緩和剤、ローズ・オットー/フローラル調バラの香り・ネガティブ感情やわらげ、月経周期正常化、血液循環活発にし心臓強化、炎症鎮め、毛細血管目立たなくする効果、ローズマリー・カンファー/ギリシャ人ローマ人復活の象徴・脳細胞活性化、関節痛、腰痛、神経痛改善、低血圧正常化、貧血に効果]、精油の効能(早見表)、植物油ガイドの見方、植物油ガイド[アプリコットカーネルオイル/ アボガドオイル、オリーブオイル/ カレンデュラオイル、グレープシードオイル/ 小麦肺芽オイル、スイートアーモンドオイル/ 月見草オイル、ピーチカーネルオイル/ ホホバ゚オイル、マカダミアナッツオイル/ ローズヒップオイル]])、④アロマテラピーの実践ケア(◎基本マッサージ編、マッサージの基本準備、マッサージの基本技法、セルフマッサージ[頭部、フェイシャル、デコルテ・首、腹部、手・腕・肩、太もも・腰・ヒップ、足・ふくらはぎ]、パートナーマッサージ[頭部、フェイシャル、デコルテ・首・肩、腹部、背中、手・腕、下肢背面、下肢前面]、反射区を利用したアロママッサージ、〇体の不調編[疲れやすい・疲れが取れない、筋肉のこり、冷え、ほてり、むくみ、肥満改善、便秘、下痢、頭痛、関節痛・腰痛、食欲がない、胃もたれ・胃痛、吐き気(乗り物酔い・消化不良・二日酔い)、眼精疲労、口臭/体臭、風邪・せき・のどの痛み、喘息/めまい、花粉症]、〇肌の不調編[ニキビ・吹き出物、しみ、乾燥・しわ、皮脂の過剰分泌、毛穴の開き、肌のごわつき、敏感肌、日焼け後のほてり・炎症、しっしん/やけど/虫刺され/虫よけ、かぶれ/切り傷/水虫]、〇女性の不調編[PMS(月経前緊張症)、生理中トラブル、生理不順、マタニティーブルー、産後のケア、更年期障害/閉経後のケア]、〇心の不調編[やる気が出ない、集中力がない、イライラする・怒りっぽい、気分が落ち込む・塞ぎ込む、ストレスやプレッシャーを感じる、パニックになりやすい、トラブル・ショックを緩和したい、だらけた気持ちをリフレッシュ、高ぶる気持ちを落ち着けたい、ポジティブな気持ちに切り替えたい、恋に前向きになりたい、失恋の傷を癒したい、性のマンネリを解消、目覚めを良くする])、⑤アロマクラフト活用術(アロマクラフトの基本準備、手作りコスメ編[ソープ、クレンジングオイル、化粧水、乳液、パック、シャンプー&リンス、入浴剤、リップクリーム、ハンドクリーム、オーディコロン]、ハウスキーピング編[床クリーナー、カッペトクリーナー、食器用洗剤、消臭スプレー、洗濯洗剤、衣類用防虫剤])、⑥アロマテラピーの世界を広げよう(東洋医学とアロマテラピー、アーユルヴェーダとアロマテラピー、チャクラとアロマテラピー、占星術とアロマテラピー、パワーストーンとアロマテラピー、ホリスティックレセピーとアロマテラピー、アロマテラピーの資格紹介、アロマテラピー・スクール案内)、◎Column(アロマテラピーの歴史/精油の抽出方法/精油ブランドガイド)
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『9つの性格―エニアグラムで見つかる本当の自分と最良の人間関係』鈴木秀子著
あなたはどんな性格ですか?9つの性格セルフチェックの質問に答えていくだけであなたのタイプ[完全でありたい人/ 人の助けになりたい人/ 成功を追い求める人/ 特別な存在であろうとする人/ 知識を得て観察する人/ 楽しさを求め計画する人/ 強さを求め自己主張する人/調和と平和を願う人]が見えてきます。
貴方を活かすアドバイスやより良い人間関係へのヒントが満載!
‘①9つの性格セルフチェック(「新チェックリスト」180問の出題と答えの集計で性格タイプを絞り込む)、②エニアグラムの概要(エニアグラムの歴史や9つの性格各タイプのプロフィール、「囚われ」などの重要な概念の解説)、③タイプ別アドバイス(タイプの決定した人に「成功へのアドバイス」「ケース別ワンポイントアドバイス」を提示)、④人間関係シュミレーション(「ビジネス」「家庭」「恋愛」での場面を設定し、相手の心に届くコミュニケーションを考える)、⑤インフォメーション(監修者鈴木秀子先生や国際コミュニオン学会の情報やセミナーや講演の予定を紹介)
「新チェックリスト」180問への答えを即座に集計し性格タイプを分析/ いろいろな別角度で再チェック、再々チェックのコースを用意/ チェックの途中でもデータを保存、次回はそこからのスタート可能/ ソフトを立ち上げる時に日替わりであなたへのアドバイスを表示/ 家族やパーティーで複数の人達での使用も可。
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『対人コミュニケーションの人間学―エニアグラムによる自己分析と他者理解』
 鈴木秀子監修、片岡由加・植田栄子著
自分は自分らしく持って生まれた魅力を生かせるようになれる、他者を理解し、受け入れられるようになれる、人間関係を良くすることにも役立てられる、「9つの性格分類」の特徴(自己分析)がマスターできると、人間力が高まり幸せに豊かに生きれるようになれる―待望されたエニアグラム・テキストの決定版!
企業が求める人物像は「コミュニケーション力」があり、自分の長所も短所も把握して、他者を理解しチームワークを組んで協調的に仕事ができるかどうかを問われる、そこで邂逅の恵みを得たのがエニアグラムという人間学は、目に見えない世界(存在そのもの)を尊重しお互いに思いやることがいかに大切か、自分の弱さも認め、人への愛を注ぐコミュニケーションのエッセンスが希望の光を与えてくれ、エニアグラムというやさしく分かりやすいコンパスを備えて、どんな荒海でもその人らしさを生かして、他の9つの性格の人たちと力を合わせながら進んでいける。
◎プロローグ:招きのことば―鈴木先生から「エニアグラム」を学ぶ皆さんへ(エニアグラムは人間の性格の多様性と共通性に着目し人間の本質には9タイプがあるという事実を導き出していて、あなたがどのタイプの本質を持っているかを知ることで、あなたの人間的な可能性を飛躍的に高めてもらうことがエニアグラムの目的。分析によって、あなたの本質を探し出し、それを前提にあなたにまとわりついているこだわりやためらい、恐怖などを自覚して、あなたの「本当の可能性」を伸ばすためのバランスを回復させる。)
①輝く自分への自己分析第一歩(自己分析から分かる、自己肯定感とは、自己肯定感が低いと、他者理解から分かる、メタ認知能力を生かそう)、②輝く自分への自己分析〈基礎編〉(エニアグラムとは何か→基本的な考え方+エニアグラムにおける「センター」の概念+3つのセンター「ガッツ体」「ハート心」「ヘッド頭」、エニアグラムの目的、自分のタイプを探そう→性格タイプを想定する方法)、③タイプ㊀「完全でありたい」(基本性格、概要、タイプ㊀へのアドバイスの仕方)、④ タイプ㊁「人の助けになりたい」(基本性格、概要、タイプ㊁へのアドバイスの仕方) 、⑤タイプ㊂「成功を追い求める」(基本性格、概要、タイプ㊂へのアドバイスの仕方)、⑥タイプ㊃「特別な存在であろうとする」(基本性格、概要、タイプ㊃へのアドバイスの仕方)、⑦ タイプ㊄「知識を得て観察する」(基本性格、概要、タイプ㊄へのアドバイスの仕方)、⑧タイプ㊅「安全を求め慎重に行動する」(基本性格、概要、タイプ㊅へのアドバイスの仕方)、⑨ タイプ㊆「楽しさを求め計画する」(基本性格、概要、タイプ㊆へのアドバイスの仕方)、⑩ タイプ㊇「強さを求め自己主張する」(基本性格、概要、タイプ㊇へのアドバイスの仕方)、⑪ タイプ㊈「調和と平和を願う」(基本性格、概要、タイプ㊈へのアドバイスの仕方) 、⑫活用初級編:囚われを知り振り回されないで生きる(各タイプが突き動かされているもの、自分を苦しめる「囚われ」を知る→囚われとは+囚われたときの人物像、自分を変えるヒント→各タイプの調子いいとき・悪いとき+壁に突き当たったとき自分をコントロールする+各タイプの陥りやすい落とし穴+調整ながら生きる+さらなる成長へのポイント:統合の方向=矢印の反対の方向に向かうこと、9つのタイプと付き合い方→他者との関係をよくするエニアグラム+9つの全く違う思いを尊重+違いがあるから組織は伸びる、エニアグラムは幸せに生きるための知恵→自分と仲良くなる+各タイプの力と使命)、⑬活用中級編:紛らわしいタイプの見分け方(3つのセンターから自分のタイプを見つける→ガッツセンター・ハートセンター・ヘッドセンターの機能+気を付けよう+センターが分かるとタイプは判定しやすくなる+バランスタイプ+改革者タイプ+センター別タイプチェック表、3つの本能型から自分のタイプを見つける、タイプの誤認を避ける「サブタイプ」、タイプの誤認を防ぐ質問票、成長のレベル→愛の反対は恐れ+成長のレベル9段階+各タイプ最高の状態)、⑭上級活用編:エニアグラムによる霊性の成長(エニアグラムで成長するために、バランスを失った自己→激情、自分の囚われに打ち克つために→囚われに対抗して、回心→知的回心+情緒的回心+本能的回心、鈴木先生による成長のヒント22項目→鈴木先生の22の教え+22の教えの解説+ドゥーイングDoingとビーイングBeing)、⑮実践活用編:エニアグラムでいじめをなくす(なぜいじめが起きるのか、エスカレートする巧妙ないじめ、いじめられているときにどうするか)。
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『鈴木秀子のエニアグラム活用法 9つの性格を活かす知恵』鈴木秀子著
性格のマイナスをプラスに変える!自分の性格判定から成功へのアドバイス各タイプとの付き合い方まで、話題のエニアグラムのすべてがわかる本。不安な時代だからこそ心の豊かさを求めて、自分を知ることから始まる自己改革、あなたならどうしますか? ①本当の自分への第一歩(エニアグラムって何? )、エニアグラムとの出会い、「囚われ」が性格を作る、9つの性格タイプの特徴、性格はあなたは「宝物」、エニアグラム式変身法、他人を知る知恵・活かす知恵。[1完全でありたい人、2人の助けになりたい人、3成功を追い求める人、4特別な存在であろうとする人、5知識を得て観察する人、6完全に求めて慎重に行動する人、7楽しさを求めて計画する人、8強さを求めて自己主張する人、9調和と平和を願う人]。
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『中性脂肪を減らすおいしい食べ物』水野文夫監修|血液肥満をスッキリ解消!

食生活の欧米化により、脂肪・エネルギーの摂取量が多くなっており、これらは血中の死亡を増加させ、様々な疾患のもととなる動脈硬化の要因となっており、また、近年注目される「メタボリックシンドローム」は内臓脂肪蓄積肥満、高血糖、高血圧、高脂血症などのリスクが多く重なり、心筋梗塞や脳梗塞などの発症率が高くなるというもので、これらを予防する「中性脂肪を減らす方法」について、①食品の選び方、②食事の取り方(レシピ)、③運動の方法を中心にまとめられている。
㊀中性脂肪の基礎知識
(肥満の意味知っていますか? BMI値で肥満度判定、体に脂肪がたまるしくみ[中性脂肪の正体、飢えに強い体質が肥満を招く、脂質や糖質の取り過ぎが肥満のもと]、見える肥満と見えない肥満[皮下脂肪型肥満と内臓脂肪型肥満(ウエスト男性85㎝女性90㎝以上内臓脂肪型要注意!)、血液肥満にも注意!]、人間の体に含まれる4種類の脂質[中性脂肪(体温保つ、臓器保護、エネルギー貯蔵)、コレステロール(細胞膜構成成分、脂質の消化吸収に役立つ胆汁酸の材料、炎症抑えるステロイドホルモンの材料)、リン脂質、遊離脂肪酸]、脂質が体内を移動する時中性脂肪やコレステロールは血液中のリポたんぱく[カイロミクロン(脂質を小腸から肝臓へ)、VLDL(肝臓で作った脂質を体へ)、LDL(悪玉コレステロール、運び屋)、HDL(善玉コレステロール、回収屋)]、“中性脂肪とHDLの量は反比例”、“HDL減少注意”、血液検査(中性脂肪とコレステロールの基準値「総コレステロール値220mg/dl未満」「HDLコレステロール値40mg/dl以上」「中性脂肪値150mg/dl未満」)、血液肥満と関係の深い病気[高脂血症、動脈硬化、虚血性心疾患(狭心症、心筋梗塞)、高血圧症、脳血管疾患(脳出血、脳梗塞)、脂肪肝、糖尿病、急性膵炎、胆石症]、血液肥満を改善・予防するために[食べ過ぎを避ける、適度な運動をする、ストレスと上手につき合う、たばこ&お酒を控える、定期的に健康診断を受ける])
㊁血液肥満を予防・改善する食生活のポイント
(栄養バランスの良い食事をとる[食事バランスガイド]、タイプ別食事のとり方のポイント[中性脂肪値高い→お酒・炭水化物取り過ぎない、コレステロール値高い→コレステロール取り過ぎない、共通→エネルギー摂取量抑える、栄養素のバランス、動物性脂肪取り過ぎない]、標準体重[身長(m)²×22㎏]と適正エネルギー量[標準体重(kg)×体重1kg当たり必要なエネルギー量(kcal/kg)kcal]知る、外食する際の注意[メニュー選びと食べ方工夫、おにぎりとお惣菜でバランス取る]、積極的に取りたい栄養素[食物繊維(コレステロール値下げる)、IPA・DHA(肝臓で中性脂肪の合成抑制)、ビタミン(抗酸化作用)、ポリフェノール・カロテノイド(抗酸化力)]、とりすぎに注意したい食品[血液肥満対策(炭水化物、アルコール、高コレステロール食品)、高血圧等合併症予防(食塩)]、脂肪の質と選び方[飽和脂肪酸(コレステロール値上げる)、不飽和脂肪酸(コレステロール値下げる)]、血液肥満に役立つ特定保健食品)
㊂血液肥満を解消する食べ物&レシピ
(かぼちゃ、ブロッコリー、にんじん、春菊、モロヘイヤ、れんこん、ごぼう、きのこ類、じゃがいも・さつまいも、果物、こんにゃく、さば、まぐろ、いわし、はまち(ぶり)、レバー、大豆・大豆食品、切り干し大根、ひじき、海藻類、緑茶・ウーロン茶、とうがらし)
㊃血液肥満を解消する運動と生活習慣
(中性脂肪減らす運動の効果[脂肪燃焼してエネルギーに変える、筋肉を増やし太りにくい体作る]、血液肥満の改善に役立つ有酸素運動、筋肉を鍛え増やす無酸素運動、1日の運動量目安[150kcal/日、散歩75分、ランニング25分ぐらい]、運動は軽く汗ばむ程度の運動が適当、運動前後の脈拍数から判断、準備運動・整理運動欠かさずに、ストレッチで体ほぐす、体調が悪いとき(動機、頭痛、疲労感、吐き気、めまい、足がもつれる、冷や汗)は運動してはいけない、運動中に水分補給、おすすめの運動[ウォーキング、水中運動]、まずは生活の中で積極的に体を動かす習慣)
㊄病院での治療
(薬物治療が必要な場合[目的は動脈硬化の防止、薬の効果や目的をしっかり確認、飲み合わせにも注意、食事療法と運動の継続、指示された服用方法守る、定期健診受ける、薬は2種類[中性脂肪値下げる薬とコレステロール値下げる薬])
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『高血圧の予防と改善に役立つおいしい食べ物』佐藤ミヨ子監修|今日からできる!血圧下げるコツ!

日本人の死亡原因は1位がん、2位心疾患、3位脳血管疾患で、全死因の60%を占め、そのうち、心疾患と脳血管疾患は血管の病気であり、高血圧と密接な関係があります。それぞれは疾患の早期から血圧をコントロールすることにより予防や病気の進行、合併症などを抑制することが可能とされ、わが国の高血圧有病者3970万人、正常高値血圧者1520万人、合わせて5490万人と推定されるうち、病院で治療を受けている人は781万人(全体の約14%)、ほとんど外来での通院治療、そのほかの人は知ってか知らずか高血圧をそのまま放置しているということ。とりわけ、高血圧と食塩摂取量とは関係が深いと考えられますが、私たち日本人は食塩を多く取りがちで、日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン」で食塩摂取量1日7g→6gに対し、「H18年度国民栄養調査」では1日平均食塩摂取量11.2gとなって、特に中高年男性の摂取量が多いと報告される。血圧のコントロールには、食塩の取り過ぎ意外にも様々なことが関与し、本書では高血圧での基礎知識、血圧を下げるための食習慣のポイント、高血圧予防のレシピ、運動などを取り上げて掲載されている。
㊀高血圧とは?
(血圧とは血管壁にかかる血液の圧力、上の血圧[収縮期・最大血圧]、下の血圧[拡張期・最小血圧]、高血圧の診断基準[日本高血圧学会「高血圧治療ガイドライン」125/80mmHg未満を正常血圧とする]、高血圧を引き起こすメカニズム[血圧は「心拍出量×総末梢抵抗」、血圧を調整する自律神経、自律神経とホルモン、食塩過多も高血圧の原因[1日に必要な食塩量1.3g/日]、動脈硬化を進行させる高血圧[総末梢抵抗を高める動脈硬化[1血管にできた傷口から酸化されたLDLコレステロールが入り込む→2アテロームが作られ内壁がデコボコに→3修復作業の過程で血管が硬く肥厚していく]、高血圧が引き起こす合併症[脳や心臓や腎臓へのサイレントキラー、糖尿病や脂質異常症も注意]、どんな人が高血圧になる?[こってり濃い味が好き、肥満気味で運動嫌い、酒・たばこが好き、ストレスをためやすい、女性は閉経後に要注意]、血圧の測り方と薬物療法[血圧は自覚症状がないままひそかに進行する“サイレントキラー”、医療機関での血圧測定(測定前後は十分な睡眠、喫煙やコーヒーは控えトイレをすませ時間にゆとり、食事は1時間前にすませておく、白衣性高血圧に対し家庭での血圧チェックで毎日同じ時間帯の血圧を把握し健康管理)、薬物療法(血管を拡張させるカルシウム拮抗薬、動脈硬化はACE阻害薬、心疾患はβ-遮断薬、細動脈広げるα遮断薬等の降圧薬)])
㊁高血圧を予防・改善する食生活のポイント
(血圧を下げる食習慣のポイント[食塩制限(6g未満/日)、脂肪分の多い食べ物控える(悪玉LDLやコレステロール増やす不飽和脂肪酸多く含む動物性脂肪は動脈硬化促進、植物性脂肪も過熱で酸化されるとLDLコレステロール増やす原因)、野菜と海藻を毎日食べる(ビタミンやポリフェノールや抗酸化物質、ナトリウム排泄するカリウムやカルシウム、LDLコレステロールの排泄や肥満を防ぐ食物繊維)、積極的な水分補給]、積極的に取りたい栄養素[カリウム、カルシウム、マグネシウム、DHAとIPA、ビタミンC、ビタミンE、ファイトケミカル(イソフラボン、タウリン、アントシアニン、カテキンなど抗酸化作用強く動脈硬化に大きな予防効果)]、血圧を下げる減塩調理のコツ[香辛料と薬味の活用、だしでもの足りなさ補う、酢と柑橘類や香味野菜で減塩サポート、減塩は徐々に]、外食の注意点[外食は食塩過多、外食の中心は和食に、丼物避ける、加工食品の食塩に注意、汁物は具だけ食べる]、高血圧の予防と改善に役立つ特定保健用食品(トクホ)[「血圧が高めの方の食品」ペプチド類(血管収縮させるホルモン抑制、血圧下げる物質分解を阻止する働き)、杜仲葉配糖体(副交感神経刺激し動脈の筋肉やわらげ血管広げ血圧下げる)/杜仲源EX/小林製薬、カルピス乳酸アミールS、ペプチドおみそ汁/ヤマキ)])
㊂高血圧を予防・改善するおいしい食べ物
(そば[血管強くするルチン]、あじ[DHA・IPA]、いわし[いわしペプチド]、さば[タウリン不飽和脂肪酸]、さんま[良質なタンパク質]、まぐろ[優れた抗酸化力]、いか[アミノ酸・タウリン]、たこ[タウリンビタミンB]、こまつな[β-カロテン]、ほうれんそう[ビタミン・ミネラル]、アスパラガス[アスパラギン酸]、トマト[リコピン動脈硬化予防]、ピーマン[β-カロテン、ビタミンC]、ブロッコリー[ビタミンC]、にんじん[β-カロテン、リコピン]、かぼちゃ[β-カロテン、ビタミンC、E動脈硬化予防]、たまねぎ[抗酸化&ケルセチンポリフェノール血圧降下]、にんにく[イオウ化合物アリイン→脂質アリシンが血管拡張]、だいこん[自然の消化剤ジアスターゼ酵素]、れんこん[タンニンは胃腸トラブル、血管の浸透性高め高血圧に効果ある]、ごぼう[食物繊維の宝庫]、じゃがいも[加熱に強いビタミンC]、こんにゃく[低エネルギー食物繊維]、豆腐[カリウム、カルシウムが食塩を排泄]、納豆[大豆たんぱくとナットウキナーゼが高血圧予防]、しいたけ[エリタデニンのサラサラ効果]、きのこ類[糖質の酸化防ぎ、中性脂肪減らし、免疫力高めがん予防、動脈硬化予防、活性酸素抑える各種有効成分]、海藻類(不要物を追い出し高血圧予防する“掃除屋”)、りんご[高血圧予防のカリウムとコレステロール除くペクチン、活性酸素取り除くポリフェノール]、グレープフルーツ[ストレスに対処するホルモンの材料となる豊富なビタミンC]、バナナ[高血圧に不可欠なカリウム、マグネシウム]、種実類[バルミトオレイン酸で脳卒中等血管障害予防]、牛乳[2種のたんぱく質が血圧上昇抑える]、緑茶[カテキンの抗酸化作用と降圧作用]、酢[降圧作用、体脂肪抑え肥満予防、利尿作用で血圧上昇もたらすナトリウム排泄])
㊃高血圧を予防・改善するおいしいレシピ
(納豆おろしそば、青菜ご飯、いわしつみれ汁、あじなめろう、さんま蒲焼き、さばのカレー粉焼き、さばのカレー粉焼き、まぐろのカルパッチョ、たこのやわらか煮、イカのピカタ、アスパラと牛肉のオイスターソース炒め、豚肉の柳川風、かぼちゃとりんごのサラダ、切り干し大根のサラダ、なすのしぎ焼き、夏野菜の天ぷら、ブロッコリーのにんにくソテー、こまつなのからし酢あえ、きのこのマリネ、切りこんぶの煮つけ、ビシソワーズグレープフルーツゼリー、バナナとごまのジュース)
㊄高血圧を予防・改善する生活習慣
(布団の中で深呼吸、冬の朝は要注意[血圧の上昇(寒さによる皮膚血管収縮、寒さによるストレス解消のため血流増え血圧上昇)での心筋梗塞や脳卒中]、血圧上げない入浴法、ストレス解消して血圧下げよう、運動で血圧下げよう)
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『コレステロールを下げるおいしい食べ物』小川晶子監修|コレステロールと上手くつきあうコツ

最近の国の死因の1位が悪性腫瘍(がん)、2位心疾患、3位脳血管疾患となっていて、2位と3位の心疾患や脳血管疾患が、いずれも血管がもろくなる「動脈硬化」引き起こされる動脈硬化疾患という視点に立てば、動脈硬化疾患はがんにも匹敵する恐ろしい病気で、4位以下の腎臓疾患や糖尿病も動脈硬化に由来する疾患であると考え合わせれば、死亡原因のトップ動脈硬化といいかえることもできる。この動脈硬化を引き起こす原因のひとつがコレステロール、血液中はじめ体内のいたるところに存在する脂質の一種で、生命維持に欠かせない重要な物質ですが一定の基準を超えて多くなると、血管の内壁に悪影響を及ぼして動脈硬化を進行させる。コレステロールを減らして動脈硬化を予防するには、運動や禁煙など生活習慣の改善が必要ですが、重要なのが食生活の見直しが必要で、摂取エネルギーを適正化して肥満を解消し、コレステロール値を上げる脂肪の摂取を控え、コレステロールの排泄を促す成分、コレステロール値の低下に役立つ抗酸化物質を積極的に取ることがコレステロール値を下げるためのポイントで、動脈硬化を改善するカギとなる。本書は、コレステロールとはいったい何かといった基礎知識を説明、コレステロール値の低下に役立つ食品を具体的に取り上げ、それらに含まれる成分や働きについて紹介。
㊀コレステロールってどんなもの?
(生命維持に欠かせない脂質の一種、2/3は体内で合成される、胆汁酸となって排泄、過剰摂取されると調節がきかなくなる、コレステロールを運ぶピポたんぱく[悪玉LDL[コレステロール運び屋]と善玉HDL(回収屋)]、LDLを増やす中性脂肪、高コレステロールが招く動脈硬化[LDLを酸化させる活性酸素→体内で有毒化する酸化LDL→酸化LDLが動脈硬化引き起こす]、動脈硬化が引き起こす病気[心臓の冠状動脈→狭心症や心筋梗塞、脳→脳梗塞、手足の末梢動脈→間欠性跛行(壊疽)、腎臓の細動脈→腎硬化症など]、こんな人が高コレステロール[食べ過ぎと肥満、脂っこい食事、お酒の飲み過ぎ、遺伝的な素因、女性は閉経後高くなる、食が偏った子どもの脂質異常症は深刻])
㊁コレステロールを下げる食習慣
(こんな食生活を心がける[バランスよく食べる、摂取カロリーに注意、摂取すべきエネルギー量の算出法、調整や配慮で楽しい食事]、やってはいけない食習慣タブー[食事を抜く、ケーキ・スナック菓子の間食、遅い食事と夜食、早食い・ドカ食い、動物性脂肪控える、植物油とのつきあい方、コレステロールは300㎎/日以下に、控えたい高コレステロール食品一覧、外食・コンビニ食のエネルギー量(kcal)と食塩相当量(g)]注意、)
㊂コレステロールを下げるおいしい食べ物
(玄米・胚芽米、そば、大豆、大豆加工品、かぼちゃ、にんじん、トマト、ほうれんそう、ピーマン、ブロッコリー、こまつな、アスパラガス、じゃがいも、やまいも、だいこん、[]ごぼう、[水溶性植物繊維グルコマンナンがコレステロールを強力に抱え込む]こんにゃく、[コレステロール値改善]たまねぎ、[コレステロールや中性脂肪を強力に分解し血流スムーズにするアリシン、食べ過ぎは腸の善玉菌減]にんにく、[血栓予防、DHAとIPAの酸化予防にさくは食べる直前に切るのがベスト]まぐろ、[抗酸化作用サバペプチド、DHAとIPAは150℃以上で調理ダメ→酸化された過酸化脂質になる]さば、[不飽和脂肪酸DHA+IPAと抗酸化ビタミンE]さんま、[イワシペプチドはコレステロール低下+血圧降下]いわし、[不飽和脂肪酸と余分なコレステロール排泄するタウリン]あじ、[最強の抗酸化力アスタキサンチン]さけ、[胆汁酸排泄する水溶性植物繊維のアルギン酸]こんぶ・わかめ、[タウリン豊富は交感神経抑制]かき、[カキに次ぐタウリン量]いか、[コレステロール分解するタウリン豊富]たこ、[強力に悪玉コレステロール減らし善玉コレステロール増やす]しいたけ、[シメジは血栓予防効果、酸性多糖は善玉コレステロール改善]きのこ類、[ビタミンCと水溶性食物繊維ペクチン等]グレープフルーツ、[ペクチンが中性脂肪減らす]りんご、[抗酸化ビタミンCとE]キウイフルーツ、[カルシウム不足は動脈硬化促す]牛乳、[カテキンの抗酸化力]緑茶)
㊃コレステロールを下げるおいしいレシピ
㊄コレストロールを下げる生活習慣
(運動不足を解消[運動はLDL減らす]、簡単にできる効果的な運動[足踏み、腕降り、踏み台昇降]、禁煙の習慣は不可欠!?[善玉HDL減らすニコチン、 血管を痛める一酸化炭素、抗酸化物質損なわれる、副流煙]、 ストレスを解消[ストレスはLDL増やす、食事や休養とる具体的生活習慣、ストレス源の性格部分や周囲の環境を改めたり、映画や音楽やスポーツや誰かと話すなどのリラックス法確保、正しい入浴とよい睡眠])
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『英語力はメンタルで決まる 自分が変わる英語学習のコツ26』西田大著(アルク)

正しい英語勉強法×正しいマインドセット=英語力と人生がパワーアップ、毎日仕事で忙しくて時間がない、でも英語力を何とか上げたい!「大人のための正しい英語勉強法」と「英語と向き合う正しいマインドセット」を身につければ、最大限の効果で確実に英語力をアップできる!人生が変わる!
① まず押さえておきたい英語学習の基本6(基本1「必死に頑張る感覚」を身に着ける、基本2英語学習は「質より量」が大切、基本3英語学習を「ルーティン化」する、基本4「すぐ始める」を習慣化する、基本5学習成果を「数値化」する、基本6「すぐ結果は出ない」ことを理解しておく)、②忙しい社会人だからこそ覚えておきたい英語学習の心構え5(心構え1毎日をテスト前にしてしまう、心構え2いつでもどこでも勉強できるメンタルを作る、心構え3「使えるテキスト」の選び方、心構え4留学はきっぱり諦める、心構え5モチベーションを維持するコツ)、③大人のための間違いない英語学習法6(英語学習法1暗記のいらない英語学習?そんなものはありません、英語学習法2「英単語」は英語学習の中心にある、英語学習法3大人だからこそ「英文法」を勉強する、英語学習法4リスニング学習の正しいやり方、英語学習法5英語学習の正しいやり方、英語学習法6音読学習の正しいやり方)、単語を覚えるならこの本、英文法を体にしみ込ませるならこの本、聞く力を鍛えるならこの本、音読を極めるならこの本、読む力をつるならこの本使い倒せ!)、④大人が受けるべき英語の試練2(英語の試練1社会人だからこそ英検を受験する、英語の試練2大人が受ける英語の試練といえばTOEICは外せない、英検準1級を目指すならこの本、TOEIC800点目指せ!公式問題集以外ならこの本を使い倒せ!)、⑤大人だからこそ使いこなしたい英語学習のツール2(英語学習ツール1オンライン英会話で徹底的にアウトプット、英語学習ツール2TED Talksであるテーマを選ぶ)、⑥やっぱり英語で話したい人のためのヒント5(話すヒント1「TOEIC990点でも英語が話せない」は本当、話すヒント2日常英会話は実は非常に難しい!話すヒント3「英語ペラペラ」の定義をはっきりさせる、話すヒント4英語で話すための効果的な効果的なトレーニング方法、話すヒント5小さなミスにこだわらず、とにかく話す!)。

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『イーオンのTOEIC[レジスタードトレードマーク]テスト満点教師11人が教える「超」勉強法』イーオン編著

英会話イーオンの77人のTOEIC[レジスタードトレードマーク]テスト満点教師のなかから選ばれたトップ集団11人が、授業でしか教えていなかった究極の英語勉強法をすべて公開!企業向けの英語研修でも実績続出!学生からビジネスパーソンまで得点力アップ!! 本書で紹介している英語勉強法の効果!「356点だったスコアが650点に上がりました。」わずか1ヶ月半という短期間で295点もアップしたのです。」「260点だったスコアが520点まで、3ヶ月で260点も上がりました」「470点だったスコアが685点まで伸びました。リスニング95点、リーディング120点で、合計215点もアップしたのです」「630点だったスコアが785点まで伸びました。3ヶ月で155点のアップです」。たくさんの方々の中のほんの一例。誰もが簡単に実践でき、しかも成果が出せる勉強法、驚くほど英語が伸びていきます、スコアアップに最短でたどり着く方法、レベルに関係なく、あらゆる方に役立てていただけます。
1時間目:短期間で集中的に単語を覚える[基本単語](2反単語記憶法:短期間で集中的に英単語を覚える方法とは? なぜ英単語はなかなか覚えられないのか? 2反単語記憶法の進め方とは? 2反単語記憶法をうまく進める方法、短期間で集中的に覚えるコツ、2反単語記憶法の計画の立て方、英単語集の選び方のポイント、まとめ)
2時間目:覚えた単語を使えるようにする[単語応用](単語推理法:英単語をわかって使えるようにする方法とは?なぜ英単語は自然に使えないのか?単語推理法の進め方とは!?単語推理法をうまく進める方法、まとめ)
3時間目:文法の基本を短期間で身に着ける[文法](IO文法強化法:短期で総合的に文法力を上げる方法とは!?IO文法強化法とは?IO文法強化法の進め方とは?IO文法強化法をやってみよう!IO文法強化法を続けるためのコツ、参考書や問題集の選び方ポイント、まとめ)
4時間目:集中的に構文力を身につける[構文](英文を瞬時に正確につくれるようになる方法とは!?丸暗記構文強化法の進め方とは!?丸暗記構文強化法をやってみよう!覚えづらい構文をうまく丸暗記する方法、参考書の選び方のポイント、覚えておきたい構文一覧、まとめ)
5時間目:飛躍的にリスニング力を伸ばす[リスニング](弱点克服リスニング強化法:短期間でリスニングを伸ばすには!?弱点克服リスニング強化法の進め方とは!?参考書の選び方のポイント、まとめ)
6時間目:リーディングのスピードを上げる[速読基本](英語順リーディング法:短期間でリーディング力を上げるには!?英語順リーディング法の進め方とは!?英語順リーディング法をうまく進める方法、まとめ)
7時間目:読む速さをネイティブ並みにする[速読応用](超速リーディング:戻り訳を完全になくしスピードを上げるには!?超速リーディング法の進め方とは!?参考書の選び方のポイント、まとめ)、ホームワーク:多聴・多読で英語力を伸ばす(ホームワーク1:洋画や海外ドラマで英語を多聴する[洋画・海外ドラマ活用法]、洋画や海外ドラマは英語学習にどれだけ使える!?洋画や海外ドラマの選び方とは?洋画や海外ドラマの活用法とは!?おすすめの洋画や海外ドラマ、1まとめ、ホームワーク2:ニュースで英語を多聴する[英語ニュース活用法]、英語ニュースは英語学習にどれだけ使える!?英語ニュースの選び方とは!?英語ニュースの活用法とは!? 2まとめ、ホームワーク3:洋画を英語で多読する[洋書活用法]、洋書は英語学習にどれだけ使える!?洋書の選び方とか!?洋書の活用法!? 3まとめ、ホームワーク4:洋楽で英語多読する[洋楽活用法]、洋楽は英語学習にどれだけ使える!?洋楽の活用法とは!? 4まとめ)。

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『人生、寝たもの勝ち』ポール・マーティン著、奥原由希子訳(ソニーマガジンズ)

良く生きるための眠り、眠る人には福が来る、たっぷり眠ると…、寿命が延びる、事故に遭わない、免疫力が向上する、記憶力がよくなる、スムーズな人づきあいができる。
眠りは人をもっと夢中にさせる快楽、あなたは「ヒバリ型」か「フクロウ型」か?ビートルズの「イエスタデイ」は夢から生まれた、眠りは脳のメンテナンス作業だった、「金縛り」はだれのしわざ?眠りを削って働くことは、ほんとうに偉いのか?「よい眠りを得るための22か条」つき!睡眠の質や量が不足すると気分が落ち込んだり、仕事の能率が下がったり、人間関係にひびが入ったり、健康を害したりして高い代償を払わされる、なのにわれわれは、いつだってそれを、なにか他のもののせいにしている。「あなたに足らないのは、活力を保つ薬味、眠りです。」―ウィリアム・シェイクスピア『マクベス』。
【眠り】 ①人は一生の間に25年眠る(産業が発達し眠りは軽んじられていく、虫も鳥も魚もみな眠る、眠りは人をもっと夢中にさせる快楽)。 【睡眠不足】 ②睡魔と闘う人々(世界中の人が睡眠不足である、利便性が人々から睡眠を奪う、電灯の発明が眠れぬ夜をつくりだした、ドライバーは時速100キロで眠る、パイロットは上空1万メートルで眠る、医者は眠りながら診察する、政治家は極度の睡眠不足のまま世の中を動かす、チェルノブイリ原発事故の犯人は睡眠不足だった)、③睡眠不足による危機(睡眠不足度を測る実験、太平洋横断飛行は睡魔との壮絶な闘いだった、一晩の徹夜でどれだけイライラするか、眠りの足らない人は酔っ払いに似ている、「眠らない」競争の記録保持者たち)、④睡眠不足が肉体をむしばむ(睡眠?奪は100%の死を招く、一晩眠らないだけで免疫システムが壊れる、ナチスの歴史的敗戦の裏に睡眠不足という難敵)。 【メカニズム】 ⑤レム睡眠とノンレム睡眠のしくみ(眠りに落ちる瞬間、なにが起きているか?体温調節が安眠のカギを握る、眠りにはいくつかの決まった段階がある、レム睡眠という名のワンダーランド、人間は90分の睡眠周期を待つ、目覚めはどのようにして訪れるのか?)、⑥暗くなったら眠くなる(ヒトはなぜ夜、眠るのか? 眠りのサイクルを統制するホルモン、あなたは「ヒバリ型」か「フクロウ型」か? 遺伝子によって決められている眠りのかたち)、⑦眠りにともなう人体の変化(睡眠中、ペニスは必ず勃起する、動物はなぜ、あくびをするのか?)、⑧眠りの友と敵(眠気さましの王者「カフェイン」、アルコールは人を眠りへと誘うか? タバコは睡眠を妨げる、チーズは悪夢を引き起こす? 運動すると眠くなる? 騒音はどれだけ眠りを妨害するか、シフト勤務は重大な病の引き金に、眠り薬―人間が探し求めてきたもの、電磁波は睡眠にどう影響する?)。 【夢】⑨夢と現実の境界線(夜と体験する「第二の人生」、昼間の現実と夜の夢はどこまで関係しているか? 夢は未来を暗示している? フロイトの「夢判断」を読み直す)、⑩大いなる夢の力(ビートルズの「イエスタデイ」は夢から生まれた、すばらしき明晰夢―夢を自在に操る人々)。【一生】 ⑪卵から墓場まで(赤ん坊はどのように睡眠パターンを獲得していくか、寝不足の子どもたち、あくびする若者たち、老化は人を「ビバリ型」に変える)、⑫人はなぜ眠らなければいけないのか(眠りは生物学的な戦略だった、レム睡眠は脳のメンテナンス作業、徹夜するより眠った方がよりよく記憶する)。【トラブル】 不眠症という悪夢(堪えがたい頭の冴え―不眠症とはなにか、羊を数えても眠れない―不眠症の治療法)、⑭夜の病気たち(歩きながら、話しながら眠る人たち―夢遊病、「金縛り」はだれのしわざ?―睡眠麻痺、真夜中の饗宴―夜間摂食症候群、びしょぬれのシーツ―夜尿症、傷む頭、きしむあご―偏頭痛と歯ぎしり症、睡眠不足で胃壁が傷つく、うつ病には「眠らない」という治療法、夜中の突然死は午前三時に起こりやすい、たちの悪い病―ナルコレプシー)、⑮自分も他人も痛めつける「いびき」(いびきはどこから響いてくるか? 恐るべき睡眠時無呼吸症候群)。【快楽】 ⑯寝床―人生にはなくてはならぬもの(ウォーターベッドは3000年前に生まれた、大切なのはベッドを共にする相手である)、⑰睡眠のすばらしさを再考する(眠りを削って働くことは、本当に偉いのか? うたた寝の効果は絶大、眠ることは忘れることの魔法、よい眠りを得るための22か条、眠りを称えよ)。

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『Google AdSenseマネタイズの教科書[完全版]』のんくら(早川修)、a-ki、石田健介、染谷昌利著

長く使われるサイトだけが習得できる「マネタイズ」、プロが教える10年先も安定して稼ぎ続ける50の王道、長期間アクセスが集まり続ける「テーマ」の選び方、読者にも検索エンジンも好まれる「サイト構築法」、「ストック情報」をメインとしたサイトの安定運営法、「オーソリティ(権威)サイト」で信頼と権威性を積み重ねよう。「なぜ、あのサイトはうまく行っているのか?」と一度でも思ったら読むべし!「オーソリティサイトの構築」「AdSense収益向上策」「収入が安定するAdSense戦略」という3つのテーマに沿って「10年後も生き残るAdSense戦略」というセミナーがきっかけで、Ad Sense(Google AdSenseはGoogleの提供しているコンテンツ連動型広告配信サービス、コンテンツ向けAdSense 検索向けAdSense 動画向けAdSense ゲーム向けAdSense といった4つの種類がある)をテーマにした本を書いた。
① 長期アクセスが集まり続ける「テーマ」の選び方(AdSenseに「向く」「向かない」テーマの選び方を知る)
Google AdSenseは大きく稼げない? 収益は「上げる」より「維持」が難しい、「数が勝負」の考え方では大きく稼げない「質」重視、アクセス数は「テーマ選び」で9割決まる、テーマが決まったらやるべきこと「市場調査」「見積収益額」指標。
② アクセス数が安定させる(SEO戦略(Google独自のアルゴリズムをコンテンツに盛り込むこと)」
検索ユーザーだけに頼っているとアクセスはいつまでたっても安定しない→リター二ングビジター増やす、順位を上げてアクセス数を集める具体的なノウハウ、Googleのアルゴリズムを意識したコンテンツ作り、ロングテールを狙うものではなく結果的に拾われるもの、アクセスが多い複合ワードを狙う、検索結果の1ページ目に入ったら次は上位を狙おう、順位決定に最も影響するユーザーの行動とは?(目的が達成されたところで読むことをやめる)、検索結果で自分のサイトのクリック率を上げるコツ(ページタイトル→使う用語、質問&答えワード、短く簡潔)、記事には答えておくだけでなく質問も記載する、即離脱を減らして順位を上げる(キャッチーなタイトルとリード文、ページ内リンク(目次)、ファーストインプレッションで違和感ないデザイン)、サイトの滞在時間を延ばす方法(テーマ逸脱なくす、画像をうまく利用、視覚で答えを伝える)、SEO戦略のまとめ(Googleだけでなくユーザーを向いてコンテンツを作る、他にはないコンテンツ、ユーザーと検索の両方を意識したサイト作り)。
③ 読者にも検索エンジンにも好まれる「サイト構築法」(ナンバー1でなくオンリー1のコンテンツ作成)
良質なコンテンツっていったい何?(情報の信ぴょう性、信用性、サイトの専門性、網羅性)、 リピーターを増やし安定するサイトを目指そう(読まれているか?)、「コンテンツの表示速度が重要」の本当の理由とは?(インプレッション)、長文記事、目次の役割と項目の最適化、サイトデザインとユーザビリティの考え方(万人に好まれるデザイン、Web業界のルールに適合)、理想的なサイト構造とは?(ハイブリッド構造でプランニング)、これからの時代はコンセプトや構造が優れたサイトが生き残っていく(検索に強いサイト構造)、ハイブリット構造とは? 10年先も生き残るAdSenseサイト構築(サイト内コンテンツに共通ルール、キーワード整理、トップページ作成に基本ルール、トップページにAdSense広告なしでもいい、まとめページ作成の基本ルール、分類の仕方、サイズ、タイトルの付け方、まとめページのAdSense広告は自然な形で貼る、記事ページ作成の基本ルール、タイトルの付け方、人の心を引きつける要約、記事内の区切りと見出しの基本ルール、時系列、キーワード重複する記事ページは作らない、記事ページのAdSense広告で収益増やすには広告クリックさせて意図的に離脱させる、記事ページ出口は広告貼る枚数増やす)、各コンテンツを公開した後にチェックしておくこと(見直しと修正、コンテンツの優先順位、まとめページにバランスよく記事を入れる、定期的に下層の記事ページを増やす、コンテンツ画像にクリック率上がる工夫)。
④ 稼ぎ続けるための「AdSense」の運営方法(「稼ぎ続けるサイト」を目指すためのAdSense運用について)
インターネット広告の市場動向(広告市場とAdSenseの変化、インフィード広告に関する調査、AdSense広告の種類)、ディスプレイ広告からネイティブ広告へクリック率、ネイティブ広告とは何か?(ネイティブ広告の分類)、 AdSenseネイティブ広告の活用方法(インフィード広告と記事内広告の活用方法と実装方法)、でぃずプレイ広告の活用方法(リンク広告とレスポンシブ広告、モバイルサイトの最適化)、自動広告の活用方法(自動広告のメリット、デメリット、活用方法、ページ単位の広告、自動広告の展望)、レポートの見方、効果検証の方法(PDCAとは何か? 広告ユニットの定義、作成、管理画面(レポート)の用語の定義、見方、AdSenseのトレンドを見るためのレポート[入札単価タイプ、広告ネットワーク、ターゲットのタイプ、配信された広告の種類、広告ユニットレポート、効果検証のやり方、施策案の検討)。
⑤ 「オーソリティサイト」になって信頼と権威を積み重ねよう(「情報サイト」を構築、その考え方を紹介)
オーソリティサイトとは何か?(1番に思い出してもらえるようになれば「サイトがオーソリティ化している」といえる)、 情報が主役のサイト(=情報サイト)を作ろう(ブログだけでは物足りない、受動的なユーザーと能動的なユーザー、コンテンツを最適化して情報サイトを構築)、テーマ設定と情報収集(一次情報と二次情報)、フロー情報とストック情報(フロー情報とストック情報の違い、2つを混ぜてはいけない、サイトの安定運営にはストック情報が重要)、アウトプットを3形態で考えてみよう(ブログ型コンテンツ、完結型コンテンツ、ツール型コンテンツ)、3つの形態を組み合わせる(優れた情報サイトは「広さ」「深さ」「速さ」を満たす、データベース部分を作る、まとめコンテンツで横串、トップページの役割[ナビゲーションの起点])、競合対策の考え方(「弱者の戦略」ランチェスター戦略を応用する、テーマの絞り込みは大きなマーケットから、テーマの絞り込みと切り口の関係、伸びているものを伸ばす、小さな一番を積み重ねる、強者の戦略、ミート戦略で包み込もう、ユーザーに有益な情報の文化圏を作る、自身の役割を見つけ磨き上げよう)。
⑥ 10年先も安定して稼ぐために(核となる考え方、困難に立ち向かうためのメンタルの保ち方と解決法)
リスクヘッジを意識したサイト運営(稼げるサイトのみに固執するのはリスクが高い、人気カテゴリーをスピンアウト、同じテーマを別ドメイン横展開)、サイトの弱点を補って安定したアクセスを集めよう(常に「逆転の発想」でサイトを作成する意識、弱点を克服してアクセス安定化、相反するテーマでサイトを作りピークをずらす)、AdSenseの最大の敵は一喜一憂する自分(サイトが完成するまでは集中して作業、結果を気にするといい文章が書けない、結果を気にせず淡々と記事を入れていこう)、躓きそうになったときの対処法(収益のためでなくユーザーのためにサイト運営する気持ち大切に、他人と比較しない、最後までやりきるという決断)、サイトが安定する情報が集まる思考(自分がほしい情報のアンテナを常に立てる)、アクセスが集まるオーソリティサイトを作ることで可能性が広がる(ユーザーは記事を誰が書いたのかを見ている、特定のユーザー層が集まるネットワークを作る)。

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『カーネギー話し方入門』D・カーネギー著、市野安雄訳

How to Develop Self-Confidence and Influence People by Public Speaking
あなたの人生は、もっとゆとりがあり、もっとエキサイティングで、もっと実り多いものであっていいはずだ。座っていれば筋道を立てて考えられることが、聴衆を前にして立つとそれができなくなってしまうことなどあり得ましょうか?そんなことなく、大勢の人を前にした方が頭がよく働くはず、聴いてくれる人がいるということが、あなたを刺激しあなたの気持ちを高揚させる、スピーチをする人ならたぶん、だれでも、目の前に聴衆がいるというそのことは頭の働きを明晰で鋭敏にする刺激とインスピレーション与えてくれる。人前であがらないためのテクニックは、人生のいろいろな場面であなたの力になることでしょう。
「友を得、人々に影響を与える」ことと同異義語のように見られてきたデール・カーネギーの名前、『Public Speaking and Influencing Men in Businessパビリック・スピーキング、およびビジネスに従事する人々に影響を与える』と題する本をすでに著わし、世界でも有名な≪効果的な話し方と人間関係についてのデール・カーネギー・コース≫の公式テキストとして現在でも使われ、YMCAの話し方教室でも役立ってきました。「デール・カーネギー・コース」は今では世界中にその理念を広め、卒業生はすでに100万人以上に達し、各人の埋もれた資質を引き出すことによって、より積極的で、より幸福で実りのある人生を実現するための、お手伝いをしている。
① 勇気と自信を養う(1よい話し手になろうという一途な執念をもつことから始める、2話そうとする内容を知りつくす、3あえて自信ありげに振舞う、4一にも練習、二にも練習)
② 自信は周到な準備から(正しい準備のしかた、失敗しようのないスピーチ、準備とはいったい何か、イエール大学神学部長の賢明なアドバイス、リンカーンはどのように演説の準備をしたか、どうやってスピーチの練習をするか、余力の秘密)
③ 有名演説家はどのように準備したか(ある入賞スピーチの構成、コンウェル博士のスピーチ構成法、有名人のスピーチ構成法、ひとりでメモと遊ぶ、スピーチをする時にメモは必要か、丸暗記はダメ、アポマトックスでのグラント将軍、リンカーンが「ひどい怠け者」と農民に思われたわけ)
④ 記憶力を増進する(なぜ桜の木に気づかなかったのか、リンカーンが音読したわけ、マーク・トウェインのメモなしスピーチの秘訣、新約聖書ほど大部の書物を暗記するには、効果的な反復法、ウィリアム・ジェームズ教授による記憶力増進の秘訣、名前の覚え方、年号の覚え方、スピーチの要点を覚えるには、万一、立ち往生した時、記憶力を全面的に改善するのは無理)
⑤ スピーチの改善に欠かせないもの(根気が肝心、ひたすら取り組む、努力は必ず報われる、ワイルダー・カイザー峰の頂上をめざして、勝利への意志)
⑥ 上手な話し方の秘訣(「話のしかた」(delivery)とは? 上手な話し方の秘訣、自動車王フォードのアドバイス、人前で話す時、あなたはこういうことしますか? 1重要な言葉を強調し、重要でない言葉は軽く言う、2調子を変える、3話す速度を変える、4重要なポイントの前後に間を置く)
⑦ 話し手の態度と人柄(聴衆を引きつける人と、引きつけない人との違い、服装が与える心理的影響、グランド将軍の痛恨事、話し始める前から、われわれはすでに値ぶみされているのだ、聴衆を一カ所にかためる、ポンド少佐、窓を叩き割る、光あれかし―汝の顔の上に、壇上にはよけいなものを置かないこと、来賓を壇上に上げない、席につくテクニック、落ち着き、「ジェスチャー」の名で教えられる愚かしくもこっけいな身ぶり、役に立ちそうな提案)
⑧ スピーチの始め方(“ユーモラスな話”でスピーチを始めるのは要注意、お詫びの言葉で始めてはいけない、好奇心をかきたてる、ちょっとした話ではじめてみては? 具体的な例を引いて話し始める、何か品物を見せる、何か質問をする、だれか著名人が発した質問を話の出発点にしては? テーマが聞き手の最大の関心事と結びつくように話を持っていく、ショッキングな事実は注意を引きつける力を持ってる、一見何げない出だしの効用)
⑨ スピーチの終わり方(言おうとする要点をまとめる、行動を呼びかける、簡潔な、心からのほめ言葉、ユーモラスな終わり方、詩的な言葉の引用で締めくくる、聖書からの引用の威力、クライマックス、足のつま先が地面に触れたら…)
⑩ わかりやすく話すには(たとえを用いて話をわかりやすくする、専門用語は避ける、リンカーンの話がなぜわかりやすかったか、視覚に訴える、ロックフェラーと硬貨の話、大事なことは別の言葉で言い換える、一般的な例と具体的な例を使う、野生のヤギと張り合ってはいけない)
⑪ 聴衆に興味を起こさせる方法(硫酸はあなたとどんなかかわりがあるか、人間がこの世で最も関心を持つ三つのこと、座談の名手になるには、200万人の読者を獲得したアイデア、つねに関心をとらえて離さないスピーチの題材、具体的に話すこと、絵を目の前に浮かび上がらせるような言葉、関心を引きつける“対照の妙”、興味は伝染する)
⑫ 言葉づかいを改善する(言葉の使い方についてのマーク・トウェインの秘訣、あなたが使う言葉の陰にあるロマンチックな物語、一つのセンテンスを104回書き直す、使い古された言い回しを避ける)
訳者あとがき

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『マンガで読み解くカーネギー話し方入門』デール・カーネギー著、歩川友紀脚本、青野渚漫画

やさしく学べる人前で話す秘訣、自信を持って人前で話せるようになれば、きっと、新たな人生が開ける!D・カーネギー原作のマンガ化第3弾『カーネギー話し方入門』の全原則を織り込んだオリジナル・ストーリーで、やさしく学ぼう。
主な登場人物:盛田杏菜22歳(女子大生、就活中の大学4年生だが、面接模試が苦手でことごとく失敗、、卒業がせまり、あせりを通り越して自暴自棄になる)、大島愛17歳(女子高校生、サッカー日本代表候補として将来を嘱望され、アイドル的人気を誇る高校生、インタビューの受け答えがうまくできず悩む)、宮本真一33歳(トラック運転手、強面で無愛想な性格が災いし、とても人当たりが悪いが、その実、慎重派で無事故無違反の超優良ドライバー)、品田由子30歳(主婦、引っ込み思考で極度の緊張癖をもつ主婦が、よりによって人前でしゃべり、大勢の人をまとめる役目を引き受けてしまう)、藤原健人31歳(大学助教、若手研究者としての非常に有能ながら、学生時代から人前で発表すると支離滅裂になって大失敗という悪癖が直らない)、五十嵐要31歳(ラジオDJ、話し方専門店主宰、大学卒業後、職を転々として腰の定まらない中、ふとしたきっかけで出会った人たちに話し方を教えることに…)
◎プロローグ(人前でうまく話せない:コラム D・カーネギーはなぜ『話し方入門』を書いたのか)、〇第1話(まずは自分らしい話題を集める:まとめ―「勇気と自信を養う」「自信は周到な準備から」)、〇第2話(丸暗記はダメなのか:まとめ―「有名演説家はどのように準備したか」「記憶力を増進する」)、〇第3話(何を話すでなくどう話すか:まとめ―「スピーチの成功に欠かせないもの」「上手な話し方の秘訣」)、〇第4話(話の出だしが成否を分ける:まとめ―「話し手の態度と人柄」「スピーチのはじめ方」)、〇第5話(上手な締めくくりかた:まとめ―「スピーチの終わり方」「わかりやすく話すには」)、〇第6話(退屈させない話し手になるには:まとめ―「聴衆に興味を起こさせる方法」「言葉使いを改善する」)、◎話し方から新たな人生が開ける
巻末資料『カーネギー話し方入門』全原則一覧

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『Ⅾ・カーネギー 道は開けるHow to Stop Worrying and Start Living』デール・カーネギー著、香山晶訳

本書『道は開ける』はあらゆる人間に共通する「悩み」の実態とそれの克服法を述べたものであり、『人を動かす』とともに、この2つのテーマこそカーネギーが生涯追い続けた問題ではなかったかと思われ、人間は「悩み」や「業」のために長年苦しめられ、人生の、特に若い年代のエネルギーを生涯に費やしてきた。この悩みを止め、そのエネルギーを人間本来の「幸福」な生活をはじめるために使うことの絶好の伴侶として、本書は今後とも読み継がれていくことを信じて疑わない。
◎序―本書の生い立ち、本書から最大の成果を得るための9か条
①悩みに関する基本事項(今日、一日の区切りで生きよ、悩みを解決するための魔術的公式、悩みがもたらす副作用)
②悩みを分析する基礎技術(悩みの分析と解消法、仕事の悩みを半減させる方法)
③悩みの習慣を早期に断つ方法(心の中から悩みを追い出すには、カブトムシに打ち倒されるな、多くの悩みを締め出すには、避けられない運命には調子を合わせる、悩みに歯止めをかける、おがくずを挽こうとするな)
④平和と幸福をもたらす精神状態を養う方法(生活を転換させる指針、仕返しは高くつく、恩知らずを気にしない方法、百万ドルか、手持ちの財産か、レモンを手に入れたらレモネードをつくれ、2週間でうつを治すには)
⑤悩みを完全に克服する方法(私の両親はいかにして悩みを克服したか)
⑥批判を気にしない方法(死んだ犬を蹴飛ばすものはいない、非難に傷つかないためには、私の犯した愚かな行為)
⑦疲労と悩みを予防し心身を充実させる方法(活動時間を一時間増やすには、疲れの原因とその対策、疲労を忘れ、若さを保つ方法、疲労と悩みを予防する4つの習慣、疲労と悩みの原因となる倦怠を追い払うには、不眠症で悩まないために)
⑧私はいかにして悩みを克服したか(突然私を打ちのめした6つの苦悩[C・I・ブラックウッド]、私は1時間以内で楽天家に変身できる[ロジャー・W・バブソン]、私はどのようにして劣等感から抜け出したか[エルマー・トーマス]、私はアラーの楽園で暮らした[R・V・C・ボドレー]、私が悩みを克服した5つの方法[ウィリアム・ライアン・フェルプス]、昨日も耐えた、今日も耐える[ドロシー・ディックス]、翌朝まで生き延びられるとは思わなかった[J・C・ペニー]、体育館でパンチング・バッグを打つかハイキングに出かける[エディー・イ―ガン]、私は「バージニア工大出身の悩める男」であった[ジム・バードソル]、私はこの一節によって生きてきた[ジョセフ・R・サイズ―博士]、私は底まで落ちて生き残った[テッド・エリクセン]、私は世界一の間抜けだった[パーシー・H・ホワイティング]、私は常に兵帖線を確保した[ジーン・オートリー]、私はインドで神の声を聞いた[E・スタンレー・ジョーンズ]、保安官が玄関から入って来た時[ホーマー・クロイ]、悩みこそ最大の強敵だ[ジャック・デンプシー]、孤児院に入れられないようにと神に祈った[キャメロン・シップ]、皿洗いする妻の姿から悩みの解消法を知った[ウイリアム・ウッド]、私は答えを発見した[デル・ヒューズ]、時間が多くのことを解決してくれる[ルイス・T・モンタント]、私は口を利くことも指一本動かすことも禁止された[ヨーゼフ・L・ライアン]、我こそは偉大な追放者である[オードウェイ・ティード]、悩み続けていたら、とっくに墓場へ行っていた[コニー・マック]、胃潰瘍や悩みと縁を切るのに職業と心構えを改めた[アーデン・W・シャープ]、私は縁の信号灯を求めている[ジョセフ・M・コッター]、ロックフェラーはいかにして寿命を45年も延ばしたか、くつろぐことを知らない人間は自殺に向かっている[ポール・サムソン]、本当の奇跡が私に起こった[ミセス・ジョン・バージャー]、フランクリンはいかにして悩みを克服したか、悩みのために18日間も固形物を口にしなかった[キャサリン・H・ファーマー])。

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『How to Stop Worrying and Start Living』TIME-TESTED METHODS FOR CONQUERING WORRY
① FUNDAMENTAL FACTS YOU SHOULD KNOW ABOUT WORRY、②BASIC TECHNIQUES IN ANALYZING WORRY、③HOW TO BREAK THE WORRY HABIT BEFORE IT BREAKS YOU、④SEVEN WAYS TO A MENTAL ATTITUDE THAT WILL BRING YOU PEACE AND HAPPINESS、⑤THE PERFECT WAY TO CONQUER WORRY、⑥HOW TO KEEP FROM WORRYING ABOUT CRITICISM、⑦SIX WAYS TO PREVENT FATIGUE AND WORRY AND KEEP YOUR ENERGY AND SPIRITS HIGH、⑧“HOW I CONQUERED WORRY”

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『D・カーネギー 人を動かすHow to Win Friends & Influence People』デール・カーネギー著、山口博訳

本書は、社会の切実な要請に、多年にわたって答え続け、その評価が確立されている証左であろう。人間関係の分野では、本書は、まさに、現代の古典とも呼ぶべき位置を占め、万人の必読の書となっているのである。付録の「家庭を幸福にする七原則」は人情の機微をうかがったカーネギー独特の洞察に裏付けられた文章で、現在もなお、その意識は失われていないと思われ、本書に再録された。新聞、雑誌をはじめ、心理学書、哲学書、その他、人間関係の問題に関連のある書物を片っ端から調べ上げ、助手を使って、1年半にわたる資料集集めを行った。この調査の結果、カーネギーは人を動かす原則を打ち立て、それを印刷した小さなカードを作って講習会の教材とし、講習会を重ねるごとに、増補されたカードが薄いパンフレットになり、その項数が次第に増え、『人を動かす』という書物になる。
① 人を動かす3原則(盗人にも五分の理を認める、重要感を持たせる、人の立場に身を置く)
② 人に好かれる6原則(1誠実な関心を寄せる、2笑顔を忘れない、3名前を覚える、4聴き手にまわる、5関心のありかを見抜く、6心からほめる)
③ 人を説得する12原則(議論を避ける、謝りを指摘しない、謝りを認める、穏やかに話す、“イエス”と答えられる問題を選ぶ、しゃべらせる、思いつかせる、人の身になる、同情を寄せる、美しい心情に呼びかける、演出を考える、対抗意識を刺激する)
④ 人を変える9原則(1まずほめる、2遠まわしに注意を与える、3自分の過ちを話す、4命令をしない、5顔をつぶさない、6わずかなことでもほめる、7期待をかける、8激励する、9喜んで協力させる)
◎幸福な家庭をつくる7原則(1口やかましく言わない、2長所を認める、3あら探しをしない、4ほめる、5ささやかな心尽くしを怠らない、6礼儀を守る、7正しい性の知識を持つ)
〇訳者あとがき

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『How to Win Friends & Influence People』THE ONLY BOOK YOU NEED TO LEAD TO LEAD YOU TO SUCCESS
① Fundamental Techniques in Handling People、②Six Ways to Make People Like You、③How to Win People to Your Way of Thinking、④Be a Leader: How to Change People Without Giving Offense or Arousing Resentment

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『D・カーネギーの対人力』D・カーネギー協会編、片山陽子訳
Win Trust and Influence People by Dale Carnegie & Associates, Inc.

このシリーズを読む人のために、デール・カーネギーの言葉として「人を幸福にするのは、その人がどういう人間かとか何を持っているかではない。幸福はその人が何を考えるか、ただそれだけにかかっていることを覚えておこう。だから毎朝、自分が感謝すべきあれやこれやを考えることから1日を始めなさい。あなたが今日考えることは、あなたの将来を大きく左右する。だから自信や愛や成功について、いつも考えているように。」
① そう、あなたもカリスマになれる(人柄は習得できる、明るく楽天的であれ、微笑みをたやさない、カリスマは熱い人である、カリスマは目立つ人である、堂々と発言する、他人の目標に関心をしめす、仕事を自ら買って出る、専門家組織で活動する、他人の美点を探す、自立の習慣をつける、人と違うことを恐れない、ビジネスで引き寄せる人になる、まとめ)
② 友をつくり、友を失わない(人に関心をもつ、人の気持ちを思いやる、名前を呼ぶ、個人としてのその人を知る、功績を認める、ほめ言葉を文字にする、人の名前をおぼえる、正直な、心のこもった感謝の言葉やほめ言葉をおくる、ほめて伸ばす、批判せず、非難せず、小言を言わない、まとめ)
③ 協調・協力・協同(人に何かを与える、職場に協力関係をつくる、チームを育てる、共同体制が思考力を刺激する、協同体制がやる気をかき立てる、私生活での協同体制、人を育てる環境をつくる、協力関係は信頼が支える、チームで問題を解決する、ブレーンストーミング、部下のあいだで意見が割れた時、仲裁と仲介、感情的不和を解消する、まとめ)
④ 信頼を築く(守れない約束をしてはいけない、信頼されることは誰にとっても必要である、まっすぐな人でいる勇気をもつ、道義心、それは信頼のみなもと、頼りになる上司になる、部下を信頼する、尊敬される上司になる、上司の信頼を得る、まとめ)
⑤ 人を理解する(経歴を調べる、話を聴き、観察する、行動パターンをみつける、相手によってあつかいを変えるのは不公平か、“インナービュー”というテクニック、すぐれた聴き手になる、一人ひとりの違いを知る、ゴールデンルールでなくプラチナルールを、イチゴで魚は釣れない、人に心から関心をもつ、人が仕事に本当に求められるものは何か、まとめ)
⑥ 人を説得する(あなたも説得上手になれる、「商品知識」を完璧にする、セールスポイントは何か、買い手は何が欲しいのか、証拠を集める、セールスポイントをニーズに合わせる、まずは相手の気を引く、質問して答えに耳を澄ます、その気にさせる、誠実であれ、人を見る目を養う、証拠をしめす、反論に備える、決着をつける、自分は需要な人間だと感じさせる、チャレンジ精神に訴える、高いこころざしに訴える、相手にイエスと言わせ続ける、「どちらも勝ち」にする、まとめ)
⑦ つき合いにくい人とつき合う(精神過敏な人、かんしゃくもち、ネガティブな人、部下にしてはいけないこと、あなたの感情をコントールする、一定の枠内で支配力を持たせる、隠れた本音を聴き取る、良好な関係づくりに取り組む、「あら探しごっこ」に巻き込まれてはいけない、不幸な人と働く、同輩とうまく行かない時、難しい相手に歩み寄る、難しい場面で自分を保つ、冷静に話し合うための6つのステップ、まとめ)
⑧ じょうずに「ノー」を言う(何に賛成なのかを明らかにする、礼儀正しくせよ、相手の顔をつぶさない、批判せず、質問する、人でなく問題に焦点を合わせる、争点はひとつに絞る、建設的に反論する、怒りを買わずに助言を退ける、上司とのあいだに良好な下地をつくる、上司に「ノー」と言う、上司の要求を普段から知っておく、じょうずに反論する6つの秘訣、懲戒処分をどう行なうか、建設的に批判する9つの秘訣、批判を学びに変える、まとめ)
⑨ よりよい接客をするには、されるには(顧客との良好な関係は接客から、お客様接客窓口、怒った客に対応する、接客の心得、「お客様はつねに正しい」、よりよいサービスを受ける、まとめ)
◎人にもっと好かれる人間になる30の原則、悩みを乗り越える基本的原則、悩みを分析する基本的テクニック、悩み癖を寄せつけない6つの心得、心の姿勢を養い、安らぎと幸せを呼ぶ7箇条、デール・カーネギー協会について、編者について

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『D・カーネギーの会話力』D・カーネギー協会編、片山陽子訳

成功に導くコミュニケーション、自己啓発のパイオニア、D・カーネギーの原則に現代の実践的エピソードを新たに加えた全5巻の入門シリーズ第2弾。日常会話や人前でのスピーチからプレゼンや文書作成まで、話す力、聞く力、書く力を磨き、仕事や人生を成功に導くスキルとは。コミュニケーションは双方向のハイウェイ。デール・カーネギー曰く「人と世間との接触の仕方は4通りしかない。それだけの接触で、人は評価され、分類される。それはその人間が何をするか、人からどう見えるか、何を言うか、それをどのように言うか、である。」「話すコミュニケーション」と「書くコミュニケーション」の両方を向上させる方法、全体を読み通して、情報をやりとりするということについてひと通りのことを頭に入れ、それから各章を読み直して、その領域で達成したいことをめざしてガイドラインに従うことを始めて欲しい。
① 考えをちゃんと伝えることは難しいこと(指示は正しく伝わったか、指示は受け入れられたか、話をするには準備が必要、明瞭に話す、ボディランゲージ、メッセージを「テレビ化」する、何が明瞭なコニュニケーションを防げるのか、お互いの気分に注意する、伝達経路を短縮する、フィードバックを求める、仕事の支持を出す、社交性と気配りを養う、信頼を得る、まとめ)
② 会話の達人になる(何があなたを会話の達人にするか、真心で接する、何を言うかだけでなく、どのように言うかも問題、会話のスキルをみがく、人に心から興味をもつ、如才のない人になる、名前を覚える、相手を知る、自信に満ちた、しっかりとした話し方をする、電話上手になる、雑談を大事にする、すぐれた聴き手になる、会話の手並みをチェックする、まとめ)
③ 聴く技術(聴く力をテストする、熱心な聴き手になる、よりよい聴き手になる6つの簡単な対策、聴き手の7つのタイプ、ボディイランゲージを読み取る、コミュニケーションは無線の交信、メッセージのひずみを直す、フィードバックの輪をつくる、まとめ)
④ 人前で堂々と話をする(話す準備―それは話し上手への第1歩、よく知っているわけではない題材について話をするときの準備、話をドラマティックする「魔法の公式」、聴き手の視点で話をする、スピーチを準備する8つの原則、ジェスチャーを利用する、伝わりやすい話し方を手に入れる5つのアドバイス、聴衆に好感を与える12の方法、講演者を紹介する、講演者にお礼を述べる、まとめ)
⑤ プレゼンテーションの腕をみがく(聴き手はどんな人々か、目的は何か、何を言いたいのか、信頼感のもてるスピーチをする、プレゼンテーションは出だしが肝心、本題を提示する、証拠をしめして疑いを晴らす、プレゼンテーションをしめくくる、質疑応答を取り仕切る、視覚資料を使う、視覚資料のいろいろ、配布資料、まとめ)
⑥ 議論に勝つ(対立を招かずに「ノー」と言う12のルール、問題を解決する、苦情を処理する、ネガティブな人とつき合う、「どちらも勝ち」の状況をめざす、まとめ)
⑦ 会議の無駄をなくす(明確なわかりやすいゴールを設定する、意見のすり合わせをはかる、「委員会報告書」を作成する、会議の効率を上げる、ボランティア組織の会議、意見の不一致に対処する、会議の効率を上げる自己チェック、出席した会議をもっと役立てる、社外の会議に出席する、まとめ)
⑧ 文書作成に強くなる(書く前にプランを立てる、簡にして要を得る書き方のコツ、受け取った通信を処理する、電子メールの書き方、留意点、報告書を作成する、まとめ)
◎デール・カーネギーの原則(人にもっと好かれる人間になる30の原則、悩みを乗り越える基本的原則、悩みを分析する基本的テクニック、悩み癖を寄せつけない6つの心得、心の姿勢を養い、安らぎと幸せを呼ぶ7箇条)
デール・カーネギー協会について、編者について

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『D・カーネギー リーダーになるために THE LEADER IN YOU【新装版】』D・カーネギ―協会【編】、山本徳源【約】

あなた自身の指導者としての力を知ること、相互信頼を築くこと、あなた自身への尊敬を得ること、心の中で「われわれ 対 彼ら」の考え方を捨てること、目標を達成し自信を得ること、柔軟性に富み時には大胆な決断をすること、問題解決に当たってもっと創造的になること、あなた自身と他の人にやる気を起こさせること、もっと効率的に聴くことによってより多くを学ぶこと、チームの一員として活躍することを学びもっと同僚との協力を図ること、仕事上のあるいは個人的な関係を改善すること、もっと明確に考えたり意志の疎通を図ること、過ちに対するあなたの態度を変えること、仕事と休暇とのバランスを保つこと、悩みをコントロールしあなたの人生にエネルギーをつぎ込むこと。意思の疎通を図り、人にやる気を起こさせる能力は、次の10年間において勝敗を決定する要素となるであろう。本書は人間関係の基本原則に基づき、将来への成功に必要な技を身に着けるのに役立つものと確認している。
序 人間関係の革命
1 あなたのなかにリーダーを見つける
2 コミュニケーションを始める
3 やる気を起こさせる
4 他人に心から誠実な関心を表す
5 他人の視点から物事を見る
6 学ぶために聴く
7 明日のためのチームをつくる
8 他人の人格に敬意を払う
9 認知・賞賛・報奨
10 失敗・苦情・批判を処理する
11 目標を設定する
12 集中と訓練
13 バランスを失わない
14 積極的に態度を養う
15 悩まない方法を学ぶ
16 熱意の力
結び 原則を活かす
謝辞、訳者あとがき

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『D・カーネギ― 人を生かす組織 MANAGING THROUGH PEOPLE』D・カーネギ―協会【編】、原一男【訳】

いかなる事業も、成功するか否かは直接その経営者の能力にかかっている、経営者の能力と言っても、意志決定を下す上層管理者の管理能力が問われるのである。中間管理者層はさまざまな経歴を持った人たちで形成される。工場労働者もいれば、事務員として事務所で働いた人もいる。また、管理者を養成する専門学校や大学を出たての「管理者見習」もいれば、経理畑や技術畑などの、特定の分野でたたき上げてきたプロフェッショナルな人たちもいる。下からたたき上げてきたにせよ、経営スタッフの一員として働いていたにせよ、これらの人たちには管理システムや管理技術をある程度教え込む必要がある。管理者になりたての人のための組織立った管理者訓練計画と将来のチャンスに備える、修行中の社員のための組織だった管理者訓練計画と、将来のチャンスに備える、修行中の社員のための管理者養成計画の両方を実施している会社は多い。そうでない会社でも、自社の訓練計画に代わるもの、ないしはそれを補うものとして、大学や産業団体や一般公開の経営セミナーを利用している。デールカーネギー協会も他の経営組織と同じ問題を抱え、管理者を訓練したり、将来管理者になる人材を育てなければいけない点は、他の経営組織と同じである。
序文
はじめに
① 経営管理とは
1.経営管理とは
② 計画化
2.目標の設定、3.計画の種類、4.計画化の第1段階、5.意思決定を下す、6.計画を仕上げる
③ 組織化
7. 組織構造、8.権限委譲と分権化、9.非公式組織
④ 命令
10.適した人材を得る、11.意思伝達、12.リーダーシップ、13.動機づけ、14.社員の評価と養成、15.部下の問題の処理
⑤ 調整と統制
16.調整、17.統制課程、18.統制の人間的な面
⑥ 結論
19.総括

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つづく…。


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12月の暦 [暦]

12月分の暦を投稿させて頂きます。
投稿遅くなりました。(>_<)
さらに、年末近づいております。朝夕さらに冷え込み、空気澄んで、夜空の星はきれいかもです。
今月の新月(12/7)は、木星が射手座に入って(11/8)、はじめての新月だったそうですが、西洋占星術詳しくないのですが、射手座の木星は、木星が本来持つ”幸運”引き出されるらしいです。
22日の冬至、日中が少しづつ長くなります。
暦の天文欄に対して、暦の占い欄は虚星に基づくもので、実際の天文現象と関係があるわけでなく、占い当たって7割だということらしいです。^^;
気温下がってきております。年の変わり目、師走でもありますこと、お風邪などひかれませんように、ご体調面、ご注意下さい。
よい年末お過ごしくださいませ。_(_^_)_

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2018年カレンダー (2018.12.4week).jpg

2018年カレンダー (2019.1.1week).jpg

なお、占い欄等の見方、参考に下記ご覧ください。

二十四節気  
立春 陽気地中に萌え、東風氷を解く                           
雨水 草木春陽に誘われて、枝葉萌え動く、陽気地上に昇り、雪氷溶けて雨水となる      
啓蟄 艶陽の気に誘われて、蟄虫地上に出ずるなり                     
春分 昼夜相等分する春分を以って暦元となし、次の春分に至る一年とするものなり      
清明 草木の芽発生し、何の木何の草と明らかに知り得る、故に清明と言ふ          
穀雨 清明の頃より穀雨の時節まで雨多し、春雨降りて百穀を生化す、依って穀雨と言ふ    
立夏 天地盛陽の気となり夏の気立つなり                         
小満 純陽気満ちて万物充満し草木枝葉繁る、大満と云わず小満云ヘるは万物充満する初め故なり
芒種 ノギある穀類皆稼する時節なり                           
夏至 純陽極まって一陽地下に生ず、この日雷のある夏は三伏涼しと云う           
小暑 大暑の前故に小暑を催すなり                            
大暑 老陽次第に極まって大暑となる                           
立秋 秋の気立つなり、立秋と言ふ                            
処暑 老陽日に衰へて秋陰の気暑気すでに処(やむ)とす、依って賀来斯く云ふ          
白露 秋の最中にして露己ずから白し、故に白露と言ふ                   
秋分 春分合わせて二分と言ふ、昼夜相等する日なり                    
寒露 陰気日に増長し、寒露降る                             
霜降 旧九月の中気、始めて霜降る                           
立冬 冬の気、立ち初むるなり                              
小雪 寒気瀬りに結んで雪となる、よって名付く                      
大雪 寒気愈々募りて、雪いよいよ降る                          
冬至 昼間最も短き日にして、暦元と言って造暦の根拠となす(一陽来復)            
小寒 地下の陽気地上の陰気追うて昇る、故老陰追って寒気激し               
大寒 地上の陰気地中の陽気に追はれて寒気甚だし故寒と言ふ                                                            

星座表
黄道12星座(象意・エレメント・ 二十八宿[位置/配当]・〇方七宿)
魚座 直感 水(柔軟) 室(小吉)、壁(大吉)、奎(中吉) 玄武/白虎
牡羊座 リーダーシップ 火(活動) 婁(中吉)、胃(中吉) 白虎
牡牛座 資産 地(不動)   昴(不吉)、畢(大吉)、觜(大吉)、参(不吉)  白虎
双子座 情報伝達 風(柔軟) 井(中吉) 朱雀
蟹座 保護、養育 水(活動) 鬼(大吉)、柳(不吉) 朱雀
獅子座  勇気、芸能 火(不動)  星(小吉)、張(中吉)、翼(中吉) 朱雀
乙女座 健康、清潔 地(柔軟) 軫(小吉)、角(大吉)、亢(不吉) 朱雀/青龍
天秤座  正義、公平、バランス   風(活動) 氐(不吉) 青龍
蠍座 生命に潜む謎  水(不動) 房(大吉)、心(中吉)、尾(中吉)   青龍
射手座  誠実、探求 火(柔軟) 簑(小吉)、斗(大吉) 青龍/玄武
山羊座  職業、報酬   地(活動) 牛(不吉) 玄武
水瓶座 よりよい世界のヴィジョン  風(不動)  女(小吉)、虚(小吉)、危(小吉) 玄武

干支表
十干 ( 意味・過程)
甲(きのえ)木の兄(陽)すくすく真っ直ぐ伸びる木 種が甲冑
乙(きのと)木の弟(弟)自己主張ある「花や観葉植物」 芽生え
丙(ひのえ)火の兄(陽)太陽のように明るくおおらか 伸び盛ん
丁(ひのと)火の弟(陰)灯火、ともしび(文化) 一人前
戊(つちのえ)土の兄(陽)「山」、リーダー性十分の親分肌 繁殖
己(うちのと)土の弟(陰)「大地」、謙虚で控え目、芯強い 成熟
庚(かのえ)金の兄(陽)「鋼、刃」、正直で一途な働き者 種子実る
辛(かのと)金の弟(陰)きらめく宝石 種落ちる
壬(みずのえ)水の兄(陽)「海」、自由と夢、自由意志 土中に潜む
癸(みずのと)水の弟(陰)「潤す雨」、慈愛、本質見抜く 一陽来復

十二支( 過程・意味) 五行
子(ね)生む(秘めたエネルギー) 水(陽)
丑(うし)根を張る(ゆっくり確実歩む) 土(陰)
寅(とら)地上に伸びる(陽気で力強い) 木(陽)
卯(う)しげる(穏やかで豊かな感性) 木(陰)
辰(たつ)たくなわ(力強いエネルギー) 土(陽)
巳(み)陽極まる(強い向上心と行動力) 火(陰)
午(うま)陰陽あい逆らう(ポジティブ直情型) 火(陽)
未(ひつじ)陽しりぞく(地道で柔軟芯強い) 土(陰)
申(さる)のびるかさねる(器用、才能)    金(陽)
酉(とり)醸す(老熟さ知性、繊細で野性味) 金(陰)
戌(いぬ)まもる(働き者で律儀、職人肌) 土(陽)
亥(い)包蔵(ピュアな猪突猛進型) 水(陰)

太陽・月・五星(種別/意味)
太陽 光の主人公・中心
月 (太陰)本来持つ欲求願望
木星(歳星)幸運やチャンス
火星(螢惑)闘い・勇気や葛藤
土星(鎮星)境界や制限・規律
金星(太白)愛と美・歓びと魅惑
水星(辰星)社会にでるトレーニング

納音表(干支・納音)
甲子、乙丑:海中金(海中深く眠る砂金)
丙寅、丁卯:炉中火(いろりの中で燃える火)
戊辰、己巳:大林木(深い森の中の一本の木:大器晩成型)
庚午、辛未:路傍土(道を造り上げる土:一本気で保守派)
壬申、癸酉:剱鋒金(切れ味鋭い剣の矛先:鋭い感性)
甲戌、乙亥:山頭火(火山山頂でくすぶる火:孤高のカリスマ)
丙子、丁丑:澗下水(岩の間を流れ落ちる滝:地道な実力派)  
戊寅、己卯:城頭土(場内の土地:プライド高い権力志向派)  
庚辰、辛巳:白鑞金(メッキの材料、鉛とすずの合金:気配り)
壬午、癸未:楊柳木(柳の木:そつなくこなす社交家)
甲申、乙酉:泉中水(地中に流れる水脈:清く正しく温かい人)
丙戌、丁亥:屋上土(屋根の上に敷く土:統制とれた理知的)
戊子、己丑:霹靂火(急激に轟く雷鳴:押しの強い大物)
庚寅、辛卯:松柏木(松や柏など常緑樹:一途で頑固)
壬辰、癸巳:長流水(長い川流れいく水:独自の世界観の完璧症)
甲午、乙未:沙中金(砂の中混じる金:競争心猜疑心揺れる冷静)
丙申、丁酉:山下火(山の裾野で静かに燃える火)
戊戌、己亥:平地木(平地に立つ街路樹)
庚子、辛丑:壁上土(壁に塗る粘土状の土:地道で実直)
壬寅、癸卯:金箔金(薄く打ち延ばした金:縁の下の力持ち)
甲辰、乙巳:覆灯火(灯篭の中の火:独自の分野に才能)
丙午、丁未:天河水(天から降り注ぐ雨)
戊申、己酉:大駅土(繁華街の土:魅力的で内面クール)
庚戌、辛亥:釵釧金(髪に挿す金指:場を華やかにする)
壬子、癸丑:桑拓木(神木とされる桑の木:じっくり取り組む)
甲寅、乙卯:大渓水(山あい渓流の水:内心の感情の起伏)
丙辰、丁巳:沙中土(広大な砂漠:強さと弱さの両面)
戊午、己未:天上火(天に輝く太陽:行動活力知性秀でる)
庚申、辛酉:拓榴木(ざくろの木:外見素朴で誠実)
壬戌、癸亥:大海水(広大な海の水:豊かな感情と包容力)

九星象意
一白水星 ☵坎(水)、陰の極まるところ
二黒土星 ☷坤、大地
三碧木星 ☳震、明朗な活力
四緑木星 ☴巽(辰巳)、活動旺盛
五黄土星 中央定座、太極
六白金星 ☰乾(天)、完了・完全・円熟・成熟・老成
七赤金星 ☱兌、収縮・堅実・収穫
八白土星 ☶艮(山)、静止、休止
九紫火星 ☲離(火)、陽の極み

十二直(丙斗指し周天する作用を神格化)
建神(建設的なことが吉) 建設的事業吉、破壊的事業神意に逆うと滅ぶ。
除神(除くは位を退く意) 建神を補佐して、一部を除くことで完成、百凶除くを吉。
満神(除けばまた満つるなり) 欠員の代わりを入れ満ちるに、建設、神祭、婚礼、種蒔吉。
平神(満つれば則ち平なり) 平和安泰、万物を平等分する日、家造、移転、婚姻吉。
定神(平なれば定まる) 満ち落ち着いて総てが決定、建設事業忌み、神事、移転、嫁娶吉。
執神(定まれば則ち執る) 決定したこと執行、破壊的事業よし、物執る吉、渡すを凶。
破神(建てるの対衝となり) 破壊的事業宣して、建設的事業忌み、邪気払ひ、祟を祈る吉。
危神(既に破れば即ち危し) 破れて早く救ねば生命危し、手当必要無分別の状態、何事にも注意。
成神(能く危ぶ時は則ち事成る) 慎重危き注意すれば物備って成る、万事成就、神事祭礼、開業、婚姻吉。
収神(既に成ば則ち収まる) 良く収めねば成ぬ、この神来ると開神福降す、家作蔵入集金等吉。
開神(収まれば則ちそれを開いて用ゆべし) 蔵を開いて、衆人のため供し働かしめること、建設業忌み、婚礼開田吉。
閉神(開くこと専らでなく閉じてこれを守る) 出すを加減、適当に節度守って閉じねば、次来る建る神の備え必要、墓建る吉、他忌む。


※留は向きがかわる点、衝は太陽と正反対に最短距離の点
※こよみの旧暦より下は虚星でもあり、天文現象と関係があるわけではありません。


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11月の暦 [暦]

11月分の暦を投稿させて頂きます。
日が短くなり、朝夕冷え込み、秋深まってきております。空気引き締まった感じで、夜空の星々きれいかもです。紅葉の時期も楽しみ。
今月、冬の土用が終わって、立冬。そろそろ、年末近づき、11月の上弦の月は観望するのによい時期だそうです。
暦の天文欄に対して、暦の占い欄は虚星に基づくもので、実際の天文現象と関係があるわけでなく、占い当たって7割だということらしいです。^^;
秋深まり、気温下がってきております。季節の変わり目、お風邪ひき始めなど、ご体調面の変化、ご注意下さいませ。


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なお、占い欄等の見方、参考に下記ご覧ください。

二十四節気  
立春 陽気地中に萌え、東風氷を解く                           
雨水 草木春陽に誘われて、枝葉萌え動く、陽気地上に昇り、雪氷溶けて雨水となる      
啓蟄 艶陽の気に誘われて、蟄虫地上に出ずるなり                     
春分 昼夜相等分する春分を以って暦元となし、次の春分に至る一年とするものなり      
清明 草木の芽発生し、何の木何の草と明らかに知り得る、故に清明と言ふ          
穀雨 清明の頃より穀雨の時節まで雨多し、春雨降りて百穀を生化す、依って穀雨と言ふ    
立夏 天地盛陽の気となり夏の気立つなり                         
小満 純陽気満ちて万物充満し草木枝葉繁る、大満と云わず小満云ヘるは万物充満する初め故なり
芒種 ノギある穀類皆稼する時節なり                           
夏至 純陽極まって一陽地下に生ず、この日雷のある夏は三伏涼しと云う           
小暑 大暑の前故に小暑を催すなり                            
大暑 老陽次第に極まって大暑となる                           
立秋 秋の気立つなり、立秋と言ふ                            
処暑 老陽日に衰へて秋陰の気暑気すでに処(やむ)とす、依って賀来斯く云ふ          
白露 秋の最中にして露己ずから白し、故に白露と言ふ                   
秋分 春分合わせて二分と言ふ、昼夜相等する日なり                    
寒露 陰気日に増長し、寒露降る                             
霜降 旧九月の中気、始めて霜降る                           
立冬 冬の気、立ち初むるなり                              
小雪 寒気瀬りに結んで雪となる、よって名付く                      
大雪 寒気愈々募りて、雪いよいよ降る                          
冬至 昼間最も短き日にして、暦元と言って造暦の根拠となす(一陽来復)            
小寒 地下の陽気地上の陰気追うて昇る、故老陰追って寒気激し               
大寒 地上の陰気地中の陽気に追はれて寒気甚だし故寒と言ふ                                                            

星座表
黄道12星座(象意・エレメント・ 二十八宿[位置/配当]・〇方七宿)
魚座 直感 水(柔軟) 室(小吉)、壁(大吉)、奎(中吉) 玄武/白虎
牡羊座 リーダーシップ 火(活動) 婁(中吉)、胃(中吉) 白虎
牡牛座 資産 地(不動)   昴(不吉)、畢(大吉)、觜(大吉)、参(不吉)  白虎
双子座 情報伝達 風(柔軟) 井(中吉) 朱雀
蟹座 保護、養育 水(活動) 鬼(大吉)、柳(不吉) 朱雀
獅子座  勇気、芸能 火(不動)  星(小吉)、張(中吉)、翼(中吉) 朱雀
乙女座 健康、清潔 地(柔軟) 軫(小吉)、角(大吉)、亢(不吉) 朱雀/青龍
天秤座  正義、公平、バランス   風(活動) 氐(不吉) 青龍
蠍座 生命に潜む謎  水(不動) 房(大吉)、心(中吉)、尾(中吉)   青龍
射手座  誠実、探求 火(柔軟) 簑(小吉)、斗(大吉) 青龍/玄武
山羊座  職業、報酬   地(活動) 牛(不吉) 玄武
水瓶座 よりよい世界のヴィジョン  風(不動)  女(小吉)、虚(小吉)、危(小吉) 玄武

干支表
十干 ( 意味・過程)
甲(きのえ)木の兄(陽)すくすく真っ直ぐ伸びる木 種が甲冑
乙(きのと)木の弟(弟)自己主張ある「花や観葉植物」 芽生え
丙(ひのえ)火の兄(陽)太陽のように明るくおおらか 伸び盛ん
丁(ひのと)火の弟(陰)灯火、ともしび(文化) 一人前
戊(つちのえ)土の兄(陽)「山」、リーダー性十分の親分肌 繁殖
己(うちのと)土の弟(陰)「大地」、謙虚で控え目、芯強い 成熟
庚(かのえ)金の兄(陽)「鋼、刃」、正直で一途な働き者 種子実る
辛(かのと)金の弟(陰)きらめく宝石 種落ちる
壬(みずのえ)水の兄(陽)「海」、自由と夢、自由意志 土中に潜む
癸(みずのと)水の弟(陰)「潤す雨」、慈愛、本質見抜く 一陽来復

十二支( 過程・意味) 五行
子(ね)生む(秘めたエネルギー) 水(陽)
丑(うし)根を張る(ゆっくり確実歩む) 土(陰)
寅(とら)地上に伸びる(陽気で力強い) 木(陽)
卯(う)しげる(穏やかで豊かな感性) 木(陰)
辰(たつ)たくなわ(力強いエネルギー) 土(陽)
巳(み)陽極まる(強い向上心と行動力) 火(陰)
午(うま)陰陽あい逆らう(ポジティブ直情型) 火(陽)
未(ひつじ)陽しりぞく(地道で柔軟芯強い) 土(陰)
申(さる)のびるかさねる(器用、才能)    金(陽)
酉(とり)醸す(老熟さ知性、繊細で野性味) 金(陰)
戌(いぬ)まもる(働き者で律儀、職人肌) 土(陽)
亥(い)包蔵(ピュアな猪突猛進型) 水(陰)

太陽・月・五星(種別/意味)
太陽 光の主人公・中心
月 (太陰)本来持つ欲求願望
木星(歳星)幸運やチャンス
火星(螢惑)闘い・勇気や葛藤
土星(鎮星)境界や制限・規律
金星(太白)愛と美・歓びと魅惑
水星(辰星)社会にでるトレーニング

納音表(干支・納音)
甲子、乙丑:海中金(海中深く眠る砂金)
丙寅、丁卯:炉中火(いろりの中で燃える火)
戊辰、己巳:大林木(深い森の中の一本の木:大器晩成型)
庚午、辛未:路傍土(道を造り上げる土:一本気で保守派)
壬申、癸酉:剱鋒金(切れ味鋭い剣の矛先:鋭い感性)
甲戌、乙亥:山頭火(火山山頂でくすぶる火:孤高のカリスマ)
丙子、丁丑:澗下水(岩の間を流れ落ちる滝:地道な実力派)  
戊寅、己卯:城頭土(場内の土地:プライド高い権力志向派)  
庚辰、辛巳:白鑞金(メッキの材料、鉛とすずの合金:気配り)
壬午、癸未:楊柳木(柳の木:そつなくこなす社交家)
甲申、乙酉:泉中水(地中に流れる水脈:清く正しく温かい人)
丙戌、丁亥:屋上土(屋根の上に敷く土:統制とれた理知的)
戊子、己丑:霹靂火(急激に轟く雷鳴:押しの強い大物)
庚寅、辛卯:松柏木(松や柏など常緑樹:一途で頑固)
壬辰、癸巳:長流水(長い川流れいく水:独自の世界観の完璧症)
甲午、乙未:沙中金(砂の中混じる金:競争心猜疑心揺れる冷静)
丙申、丁酉:山下火(山の裾野で静かに燃える火)
戊戌、己亥:平地木(平地に立つ街路樹)
庚子、辛丑:壁上土(壁に塗る粘土状の土:地道で実直)
壬寅、癸卯:金箔金(薄く打ち延ばした金:縁の下の力持ち)
甲辰、乙巳:覆灯火(灯篭の中の火:独自の分野に才能)
丙午、丁未:天河水(天から降り注ぐ雨)
戊申、己酉:大駅土(繁華街の土:魅力的で内面クール)
庚戌、辛亥:釵釧金(髪に挿す金指:場を華やかにする)
壬子、癸丑:桑拓木(神木とされる桑の木:じっくり取り組む)
甲寅、乙卯:大渓水(山あい渓流の水:内心の感情の起伏)
丙辰、丁巳:沙中土(広大な砂漠:強さと弱さの両面)
戊午、己未:天上火(天に輝く太陽:行動活力知性秀でる)
庚申、辛酉:拓榴木(ざくろの木:外見素朴で誠実)
壬戌、癸亥:大海水(広大な海の水:豊かな感情と包容力)

九星象意
一白水星 ☵坎(水)、陰の極まるところ
二黒土星 ☷坤、大地
三碧木星 ☳震、明朗な活力
四緑木星 ☴巽(辰巳)、活動旺盛
五黄土星 中央定座、太極
六白金星 ☰乾(天)、完了・完全・円熟・成熟・老成
七赤金星 ☱兌、収縮・堅実・収穫
八白土星 ☶艮(山)、静止、休止
九紫火星 ☲離(火)、陽の極み

十二直(丙斗指し周天する作用を神格化)
建神(建設的なことが吉) 建設的事業吉、破壊的事業神意に逆うと滅ぶ。
除神(除くは位を退く意) 建神を補佐して、一部を除くことで完成、百凶除くを吉。
満神(除けばまた満つるなり) 欠員の代わりを入れ満ちるに、建設、神祭、婚礼、種蒔吉。
平神(満つれば則ち平なり) 平和安泰、万物を平等分する日、家造、移転、婚姻吉。
定神(平なれば定まる) 満ち落ち着いて総てが決定、建設事業忌み、神事、移転、嫁娶吉。
執神(定まれば則ち執る) 決定したこと執行、破壊的事業よし、物執る吉、渡すを凶。
破神(建てるの対衝となり) 破壊的事業宣して、建設的事業忌み、邪気払ひ、祟を祈る吉。
危神(既に破れば即ち危し) 破れて早く救ねば生命危し、手当必要無分別の状態、何事にも注意。
成神(能く危ぶ時は則ち事成る) 慎重危き注意すれば物備って成る、万事成就、神事祭礼、開業、婚姻吉。
収神(既に成ば則ち収まる) 良く収めねば成ぬ、この神来ると開神福降す、家作蔵入集金等吉。
開神(収まれば則ちそれを開いて用ゆべし) 蔵を開いて、衆人のため供し働かしめること、建設業忌み、婚礼開田吉。
閉神(開くこと専らでなく閉じてこれを守る) 出すを加減、適当に節度守って閉じねば、次来る建る神の備え必要、墓建る吉、他忌む。


※留は向きがかわる点、衝は太陽と正反対に最短距離の点
※こよみの旧暦より下は虚星でもあり、天文現象と関係があるわけではありません。

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10月の暦 [暦]

平成三十年十月十日(水曜日)旧暦八月二日、甲戌、五黄土星、仏滅、除神、壁宿、亥の子、おくんち十日夜(関東)、東京オリンピック開会の日、目の愛護デー

10月分の暦を投稿させて頂きます。
先週台風接近ありましたが、日は短くなり、朝夕も冷え込み、秋深まってきております。
今月は、天王星が牡羊座で衝(観望の好機)、冬の土用も始まります。
暦の天文欄に対して、暦の占い欄は虚星に基づくもので、実際の天文現象と関係があるわけでなく、占いは当たって7割だということらしいです。^^;
秋も深まり、朝夕気温下がって、季節の変わり目につき、ご体調面、ご自愛下さいませ。

2018年カレンダー (2018.10.1week).jpg

2018年カレンダー (2018.10.2week).jpg

2018年カレンダー (2018.10.3week).jpg

2018年カレンダー (2018.10.4week).jpg

2018年カレンダー (2018.11.1week).jpg

なお、占い欄等の見方、参考に下記ご覧ください。

二十四節気  
立春 陽気地中に萌え、東風氷を解く                           
雨水 草木春陽に誘われて、枝葉萌え動く、陽気地上に昇り、雪氷溶けて雨水となる      
啓蟄 艶陽の気に誘われて、蟄虫地上に出ずるなり                     
春分 昼夜相等分する春分を以って暦元となし、次の春分に至る一年とするものなり      
清明 草木の芽発生し、何の木何の草と明らかに知り得る、故に清明と言ふ          
穀雨 清明の頃より穀雨の時節まで雨多し、春雨降りて百穀を生化す、依って穀雨と言ふ    
立夏 天地盛陽の気となり夏の気立つなり                         
小満 純陽気満ちて万物充満し草木枝葉繁る、大満と云わず小満云ヘるは万物充満する初め故なり
芒種 ノギある穀類皆稼する時節なり                           
夏至 純陽極まって一陽地下に生ず、この日雷のある夏は三伏涼しと云う           
小暑 大暑の前故に小暑を催すなり                            
大暑 老陽次第に極まって大暑となる                           
立秋 秋の気立つなり、立秋と言ふ                            
処暑 老陽日に衰へて秋陰の気暑気すでに処(やむ)とす、依って賀来斯く云ふ          
白露 秋の最中にして露己ずから白し、故に白露と言ふ                   
秋分 春分合わせて二分と言ふ、昼夜相等する日なり                    
寒露 陰気日に増長し、寒露降る                             
霜降 旧九月の中気、始めて霜降る                           
立冬 冬の気、立ち初むるなり                              
小雪 寒気瀬りに結んで雪となる、よって名付く                      
大雪 寒気愈々募りて、雪いよいよ降る                          
冬至 昼間最も短き日にして、暦元と言って造暦の根拠となす(一陽来復)            
小寒 地下の陽気地上の陰気追うて昇る、故老陰追って寒気激し               
大寒 地上の陰気地中の陽気に追はれて寒気甚だし故寒と言ふ                                                            

星座表
黄道12星座(象意・エレメント・ 二十八宿[位置/配当]・〇方七宿)
魚座 直感 水(柔軟) 室(小吉)、壁(大吉)、奎(中吉) 玄武/白虎
牡羊座 リーダーシップ 火(活動) 婁(中吉)、胃(中吉) 白虎
牡牛座 資産 地(不動)   昴(不吉)、畢(大吉)、觜(大吉)、参(不吉)  白虎
双子座 情報伝達 風(柔軟) 井(中吉) 朱雀
蟹座 保護、養育 水(活動) 鬼(大吉)、柳(不吉) 朱雀
獅子座  勇気、芸能 火(不動)  星(小吉)、張(中吉)、翼(中吉) 朱雀
乙女座 健康、清潔 地(柔軟) 軫(小吉)、角(大吉)、亢(不吉) 朱雀/青龍
天秤座  正義、公平、バランス   風(活動) 氐(不吉) 青龍
蠍座 生命に潜む謎  水(不動) 房(大吉)、心(中吉)、尾(中吉)   青龍
射手座  誠実、探求 火(柔軟) 簑(小吉)、斗(大吉) 青龍/玄武
山羊座  職業、報酬   地(活動) 牛(不吉) 玄武
水瓶座 よりよい世界のヴィジョン  風(不動)  女(小吉)、虚(小吉)、危(小吉) 玄武

干支表
十干 ( 意味・過程)
甲(きのえ)木の兄(陽)すくすく真っ直ぐ伸びる木 種が甲冑
乙(きのと)木の弟(弟)自己主張ある「花や観葉植物」 芽生え
丙(ひのえ)火の兄(陽)太陽のように明るくおおらか 伸び盛ん
丁(ひのと)火の弟(陰)灯火、ともしび(文化) 一人前
戊(つちのえ)土の兄(陽)「山」、リーダー性十分の親分肌 繁殖
己(うちのと)土の弟(陰)「大地」、謙虚で控え目、芯強い 成熟
庚(かのえ)金の兄(陽)「鋼、刃」、正直で一途な働き者 種子実る
辛(かのと)金の弟(陰)きらめく宝石 種落ちる
壬(みずのえ)水の兄(陽)「海」、自由と夢、自由意志 土中に潜む
癸(みずのと)水の弟(陰)「潤す雨」、慈愛、本質見抜く 一陽来復

十二支( 過程・意味) 五行
子(ね)生む(秘めたエネルギー) 水(陽)
丑(うし)根を張る(ゆっくり確実歩む) 土(陰)
寅(とら)地上に伸びる(陽気で力強い) 木(陽)
卯(う)しげる(穏やかで豊かな感性) 木(陰)
辰(たつ)たくなわ(力強いエネルギー) 土(陽)
巳(み)陽極まる(強い向上心と行動力) 火(陰)
午(うま)陰陽あい逆らう(ポジティブ直情型) 火(陽)
未(ひつじ)陽しりぞく(地道で柔軟芯強い) 土(陰)
申(さる)のびるかさねる(器用、才能)    金(陽)
酉(とり)醸す(老熟さ知性、繊細で野性味) 金(陰)
戌(いぬ)まもる(働き者で律儀、職人肌) 土(陽)
亥(い)包蔵(ピュアな猪突猛進型) 水(陰)

太陽・月・五星(種別/意味)
太陽 光の主人公・中心
月 (太陰)本来持つ欲求願望
木星(歳星)幸運やチャンス
火星(螢惑)闘い・勇気や葛藤
土星(鎮星)境界や制限・規律
金星(太白)愛と美・歓びと魅惑
水星(辰星)社会にでるトレーニング

納音表(干支・納音)
甲子、乙丑:海中金(海中深く眠る砂金)
丙寅、丁卯:炉中火(いろりの中で燃える火)
戊辰、己巳:大林木(深い森の中の一本の木:大器晩成型)
庚午、辛未:路傍土(道を造り上げる土:一本気で保守派)
壬申、癸酉:剱鋒金(切れ味鋭い剣の矛先:鋭い感性)
甲戌、乙亥:山頭火(火山山頂でくすぶる火:孤高のカリスマ)
丙子、丁丑:澗下水(岩の間を流れ落ちる滝:地道な実力派)  
戊寅、己卯:城頭土(場内の土地:プライド高い権力志向派)  
庚辰、辛巳:白鑞金(メッキの材料、鉛とすずの合金:気配り)
壬午、癸未:楊柳木(柳の木:そつなくこなす社交家)
甲申、乙酉:泉中水(地中に流れる水脈:清く正しく温かい人)
丙戌、丁亥:屋上土(屋根の上に敷く土:統制とれた理知的)
戊子、己丑:霹靂火(急激に轟く雷鳴:押しの強い大物)
庚寅、辛卯:松柏木(松や柏など常緑樹:一途で頑固)
壬辰、癸巳:長流水(長い川流れいく水:独自の世界観の完璧症)
甲午、乙未:沙中金(砂の中混じる金:競争心猜疑心揺れる冷静)
丙申、丁酉:山下火(山の裾野で静かに燃える火)
戊戌、己亥:平地木(平地に立つ街路樹)
庚子、辛丑:壁上土(壁に塗る粘土状の土:地道で実直)
壬寅、癸卯:金箔金(薄く打ち延ばした金:縁の下の力持ち)
甲辰、乙巳:覆灯火(灯篭の中の火:独自の分野に才能)
丙午、丁未:天河水(天から降り注ぐ雨)
戊申、己酉:大駅土(繁華街の土:魅力的で内面クール)
庚戌、辛亥:釵釧金(髪に挿す金指:場を華やかにする)
壬子、癸丑:桑拓木(神木とされる桑の木:じっくり取り組む)
甲寅、乙卯:大渓水(山あい渓流の水:内心の感情の起伏)
丙辰、丁巳:沙中土(広大な砂漠:強さと弱さの両面)
戊午、己未:天上火(天に輝く太陽:行動活力知性秀でる)
庚申、辛酉:拓榴木(ざくろの木:外見素朴で誠実)
壬戌、癸亥:大海水(広大な海の水:豊かな感情と包容力)

九星象意
一白水星 ☵坎(水)、陰の極まるところ
二黒土星 ☷坤、大地
三碧木星 ☳震、明朗な活力
四緑木星 ☴巽(辰巳)、活動旺盛
五黄土星 中央定座、太極
六白金星 ☰乾(天)、完了・完全・円熟・成熟・老成
七赤金星 ☱兌、収縮・堅実・収穫
八白土星 ☶艮(山)、静止、休止
九紫火星 ☲離(火)、陽の極み

十二直(丙斗指し周天する作用を神格化)
建神(建設的なことが吉) 建設的事業吉、破壊的事業神意に逆うと滅ぶ。
除神(除くは位を退く意) 建神を補佐して、一部を除くことで完成、百凶除くを吉。
満神(除けばまた満つるなり) 欠員の代わりを入れ満ちるに、建設、神祭、婚礼、種蒔吉。
平神(満つれば則ち平なり) 平和安泰、万物を平等分する日、家造、移転、婚姻吉。
定神(平なれば定まる) 満ち落ち着いて総てが決定、建設事業忌み、神事、移転、嫁娶吉。
執神(定まれば則ち執る) 決定したこと執行、破壊的事業よし、物執る吉、渡すを凶。
破神(建てるの対衝となり) 破壊的事業宣して、建設的事業忌み、邪気払ひ、祟を祈る吉。
危神(既に破れば即ち危し) 破れて早く救ねば生命危し、手当必要無分別の状態、何事にも注意。
成神(能く危ぶ時は則ち事成る) 慎重危き注意すれば物備って成る、万事成就、神事祭礼、開業、婚姻吉。
収神(既に成ば則ち収まる) 良く収めねば成ぬ、この神来ると開神福降す、家作蔵入集金等吉。
開神(収まれば則ちそれを開いて用ゆべし) 蔵を開いて、衆人のため供し働かしめること、建設業忌み、婚礼開田吉。
閉神(開くこと専らでなく閉じてこれを守る) 出すを加減、適当に節度守って閉じねば、次来る建る神の備え必要、墓建る吉、他忌む。


※留は向きがかわる点、衝は太陽と正反対に最短距離の点
※こよみの旧暦より下は虚星でもあり、天文現象と関係があるわけではありません。


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9月の暦 [暦]

平成三十年九月二日(日曜日)旧暦七月二十三日、丁酉、六白金星、大安、除神、房宿

9月分の暦、投稿させて頂きます。
今月は、秋分の月で、中秋の名月(十五夜)、宵の金星明るくて、海王星(ネプチューン)はみずがめ座で衝(観望の好機)です。
暦の天文欄に対して、暦の占い欄は虚星に基づくもので、実際の天文現象と関係があるわけでなく、占いは当たって7割だということらしいです。^^;
ただ今、二百十日前後の台風は注意でありますが、残暑もありまして、季節の変わり目につき、ご体調面の方も、ご自愛下さいませ。


2018年カレンダー (2018.9.1week).tiff.jpg

2018年カレンダー (2018.9.2week).jpg

2018年カレンダー (2018.9.3week).jpg

2018年カレンダー (2018.9.4week).jpg

2018年カレンダー (2018.9.5week).jpg


なお、占い欄等の見方、参考に下記ご覧ください。

二十四節気  
立春 陽気地中に萌え、東風氷を解く                           
雨水 草木春陽に誘われて、枝葉萌え動く、陽気地上に昇り、雪氷溶けて雨水となる      
啓蟄 艶陽の気に誘われて、蟄虫地上に出ずるなり                     
春分 昼夜相等分する春分を以って暦元となし、次の春分に至る一年とするものなり      
清明 草木の芽発生し、何の木何の草と明らかに知り得る、故に清明と言ふ          
穀雨 清明の頃より穀雨の時節まで雨多し、春雨降りて百穀を生化す、依って穀雨と言ふ    
立夏 天地盛陽の気となり夏の気立つなり                         
小満 純陽気満ちて万物充満し草木枝葉繁る、大満と云わず小満云ヘるは万物充満する初め故なり
芒種 ノギある穀類皆稼する時節なり                           
夏至 純陽極まって一陽地下に生ず、この日雷のある夏は三伏涼しと云う           
小暑 大暑の前故に小暑を催すなり                            
大暑 老陽次第に極まって大暑となる                           
立秋 秋の気立つなり、立秋と言ふ                            
処暑 老陽日に衰へて秋陰の気暑気すでに処(やむ)とす、依って賀来斯く云ふ          
白露 秋の最中にして露己ずから白し、故に白露と言ふ                   
秋分 春分合わせて二分と言ふ、昼夜相等する日なり                    
寒露 陰気日に増長し、寒露降る                             
霜降 旧九月の中気、始めて霜降る                           
立冬 冬の気、立ち初むるなり                              
小雪 寒気瀬りに結んで雪となる、よって名付く                      
大雪 寒気愈々募りて、雪いよいよ降る                          
冬至 昼間最も短き日にして、暦元と言って造暦の根拠となす(一陽来復)            
小寒 地下の陽気地上の陰気追うて昇る、故老陰追って寒気激し               
大寒 地上の陰気地中の陽気に追はれて寒気甚だし故寒と言ふ                                                            

星座表
黄道12星座(象意・エレメント・ 二十八宿[位置/配当]・〇方七宿)
魚座 直感 水(柔軟) 室(小吉)、壁(大吉)、奎(中吉) 玄武/白虎
牡羊座 リーダーシップ 火(活動) 婁(中吉)、胃(中吉) 白虎
牡牛座 資産 地(不動)   昴(不吉)、畢(大吉)、觜(大吉)、参(不吉)  白虎
双子座 情報伝達 風(柔軟) 井(中吉) 朱雀
蟹座 保護、養育 水(活動) 鬼(大吉)、柳(不吉) 朱雀
獅子座  勇気、芸能 火(不動)  星(小吉)、張(中吉)、翼(中吉) 朱雀
乙女座 健康、清潔 地(柔軟) 軫(小吉)、角(大吉)、亢(不吉) 朱雀/青龍
天秤座  正義、公平、バランス   風(活動) 氐(不吉) 青龍
蠍座 生命に潜む謎  水(不動) 房(大吉)、心(中吉)、尾(中吉)   青龍
射手座  誠実、探求 火(柔軟) 簑(小吉)、斗(大吉) 青龍/玄武
山羊座  職業、報酬   地(活動) 牛(不吉) 玄武
水瓶座 よりよい世界のヴィジョン  風(不動)  女(小吉)、虚(小吉)、危(小吉) 玄武

干支表
十干 ( 意味・過程)
甲(きのえ)木の兄(陽)すくすく真っ直ぐ伸びる木 種が甲冑
乙(きのと)木の弟(弟)自己主張ある「花や観葉植物」 芽生え
丙(ひのえ)火の兄(陽)太陽のように明るくおおらか 伸び盛ん
丁(ひのと)火の弟(陰)灯火、ともしび(文化) 一人前
戊(つちのえ)土の兄(陽)「山」、リーダー性十分の親分肌 繁殖
己(うちのと)土の弟(陰)「大地」、謙虚で控え目、芯強い 成熟
庚(かのえ)金の兄(陽)「鋼、刃」、正直で一途な働き者 種子実る
辛(かのと)金の弟(陰)きらめく宝石 種落ちる
壬(みずのえ)水の兄(陽)「海」、自由と夢、自由意志 土中に潜む
癸(みずのと)水の弟(陰)「潤す雨」、慈愛、本質見抜く 一陽来復

十二支( 過程・意味) 五行
子(ね)生む(秘めたエネルギー) 水(陽)
丑(うし)根を張る(ゆっくり確実歩む) 土(陰)
寅(とら)地上に伸びる(陽気で力強い) 木(陽)
卯(う)しげる(穏やかで豊かな感性) 木(陰)
辰(たつ)たくなわ(力強いエネルギー) 土(陽)
巳(み)陽極まる(強い向上心と行動力) 火(陰)
午(うま)陰陽あい逆らう(ポジティブ直情型) 火(陽)
未(ひつじ)陽しりぞく(地道で柔軟芯強い) 土(陰)
申(さる)のびるかさねる(器用、才能)    金(陽)
酉(とり)醸す(老熟さ知性、繊細で野性味) 金(陰)
戌(いぬ)まもる(働き者で律儀、職人肌) 土(陽)
亥(い)包蔵(ピュアな猪突猛進型) 水(陰)

太陽・月・五星(種別/意味)
太陽 光の主人公・中心
月 (太陰)本来持つ欲求願望
木星(歳星)幸運やチャンス
火星(螢惑)闘い・勇気や葛藤
土星(鎮星)境界や制限・規律
金星(太白)愛と美・歓びと魅惑
水星(辰星)社会にでるトレーニング

納音表(干支・納音)
甲子、乙丑:海中金(海中深く眠る砂金)
丙寅、丁卯:炉中火(いろりの中で燃える火)
戊辰、己巳:大林木(深い森の中の一本の木:大器晩成型)
庚午、辛未:路傍土(道を造り上げる土:一本気で保守派)
壬申、癸酉:剱鋒金(切れ味鋭い剣の矛先:鋭い感性)
甲戌、乙亥:山頭火(火山山頂でくすぶる火:孤高のカリスマ)
丙子、丁丑:澗下水(岩の間を流れ落ちる滝:地道な実力派)  
戊寅、己卯:城頭土(場内の土地:プライド高い権力志向派)  
庚辰、辛巳:白鑞金(メッキの材料、鉛とすずの合金:気配り)
壬午、癸未:楊柳木(柳の木:そつなくこなす社交家)
甲申、乙酉:泉中水(地中に流れる水脈:清く正しく温かい人)
丙戌、丁亥:屋上土(屋根の上に敷く土:統制とれた理知的)
戊子、己丑:霹靂火(急激に轟く雷鳴:押しの強い大物)
庚寅、辛卯:松柏木(松や柏など常緑樹:一途で頑固)
壬辰、癸巳:長流水(長い川流れいく水:独自の世界観の完璧症)
甲午、乙未:沙中金(砂の中混じる金:競争心猜疑心揺れる冷静)
丙申、丁酉:山下火(山の裾野で静かに燃える火)
戊戌、己亥:平地木(平地に立つ街路樹)
庚子、辛丑:壁上土(壁に塗る粘土状の土:地道で実直)
壬寅、癸卯:金箔金(薄く打ち延ばした金:縁の下の力持ち)
甲辰、乙巳:覆灯火(灯篭の中の火:独自の分野に才能)
丙午、丁未:天河水(天から降り注ぐ雨)
戊申、己酉:大駅土(繁華街の土:魅力的で内面クール)
庚戌、辛亥:釵釧金(髪に挿す金指:場を華やかにする)
壬子、癸丑:桑拓木(神木とされる桑の木:じっくり取り組む)
甲寅、乙卯:大渓水(山あい渓流の水:内心の感情の起伏)
丙辰、丁巳:沙中土(広大な砂漠:強さと弱さの両面)
戊午、己未:天上火(天に輝く太陽:行動活力知性秀でる)
庚申、辛酉:拓榴木(ざくろの木:外見素朴で誠実)
壬戌、癸亥:大海水(広大な海の水:豊かな感情と包容力)

九星象意
一白水星 ☵坎(水)、陰の極まるところ
二黒土星 ☷坤、大地
三碧木星 ☳震、明朗な活力
四緑木星 ☴巽(辰巳)、活動旺盛
五黄土星 中央定座、太極
六白金星 ☰乾(天)、完了・完全・円熟・成熟・老成
七赤金星 ☱兌、収縮・堅実・収穫
八白土星 ☶艮(山)、静止、休止
九紫火星 ☲離(火)、陽の極み

十二直(丙斗指し周天する作用を神格化)
建神(建設的なことが吉) 建設的事業吉、破壊的事業神意に逆うと滅ぶ。
除神(除くは位を退く意) 建神を補佐して、一部を除くことで完成、百凶除くを吉。
満神(除けばまた満つるなり) 欠員の代わりを入れ満ちるに、建設、神祭、婚礼、種蒔吉。
平神(満つれば則ち平なり) 平和安泰、万物を平等分する日、家造、移転、婚姻吉。
定神(平なれば定まる) 満ち落ち着いて総てが決定、建設事業忌み、神事、移転、嫁娶吉。
執神(定まれば則ち執る) 決定したこと執行、破壊的事業よし、物執る吉、渡すを凶。
破神(建てるの対衝となり) 破壊的事業宣して、建設的事業忌み、邪気払ひ、祟を祈る吉。
危神(既に破れば即ち危し) 破れて早く救ねば生命危し、手当必要無分別の状態、何事にも注意。
成神(能く危ぶ時は則ち事成る) 慎重危き注意すれば物備って成る、万事成就、神事祭礼、開業、婚姻吉。
収神(既に成ば則ち収まる) 良く収めねば成ぬ、この神来ると開神福降す、家作蔵入集金等吉。
開神(収まれば則ちそれを開いて用ゆべし) 蔵を開いて、衆人のため供し働かしめること、建設業忌み、婚礼開田吉。
閉神(開くこと専らでなく閉じてこれを守る) 出すを加減、適当に節度守って閉じねば、次来る建る神の備え必要、墓建る吉、他忌む。


※留は向きがかわる点、衝は太陽と正反対に最短距離の点
※こよみの旧暦より下は虚星でもあり、天文現象と関係があるわけではありません。
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8月の暦 [暦]

平成三十年八月十九日(日)旧暦七月九日:癸未、二黒土星、先負、閉神、昴、鎌倉宮例祭、天恩日明け、天徳、母倉日、月殺

皆さま、お久しぶりです。
暦の投稿させて頂きたいと思い、まず、今月、8月分の暦を投稿させて頂きます。
内容的には、先月から、実は月と地球、日食と月食繰り返していること。
先月は、部分日食(外国)と皆既月食で、今月はシベリアで部分日食。
また、13日ペルセウス流星群極大、17日は旧七夕(旧暦7月7日)。
暦の天文欄に対して、暦の占い欄は、もともと虚星に基づくもので、実際の天文現象と関係があるわけでなく、占いは当たって7割だということらしいです。^^;
8月7日の立秋が過ぎ、お盆をはさんで、台風も近づいておりますが、おそらく残暑とても厳しく、夏バテなさらぬように、ご体調面、ご自愛下さいませ。

2018年カレンダー (2018.8.1week) (2).jpg
2018年カレンダー (2018.8.2week).jpg
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なお、占い欄等の見方、参考に下記ご覧ください。

二十四節気  
立春 陽気地中に萌え、東風氷を解く                           
雨水 草木春陽に誘われて、枝葉萌え動く、陽気地上に昇り、雪氷溶けて雨水となる      
啓蟄 艶陽の気に誘われて、蟄虫地上に出ずるなり                     
春分 昼夜相等分する春分を以って暦元となし、次の春分に至る一年とするものなり      
清明 草木の芽発生し、何の木何の草と明らかに知り得る、故に清明と言ふ          
穀雨 清明の頃より穀雨の時節まで雨多し、春雨降りて百穀を生化す、依って穀雨と言ふ    
立夏 天地盛陽の気となり夏の気立つなり                         
小満 純陽気満ちて万物充満し草木枝葉繁る、大満と云わず小満云ヘるは万物充満する初め故なり
芒種 ノギある穀類皆稼する時節なり                           
夏至 純陽極まって一陽地下に生ず、この日雷のある夏は三伏涼しと云う           
小暑 大暑の前故に小暑を催すなり                            
大暑 老陽次第に極まって大暑となる                           
立秋 秋の気立つなり、立秋と言ふ                            
処暑 老陽日に衰へて秋陰の気暑気すでに処(やむ)とす、依って賀来斯く云ふ          
白露 秋の最中にして露己ずから白し、故に白露と言ふ                   
秋分 春分合わせて二分と言ふ、昼夜相等する日なり                    
寒露 陰気日に増長し、寒露降る                             
霜降 旧九月の中気、始めて霜降る                           
立冬 冬の気、立ち初むるなり                              
小雪 寒気瀬りに結んで雪となる、よって名付く                      
大雪 寒気愈々募りて、雪いよいよ降る                          
冬至 昼間最も短き日にして、暦元と言って造暦の根拠となす(一陽来復)            
小寒 地下の陽気地上の陰気追うて昇る、故老陰追って寒気激し               
大寒 地上の陰気地中の陽気に追はれて寒気甚だし故寒と言ふ                                                            

星座表
黄道12星座(象意・エレメント・ 二十八宿[位置/配当]・〇方七宿)
魚座 直感 水(柔軟) 室(小吉)、壁(大吉)、奎(中吉) 玄武/白虎
牡羊座 リーダーシップ 火(活動) 婁(中吉)、胃(中吉) 白虎
牡牛座 資産 地(不動)   昴(不吉)、畢(大吉)、觜(大吉)、参(不吉)  白虎
双子座 情報伝達 風(柔軟) 井(中吉) 朱雀
蟹座 保護、養育 水(活動) 鬼(大吉)、柳(不吉) 朱雀
獅子座  勇気、芸能 火(不動)  星(小吉)、張(中吉)、翼(中吉) 朱雀
乙女座 健康、清潔 地(柔軟) 軫(小吉)、角(大吉)、亢(不吉) 朱雀/青龍
天秤座  正義、公平、バランス   風(活動) 氐(不吉) 青龍
蠍座 生命に潜む謎  水(不動) 房(大吉)、心(中吉)、尾(中吉)   青龍
射手座  誠実、探求 火(柔軟) 簑(小吉)、斗(大吉) 青龍/玄武
山羊座  職業、報酬   地(活動) 牛(不吉) 玄武
水瓶座 よりよい世界のヴィジョン  風(不動)  女(小吉)、虚(小吉)、危(小吉) 玄武

干支表
十干 ( 意味・過程)
甲(きのえ)木の兄(陽)すくすく真っ直ぐ伸びる木 種が甲冑
乙(きのと)木の弟(弟)自己主張ある「花や観葉植物」 芽生え
丙(ひのえ)火の兄(陽)太陽のように明るくおおらか 伸び盛ん
丁(ひのと)火の弟(陰)灯火、ともしび(文化) 一人前
戊(つちのえ)土の兄(陽)「山」、リーダー性十分の親分肌 繁殖
己(うちのと)土の弟(陰)「大地」、謙虚で控え目、芯強い 成熟
庚(かのえ)金の兄(陽)「鋼、刃」、正直で一途な働き者 種子実る
辛(かのと)金の弟(陰)きらめく宝石 種落ちる
壬(みずのえ)水の兄(陽)「海」、自由と夢、自由意志 土中に潜む
癸(みずのと)水の弟(陰)「潤す雨」、慈愛、本質見抜く 一陽来復

十二支( 過程・意味) 五行
子(ね)生む(秘めたエネルギー) 水(陽)
丑(うし)根を張る(ゆっくり確実歩む) 土(陰)
寅(とら)地上に伸びる(陽気で力強い) 木(陽)
卯(う)しげる(穏やかで豊かな感性) 木(陰)
辰(たつ)たくなわ(力強いエネルギー) 土(陽)
巳(み)陽極まる(強い向上心と行動力) 火(陰)
午(うま)陰陽あい逆らう(ポジティブ直情型) 火(陽)
未(ひつじ)陽しりぞく(地道で柔軟芯強い) 土(陰)
申(さる)のびるかさねる(器用、才能)    金(陽)
酉(とり)醸す(老熟さ知性、繊細で野性味) 金(陰)
戌(いぬ)まもる(働き者で律儀、職人肌) 土(陽)
亥(い)包蔵(ピュアな猪突猛進型) 水(陰)

太陽・月・五星(種別/意味)
太陽 光の主人公・中心
月 (太陰)本来持つ欲求願望
木星(歳星)幸運やチャンス
火星(螢惑)闘い・勇気や葛藤
土星(鎮星)境界や制限・規律
金星(太白)愛と美・歓びと魅惑
水星(辰星)社会にでるトレーニング

納音表(干支・納音)
甲子、乙丑:海中金(海中深く眠る砂金)
丙寅、丁卯:炉中火(いろりの中で燃える火)
戊辰、己巳:大林木(深い森の中の一本の木:大器晩成型)
庚午、辛未:路傍土(道を造り上げる土:一本気で保守派)
壬申、癸酉:剱鋒金(切れ味鋭い剣の矛先:鋭い感性)
甲戌、乙亥:山頭火(火山山頂でくすぶる火:孤高のカリスマ)
丙子、丁丑:澗下水(岩の間を流れ落ちる滝:地道な実力派)  
戊寅、己卯:城頭土(場内の土地:プライド高い権力志向派)  
庚辰、辛巳:白鑞金(メッキの材料、鉛とすずの合金:気配り)
壬午、癸未:楊柳木(柳の木:そつなくこなす社交家)
甲申、乙酉:泉中水(地中に流れる水脈:清く正しく温かい人)
丙戌、丁亥:屋上土(屋根の上に敷く土:統制とれた理知的)
戊子、己丑:霹靂火(急激に轟く雷鳴:押しの強い大物)
庚寅、辛卯:松柏木(松や柏など常緑樹:一途で頑固)
壬辰、癸巳:長流水(長い川流れいく水:独自の世界観の完璧症)
甲午、乙未:沙中金(砂の中混じる金:競争心猜疑心揺れる冷静)
丙申、丁酉:山下火(山の裾野で静かに燃える火)
戊戌、己亥:平地木(平地に立つ街路樹)
庚子、辛丑:壁上土(壁に塗る粘土状の土:地道で実直)
壬寅、癸卯:金箔金(薄く打ち延ばした金:縁の下の力持ち)
甲辰、乙巳:覆灯火(灯篭の中の火:独自の分野に才能)
丙午、丁未:天河水(天から降り注ぐ雨)
戊申、己酉:大駅土(繁華街の土:魅力的で内面クール)
庚戌、辛亥:釵釧金(髪に挿す金指:場を華やかにする)
壬子、癸丑:桑拓木(神木とされる桑の木:じっくり取り組む)
甲寅、乙卯:大渓水(山あい渓流の水:内心の感情の起伏)
丙辰、丁巳:沙中土(広大な砂漠:強さと弱さの両面)
戊午、己未:天上火(天に輝く太陽:行動活力知性秀でる)
庚申、辛酉:拓榴木(ざくろの木:外見素朴で誠実)
壬戌、癸亥:大海水(広大な海の水:豊かな感情と包容力)

九星象意
一白水星 ☵坎(水)、陰の極まるところ
二黒土星 ☷坤、大地
三碧木星 ☳震、明朗な活力
四緑木星 ☴巽(辰巳)、活動旺盛
五黄土星 中央定座、太極
六白金星 ☰乾(天)、完了・完全・円熟・成熟・老成
七赤金星 ☱兌、収縮・堅実・収穫
八白土星 ☶艮(山)、静止、休止
九紫火星 ☲離(火)、陽の極み

十二直(丙斗指し周天する作用を神格化)
建神(建設的なことが吉) 建設的事業吉、破壊的事業神意に逆うと滅ぶ。
除神(除くは位を退く意) 建神を補佐して、一部を除くことで完成、百凶除くを吉。
満神(除けばまた満つるなり) 欠員の代わりを入れ満ちるに、建設、神祭、婚礼、種蒔吉。
平神(満つれば則ち平なり) 平和安泰、万物を平等分する日、家造、移転、婚姻吉。
定神(平なれば定まる) 満ち落ち着いて総てが決定、建設事業忌み、神事、移転、嫁娶吉。
執神(定まれば則ち執る) 決定したこと執行、破壊的事業よし、物執る吉、渡すを凶。
破神(建てるの対衝となり) 破壊的事業宣して、建設的事業忌み、邪気払ひ、祟を祈る吉。
危神(既に破れば即ち危し) 破れて早く救ねば生命危し、手当必要無分別の状態、何事にも注意。
成神(能く危ぶ時は則ち事成る) 慎重危き注意すれば物備って成る、万事成就、神事祭礼、開業、婚姻吉。
収神(既に成ば則ち収まる) 良く収めねば成ぬ、この神来ると開神福降す、家作蔵入集金等吉。
開神(収まれば則ちそれを開いて用ゆべし) 蔵を開いて、衆人のため供し働かしめること、建設業忌み、婚礼開田吉。
閉神(開くこと専らでなく閉じてこれを守る) 出すを加減、適当に節度守って閉じねば、次来る建る神の備え必要、墓建る吉、他忌む。


※留は向きがかわる点、衝は太陽と正反対に最短距離の点
※こよみの旧暦より下は虚星でもあり、天文現象と関係があるわけではありません。



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手のツボについて [漢方薬膳]

平成二十八年十月小二十五日 [旧暦]
2016年11月24日(木曜日) [新暦] 平成二十八年庚申年
庚戌、五黄、閉神、角、一粒万倍日

今回、おそらく、参考のための投稿になります。

東洋医学には、体の内部には「気」(生命エネルギー)と「血」(体液)が循環していて、この両者が体のバランスを保っているらしく、この「気血」が流れる通路を、「経絡」というらしいのですが、この経絡、体に張り巡らされており、内臓や感覚器にも繋がっていて、この経絡が、何らかの理由で滞ると、「気」「血」の循環が低下して病に至る。
この経絡が体表部と接するポイントを「経穴」といい、一般的に「ツボ」と呼ばれるのだと。
ツボと体の病気は密接に繋がっており、体に何らかの不調が起こると、必ず関連する経絡に必ず異常が現れるらしいのです。
病気や体の不調ごとに、関係する「ツボ」を、投稿長くなりますが、まとめさせて貰いました。

手のツボ本.jpg

疲れ目→少沢[しょうたく:眼精疲労、ドライアイや涙目、ものもらいに効く]、眼点[がんてん:眼精疲労に効くツボ]、合谷[ごうこく:疲れ目に限らず、あらゆる症状に効く万能ツボ]、プラスα(クコの葉茶の常飲→肝臓の新陳代謝)
肩こり→肩点[けんてん:さまざまな肩こりに効くといわれるツボ]、後谿[こうけい:首まわりの血行を促進]、合谷[ごうこく:肩こりに限らず、あらゆる症状に効く万能ツボ]、プラスα(みかん皮の天日干しをお風呂に[漢方薬の陳皮])
首のこり→頸項点[けいこうてん:少し強めに押しもみすることで血行を促進]、合谷[ごうこく:首のこりに限らず、あらゆる症状に効く万能ツボ]、プラスα(軽い運動の習慣を)
頭痛→片頭点[へんとうてん:片頭痛に効果的]、頭頂点[とうちょうてん:頭の上から痛みを伴う場合、1~2分押す]、前頭点[ぜんとうてん]、全体点[ぜんたいてん:頭部全体が痛むとき]、後頭点[こうとうてん:頭が重い、鈍い痛みを感じるときに刺激を]、プラスα(熱い味噌汁を飲む)
腹痛→胃腸点[いちょうてん:胃痛を緩和させ、機能を正常にしてくれる]、間使[かんし:急にお腹の調子が悪くなったとき、ここを左右ともに刺激して落ち着かせる]、胃・脾・大腸反射区[消化器系の働きを高める]、プラスα(しょうが、しょうが湯)
腰痛→脊柱点[せきちゅうてん:椎間板ヘルニアに特に効く]、第一腰腿点[だいいちようだいてん:急な腰痛に]、第二腰腿点[だいにちようだいてん:疲労で起こる腰痛に]、プラスα(カルシウム摂取)
歯痛→歯痛点[しつうてん:何度も強めに押す]、合谷[ごうこく:強めに押しもむと痛みを和らげる働き]、温溜[おんる:下側の歯痛にはここが効く]、手三里[てさんり:痛みがはげしいとき]
寝違え・ムチ打ち→頸項点[けいこうてん:上下に親指で押す]、落枕[らくちん:押すと軽い痛みを伴う]、後谿[こうけい:急な首の痛みに特に効くツボ]
めまい・立ちくらみ→神門[しんもん:精神的ストレス]、関衝[かんしょう:ホルモンバランス]、中渚[ちゅうしょ:立ちくらみ]、大陵[だいりょう:血の巡り]
動悸・息切れ→手心[しゅしん:内臓の働き関わるツボは動悸安定]、心包区[しんぽうく:自律神経緊張緩和]、げき門[げきもん]、内関[ないかん:心肺機能向上]、 プラスα(シソの葉のお茶)
眠気→二間[じかん]、三間[さんかん]、プラスα(ハーブティー+ハーブ精油を鼻の下やこめかみに数滴塗る)
乗りもの酔い→耳・咽反射区[内耳の血流改善]、手心[しゅしん:内臓の働き関わるツボで自律神経安定]、内関[ないかん:心肺機能向上]、神門[しんもん:精神安定]、プラスα(しょうが入りスポーツドリンク)
脳の活性化→太淵[たいえん:脳の活性化]、神門[しんもん:精神的ストレス]、陽池[ようち:末梢血管循環高める]、陽谿[ようけい:末梢の血流促進]、陽谷[ようこく:脳の疲れ取れる]、プラスα(手首をゆっくりブルブル体操)
精力増強→小指丘[しょうしきゅう:小指付け根から手首までのふっくらした部分:血行促進]、少衝[しょうしょう]、陽池[ようち:スタミナ増強効果]、少沢[しょうたく:内臓と泌尿器官良くする]、プラスα(亜鉛不足を促すシュウ酸を含むタケノコ、バナナ、コーヒー、紅茶の飲み過ぎを注意)
のどの痛み→鳳眼[ほうがん:消炎・鎮痛効果]、 太淵[たいえん:呼吸器系に効果]、合谷[ごうこく:万能ツボ]、咽頭点[いんとうてん:のどの痛みに]
風邪→感冒点[かんぼうてん:風邪のどの痛み]、商陽[しょうよう:胃腸の働き活発に]、合谷[ごうこく]、プラスα(シイタケで体の抵抗力アップ)
せき→少沢[しょうたく:内臓の機能]、太淵[たいえん:呼吸器系に効果]、尺沢[しゃくたく:のどの痛み全般]
食欲不振→手心[しゅしん:精神的ストレス緩和]、胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める]、プラスα(梅干し)
吐き気→大腸[だいちょう:胃腸の働き促進]、商陽[しょうよう:胃腸の働き高め、下痢や吐き気、口内炎]
口内炎→合谷[ごうこく:口のいろいろな症状]、曲池[きょくち:胃腸の機能促進]
慢性の下痢→商陽[しょうよう:胃腸の働き促進と体の代謝整える]、手三里[精神的ストレス緩和]、曲池[胃腸の働き高める]、プラスα(リンゴを皮ごと食べる)
だるさ→内関[ないかん:心肺機能向上、神経をリラックスさせる]、合谷[ごうこく:体全体に効く万能ツボ]、曲池[胃腸の働き高める]
胃腸虚弱→大腸[だいちょう:胃腸の働き促進]、胃腸点[いちょうてん:胃腸を養生]、合谷[ごうこく:あらゆる症状に効く万能ツボ]
消化不良→胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める]、温溜[胃腸の機能改善]、曲池[胃腸の調子が悪いときはまずここを刺激する]
肝臓病→胃腸点[いちょうてん:胃腸を養生]、合谷[ごうこく:あらゆる症状に効く万能ツボ]、曲池[胃腸の働き高める]、プラスα(ゴマで肝機能を活発に:セサミン、ビタミン、食物繊維)
ぜんそく→太淵[たいえん:呼吸器系に効果]、孔最[こうさい:呼吸器系の不調を整える]、プラスα(ギンナンでぜんそくを緩和)
痛風→陽池[ようち:スタミナ増強効果]、曲池[胃腸の働き高める]、プラスα(水を一日2リットル飲む)
慢性関節リウマチ→陽池[ようち:スタミナ増強効果]、陽谿[ようけい:末梢の血流促進] 、曲池[胃腸の調子が悪いときはまずここを刺激する] 、陽谷[ようこく:脳の疲れ取れる]、神門[しんもん:精神的ストレス]、大陵[たいりょう]、太淵[たいえん:呼吸器系に効果]、曲沢[きょくたく]、尺沢[しゃくたく:のどの痛み全般]
高血圧→落零五[らくれいご:高血圧の改善]、合谷[ごうこく:あらゆる症状に効く万能ツボ]、陽谿[ようけい:末梢の血流促進] 、曲池[胃腸の調子が悪いときはまずここを刺激する] 、プラスα(そばは「そば湯」とセットで)
低血圧→心穴[しんけつ:血の巡りを改善]、神門[しんもん:精神的ストレス]、陽池[ようち:血行促進効果]、中渚[ちゅうしょ:めまいや立ちくらみに]、プラスα(30分の早歩きウォーキング[有酸素運動])
糖尿病→少商[しょうしょう:内臓全般の働きを強める]、陽谿[ようけい:末梢の血流促進、胃腸の働き、糖の代謝が改善]、プラスα(糖尿病予防にアーモンドが効く)
骨粗しょう症→胃腸点[いちょうてん:胃腸を養生] 、商陽[しょうよう:胃腸の働き高め、消化吸収を良くする]、プラスα(カルシウムの吸収を促す、ビタミンK[ホウレンソウ、納豆、小松菜]、ビタミンD[サケ、うなぎ、シイタケ]とカルシウムを含む食品を一緒に食べると効率よく栄養を吸収できる)
花粉症→眼点[がんてん:目のトラブル全般に効くツボ]、少商[しょうしょう:内臓全般の働きを強める]、合谷[ごうこく:あらゆる症状に効く万能ツボ]、商陽[しょうよう:胃腸の働き高め、消化吸収を良くする]、プラスα(青魚[サバ、アジ、イワシ、サンマ]に多く含まれる不飽和脂肪酸[EPAやDHA]は、免疫の働きを正常にし、アレルギー症状の抑制に効果)
いぎき→咽頭点[いんとうてん:のどの痛みに]、合谷[ごうこく:気管を刺激し空気を流れやすくする] 、プラスα(横向きで寝るといびき軽減!?)
のぼせ・ほてり→十宣[じゅっせん:末端血液の循環に]、商陽[しょうよう:胃腸の働き高め、代謝を整える]、指間穴[しかんけつ]、プラスα(春菊はのぼせの特効薬)
虚弱体質→腎穴[じんけつ:ホルモンバランス整えて自律神経の働き促す]、命門[めいもん:強めに刺激すると血行促進効果]、合谷[ごうこく:万能なツボで胃腸にも効く]、健理三芯区[けんりさんしんく:手のひら中央より少し下のエリア、毎日刺激すれば胃腸の養生に]、プラスα(ヤマイモ[消化酵素アミラーゼを含む]で虚弱体質を改善)
肌トラブル→腎穴[じんけつ:ホルモンバランス整えて自律神経の働き促し、シミを薄くし、抜け出や枝毛などの髪トラブルにも効く] 、合谷[ごうこく:万能なツボ、体内の代謝機能を高める]、関衝[かんしょう:血液循環よくする]、プラスα(美肌にグレープフルーツ)
無気力→腎穴[じんけつ:ホルモンバランス整えて自律神経の働き促し、ストレス軽くする] 、命門[めいもん:強めに刺激すると血行促進効果、夏バテ、精力減退にも効く]、合谷[ごうこく:脳に刺激、活力をみなぎらせ、体内の代謝機能を高める]、プラスα(活力アップのハーブ[ジャスミン、ベルガモット、ローズマリー]をお茶、アロマオイルで楽しむ)
イライラ・ヒステリー→少衝[しょうしょう:気持ち落ち着かせ、イライラ軽減]、中衝[ちゅうしょう:血の巡りよくし、気持ち落ち着かせる]、神門[しんもん:神経を鎮める効果]、手心[腸の働きを高め、気持ちを前向きに]、プラスα(アロマオイル[ラベンダー、クラリセージ、カモミール]のバスタイムを)
集中力の低下→合谷[ごうこく:万能なツボ、体内の代謝機能を高める]、手心[腸の働きを高め、気持ちを前向きに]、手三里[てさんり:精神を安定させる]、プラスα(集中力を高める環境づくり、音の遮断やリラックス効果のあるアロマ[ゼラニウム、サンダルウッドなど]使う)
過度のストレス→中衝[ちゅうしょう:血の巡りよくし、イライラ鎮める]、多汗点[たかんてん:ストレスで上がった体温を下げる]、プラスα(リンパマッサージ)
うつ→胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める]、神門[しんもん:神経を鎮める効果]、陽谷[ようこく:脳の疲れ取れる、気力が衰えた時はまずここを刺激する]、プラスα(さかな[DHAとEPAがウツに効くとされる]中心の生活)
不眠→神門[しんもん:神経を鎮める効果]、内関[ないかん:眠気を誘引する効果]、プラスα(バナナ牛乳[セロトニンの原料のトリプトファンが多く含まれる]+きな粉や黒ゴマもお好みで)
神経症→手心[腸の働きを高め、気持ちを前向きに]、神門[しんもん:神経を鎮める効果]、合谷[ごうこく:万能なツボ、体内の代謝機能を高め、気持ちを落ち着かせる効果もある]、プラスα(気持ちを落ち着かせるヨガ)
心身症→労宮[ろうきゅう:精神安定に効果、弱めにゆっくり刺激する]、神門[しんもん:神経を鎮める効果]、内関[ないかん:動悸を鎮める効果]、プラスα(ストレス解消法[趣味に没頭、旅行など]を知っておく)
自律神経失調症→心包区[しんほうく:自律神経の乱れを整える効果]、指間穴[しかんけつ:神経の乱れを改善]、プラスα(まじめな人がなりやすい!?)
過敏性腸症候群→胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める]、合谷[ごうこく:万能なツボ、体内の代謝機能を高め、気持ちを落ち着かせる効果もある]、商陽[しょうよう:胃腸の働き高め、代謝を整える]、プラスα(土踏まずを刺激して、胃腸を活発に)
体のアンチエイジング→大陵[たいりょう:精神状態を和らげる効果、心疾患にも効く]、神門[しんもん:体の疲れ、だるさに効く]、陽池[ようち:末梢の血液の流れを活発に]、太淵[たいえん:肺などの呼吸器系の機能を高める]、プラスα(トマト[リコピンの抗酸化作用]が赤くなると医者が青くなる[西洋のことわざ]
美肌→関衝[かんしょう:血の巡りを良くし、肌をすべすべに] 、合谷[ごうこく:万能なツボ、体内の代謝機能を高め、気持ちを落ち着かせる効果もある]、陽池[ようち:血行促進効果]、プラスα(耳つぼ刺激で顔色を良くする)
抜け毛→合谷[ごうこく:万能なツボ、体内の代謝機能を高め、気持ちを落ち着かせる効果もある]、腎穴[じんけつ:ホルモンバランス整えて自律神経の働き促し、シミを薄くし、抜け出や枝毛などの髪トラブルにも効く] 、孔最[こうさい]、陽池[ようち:血行促進効果、ホルモンバランス整える]、プラスα(髪に良い血行よいシャンプーの仕方①ブラッシング②軽い汚れを落とす③指の腹で頭皮をマッサージするように洗う)
髪をツヤやかに→腎穴[じんけつ:髪に大きな影響を及ぼす腎臓の機能を高め、シミを薄くし、抜け出や枝毛などの髪トラブルにも効く] 、陽池[ようち:血行促進効果、ホルモンバランス整える]、大陵[たいりょう:ホルモンバランス整え、精神状態を和らげる効果、心疾患にも効く]、プラスα(海藻類[髪の発育を促すヨードという栄養素を含む]が髪を育てる)、
代謝アップ→胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める]、胸服区[きょうふく:ホルモン分泌を整える]、プラスα(老廃物を取り去る習慣[ストレッチ、マッサージ、水分たくさん摂る、サウナや運動で汗をかくなど])
メタボ改善→胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める、やや強く刺激すれば食欲をコントロールできる]、プラスα(万歩計を持って、「一日一万歩」)
食べ過ぎ防止→胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める、やや強く刺激すれば食欲をコントロールできる]、胃腸点[いちょうてん:消化器系の機能改善]、プラスα(食前に一杯白湯を飲んで、満腹感を)
汗のかき過ぎ→手心[てしん:気持ち落ち着かせる効果]、多汗点[たかんてん:発汗を調節するツボ]、指間穴[しかんけつ:神経の乱れを調節するツボ]、神門[しんもん:神経を鎮める効果]、プラスα(汗っかきでも、冷え性の場合も)
発声を良くする→太淵[たいえん:肺などの呼吸器系の機能を高める]、尺沢[しゃくたく:のどの症状全般に効果を発揮]、孔最[こうさい:血行を良くし、体調改善促す]、プラスα(発声には腹筋の強化が大切)
下半身のむくみとり→生殖器ゾーン[手首のしわ一帯、下半身に老廃物がたまるのを防ぐ]、養老[ようろう:手首の骨の突き出た部分の真下のくぼみ、新陳代謝を活発に]、プラスα(下半身の引き締めマッサージ[リンパの流れに沿って、セルライトをもみほぐし、たたいて血行を促す]
生理痛・生理不順→生殖ゾーン[小指の下のゾーン、卵巣や子宮に関連した症状、ホルモンバランスを整える作用]、合谷[ごうこく:万能なツボ、鎮痛作用もあるので、生理痛も緩和]、プラスα(生理痛は温めることが大切[しょうがやタンポポコーヒー、半身浴、腹巻き])
不妊→腎穴[じんけつ:泌尿器の機能を高め、男性に特に効果] 、命門[血行を促進]、不妊ゾーン[温かくなるくらいにもんだりさすったり]、生殖ゾーン[小指の下のゾーン、ホルモンバランスを整えて妊娠しやすい体へ導く]、プラスα(ホルモンバランス整えるアロマバス[ゼラニウムやクラリセージなどのアロマオイルには女性ホルモンのバランスを整える働きが]
冷え性→命門[血行を促進]、陽池[ようち:血行促進効果、ホルモンバランス整える]、指間穴[しかんけつ:神経の乱れを調節するツボ]、プラスα(レモンやオレンジのお手軽入浴剤)
貧血→手心[しゅしん:腸の働きをよくする]、井穴[せいけつ:血行がよくなる]、胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める]、プラスα(レバーよりアサイジュースを)
便秘→神門[しんもん:神経を鎮める効果]、合谷[ごうこく:万能なツボ、腸の働きを刺激]、二間[じかん:消化器系の働き高める]、第二二間[だいにじかん]、胃・脾・大腸反射区[消化器系の機能高める]、プラスα(ドライフルーツとヨーグルトで整腸)
むくみ→労宮[ろうきゅう:心臓の働き高めて、むくみを解消]、合谷[ごうこく:万能なツボ、腸の働きを刺激]、少沢[しょうたく:腎臓の働きを高め、尿の出をよくする]、少衝[しょうしょう:血液循環の調子を整える]、プラスα(仰向けに寝て、手足を天井に向け、10分くらい手足をブラブラさせ血液循環を良くする)
膀胱炎→膀胱ゾーン[手首にできる横じわのすぐ上の中央部分、腎臓や膀胱の機能を高める]、少沢[しょうたく:泌尿器官の働きを高める]、プラスα(尿の色でわかる健康状態)
更年期障害→腎穴[じんけつ:泌尿器の機能を高め、ホルモンバランス整える] 、生殖ゾーン[小指の下のゾーン、卵巣や子宮のホルモンバランスを整える]、関衝[かんしょう:ホルモンの分泌を促進]、プラスα(サフラン茶)

手のツボ.jpg

手のツボと反射区.jpg



毎日続けるのは、難しいかもなので、私が学んだやり方を説明させて貰うと、①裸足になって、両足の足の指を、一本づつ回しながら揉む→②両足のうら全体を両手で揉む→③両手の指を、一本づつ回しながら揉む→④両手の全体を揉む。このパターンで、15分ぐらい揉むと痛い箇所がわかるし、痛い箇所とそのツボや反射区を確認しながら、さらにそこを揉むことで、改善されるし、それ以上の不調ならば、別の方法手段をとる必要があるのかも知れないということが、分かるのではないかと思います。

ツボの刺激.jpg

手のツボマッサージ.jpg



ご参考になれば、嬉しく思います。

また、次回、お会いいたしましょう。




陰陽思考Blog部門(5回目) [中国古典]

平成二十八年四月小二十三日辛亥 [旧暦]
2016年5月29日(日曜日) [新暦] 平成二十八年庚申年
六白、 破神、昴、下弦 [21:12]、三隣亡

陰陽思考Blog部門(5回目)
(中国陰陽思想を用いた中後年の方に贈る再起動RE:BOOT講座)

全五回で、中国古典に力を借りる、上記ブログ講座を行っていけたらと思っております。陰陽道の研究、勉強をライフワークとしておこなっている私ですが、中国古典の素養なしには、陰陽道を理解することはできないと思っておりまして、中国古典の素養を養うための講座でもあること、ご理解頂けたらと思います。

5回目(中国古典とその言葉)

今回は、中国思想をさらに体験してもらうために、若輩ながら、今回は、歴史的流れの中で、中国古典を多少紹介させて頂き、そのあと、言葉について考えて頂きたいとも、思います。

リブートのため、同時に、今回も、次の言葉を意識してみてください。

①"新たな目標"見つかりましたか?

②”その目標”はわくわくドキドキすることですか?

③”新たな目標”も見えたら、”さらにその先”も考えてみる。

④”新たな目標”として、少し”明確な道筋”も再設定してみる。


本来自分が持ちたい”目標”、”本当にやりたいこと”見つけられましたか?


今回のテーマは、"言葉"にしたいと思います。当然、中国古典の書物も"言葉"で書かれているもの。

①中国古典について(書物の歴史的流れ)

まず、中国古典について、時代の流れにそって、その意味合いを説明していけたらと思います。
黄河文明が起こり、中国五千年の歴史、その思想が、最初に書物に見えるのは、伝説の国家である堯舜や夏、殷や周の時代を記した「尚書(書経)」の尭典の「洪範」。はじめて国家をまとめる中国思想の考え方が出てくるようです。また、伝説的には、「易」の始まり「八卦」考えた”伏儀”や、中国医学原典の「黄帝内経」や「黄帝暦」で伝説の帝である”黄帝”が有名であり、周の”文王”が易(六十四卦)を作ったとされます。

その後に続く、春秋時代、孔子が「易経」に編纂したそうですが、’孔子’が出たころに、きちんとした中国思想が始まったといえるようです。孔子が活躍した、春秋、戦国時代も、史実の中にその風習文化、政治、諸技術が記述された「春秋」、また、戦国時代は国家統一のため、諸国それぞれの”諸子百家”(老荘楊墨孟荀韓非列等)が、その思想、考え方を出し合い、それを記した、様々な「老子」「荀子」「韓非子」「墨子」「孟子」「列子」「荘子」などの書物が残っております。戦国時代を制し、秦が中国を初めて統一します。この時、「周の火徳に代って天下を取れるものは、水徳の天子であるから、秦は水徳を得ており、水徳を有する上古の帝王であるところの顓頊は秦の先祖となるから、秦が施行する暦法を"顓頊暦"とする」と言ったことは有名であるようですが、その後、その秦が滅び、今度は、大国であった、漢が起こります。この、漢、前漢・後漢で中国漢文明が発展、中国文化が大成されます。
(このことについて、少し儒教の話をさせてもらいます。秦の始皇帝の焚書坑儒により、儒教の経典がほとんどなくなるという事態が起こります。経典を暗唱したものを漢代通行文字で書いた”今文”、孔子旧宅の壁の中から出てきた経典「孔壁古文」数十篇の”古文”とされ、今文・古文のテキストは文字上の問題とどまらず、思想面でも違いが出てきて、今文学派は董仲舒(トチュウジョ)の天人合一思想(災異思想)を基盤に、「春秋公羊傳」が主要な経典となっており、また古文学派の代表的人物は劉歆(リュウキン)であり、(劉歆本人に修正されたのではないかといわれる)「春秋左氏傳」が主要な経典となっていたこと。古文学派が古典文字の訓古中心の合理的な解釈に対し、今文学派は讖緯※の神秘的思想を受け入れた立場に立つ”緯書”※、”讖緯”の流行にも拍車をかけ、前漢末頃から後漢をにかけて、訓詁学※に力点を置く古文学派と讖緯思想を重んじる今文学派とどちらがより正確な古典か、前漢・後漢を通じてお互いの立場を主張しながら、この当時、儒教はかなり揉まれていくのです。劉歆は古文学派ではありましたが、易経理論を最新暦法に取り込んだ”三統暦”を作り、緯書・讖緯等を「七略」にまとめております。董仲舒は前漢の、劉歆は前漢と後漢にわたる官僚で、漢書や後漢書、国書の編纂にも関わっていたようです。私的に歴史書をまとめた司馬遷も、元は天文技官で、「史記」の芸術性優れていたこともこの時期で、また、国じゅうの方術師に陰陽と神仙術の書である「淮南子」をまとめさせた小国の淮南王も前漢の人です。)

また、シルクロードを経て、仏教が伝わったのも前漢の時で、項羽と劉邦が秦に代わって、名乗りを上げ、結果、劉邦が漢の高祖になったあの有名な時代の話であります。

その後、後漢が衰え、蜀の劉備玄徳が、関羽と張飛、そして天下無双の方術師でもあった諸葛孔明を従えた歴史物語で有名な、魏・蜀・呉の「三国志」の時代、その後、魏晋南北朝時代を経て、北朝側の隋と唐の時代となります。隋と唐は日本とも貿易が盛んでしたが、シルクロードを経て、西洋やインドとの交流も盛んであった唐の都長安は、貴族的な唐の文化が、有名な「李白」や「杜甫」の詩人を生み、仏教も玄奘三蔵が「般若心経」を伝えるなど、とても繁栄をします。その後、唐が衰退して、時代が流れ、宋がおこり、朱子による中国思想集大成がおこります。そして、元を経て、明代に、王陽明などの明学がおこり、そして清学(朱子学が主)へ至る中国古典の流れがあります。
(「仏教」は、それまで中国になかった”空”の思想をもたらしますが、これを読み解くために、「老子」と「荘子」の老荘思想がないと、中国人は理解できなかったそうです。というか、後漢が亡んで、時代の流れも、儒教から老荘思想へ、老荘から仏教にとなっていくようなのであります。また、「道教」は、①老荘と②神仙説(淮南王のもとに集まった)に、③「三国志」に出てくる黄巾の乱の一派の老子五千文を誦する宗教団体、これらを区別をすることができずに、呪符祈祷に、神仙養生術、老荘思想を取り入れ、仏教の教理で修飾して、隋が起こる前の、この時期約300年間で、発達、成就されたようであります。一方、同時期に、「儒教」における経学が統一され、「五経定本」や「五経正義」などの書物に編纂されました。この時期は、儒教・仏教・道教がおたがいに交渉を保ちつつ変化していくこと、そういう時代だったらしいのです。)
宋の時代に’朱子’が宋学を大成しますが、この時、朱子が当時、「礼記」の中の「大学」と「中庸」を抜き出し、今まで、漢唐の経学が"五経(易経・書経・詩経・礼記・春秋)中心の学問"であったのに対し、宋の経学は"四書(大学・中庸・論語・孟子)中心の学問"となったらしいこと。また、朱子は「中庸」をとても重要視してるようで、「中庸」は、易(陰陽)と、”中”を重んじるところに共通点があり、おそらく「大学」とともに、「易」が漢代に発展し、「易」の説卦の”陰陽を天の道、剛柔を地の道、仁義を人の道”という、天地人三才の道を一貫する理に至らしめる過程にも「中庸」の考え方が必要であったのではないかといわれており、易経を理解するための、ある意味重要な"視点"でないかと、私は思うのです。中国古典は、このある意味の”視点"がないと、仏教の経典が、老荘の視点がないと、読めなかったこと。ある種のキー(視点)がないと、読めないようになっているのかもです。これが、意図的なのか、どうかは分かりませんが、ある意味、中国古典全般的に読む必要があるということなのか、どうかということを含めてです。
’朱子’に対し、明の時代、陽明学の祖、’王陽明’は、四書を重要視するも、朱子が"理気"を説いているものに対し、"唯心論"を唱えていて、「大学」の「致知在格物」という言葉の解釈が、朱子が"心と理を別"と考え、"主観は物の理による"のだと。難しい話、これに対し、陽明は"心(善)即理"と説き、"物事は主観による"とみなすようです。これは、考え方としては、現世利益、仏教的なのかとも、思いました。

駆け足で、私の知る範囲での解説となりましたが、歴史の流れ的に、中国古典の書物と、その考え方を説明させてもらいました。
ちなみに、老子を読んだ感想について、以前、私のブログをアップしていましたのでご参考まで。
http://blog.so-net.ne.jp/dear_seimei_san/2007-11-27

※讖緯:元来は、讖と緯とは別のものである。讖とは、未来を予言することを意味しており、それに対して、緯とは、儒教の経典に対応する「緯書」と呼ばれる書物群を指すものである。しかし、後には、この二者はともに予言を指す言葉と、それを記した書物として、併せて用いられるようになった。
※緯書:漢代、儒家の経書を神秘主義的に解釈した書物で、「緯」とは、「経」(たて糸)に対する、「よこ糸」で、経書に対応する根拠的な書物群を指している。


②言葉について

もし、言葉は”言霊”であると考えると、言葉の使い方というか、本心からそう思うことしか言うことができない。もしくは、目標があって、それに向かって出る言葉。または、言い訳。または、説明の時。または、気持ちを伝える、切り替えるため。その理由は、思いやりが根にある。責任がそうさせる。また、子供に説教が必要。思いやりの気持ちを言葉で伝える。言葉って、”言霊”だと考えると、難しいですよね。言葉はとても。
そのような、"言葉"を伝えること、本当は、私のライフワークである陰陽道研究の一分野である、呪(まじない)について書いたブログですが、中国古典の内容ではありませんが、もとになる”こと”が同じでないかということで、夢枕獏さんの小説「陰陽師」の一説を用いて説明させて貰っておりますが、少し読んで頂けたらと思います。ご参考まで
東西古今出島清明堂ブログ:(呪について)
http://dejimaseimeido.blog.so-net.ne.jp/2016-04-04

少しばかりでも、’言葉’の持つ凄さが伝わるのではないかと、思いました。古典の持つ言葉は、長い間の歴史を乗り越えて、いろいろな立場の人が、いろいろな時代が、切り替わって、歴史が変わっても、今に残ってきた書物、言葉なのです。だから、ある意味、ここにも、”呪”が入っていると思いますし、いろいろな立場の人が、それぞれ違う立場の考え方をもった人が、関わって、いろいろな立場の人が、いろんな立場で、学んで、いろいろな立場の人が、その恩恵にあずかって、時の権力者からは、疎外された時もあって、また、それも乗り越えて、今に残る古典の”言葉”なのではないかと思います。もしかすると、その古典、その書物の言葉は、少し書き換えられることもあったでしょうが、それも何らかの意味があることかもしれませんし、その書物の大きな意味としては、変わりないのではないかということも。
また、中国古典には、方術という、方向を変える技術が書かれてあります。中国古典の中の理論で、その理論を駆使して、言葉や、その他の重要事項の方向を変える技術ですが、逆に、重要的なことが変わった時、その方向の意味も変わると思うのですが、これは、使う人の道徳が、良心が必要となることから、師匠は、弟子に簡単に、術を教えないんだと思いますし、孔子が「仁」を重んじ、老子の教えも「道徳経」、道も徳も大事にする意味からも、その意味が大きなことが分かると思います。また、中国には「聖人」という言葉があり、おそらく自然や人を体得した徳の高い人の意味で、皆人々は、聖人を崇めるそうです。そのような中で、言葉は、育てられ、言葉は、思いやりの心を込めて、使われる。その意味を含んでの、中国古典なのかも知れません。

講師の本音(陰陽思考とは)

これまで、
やりたいことの目標を立ててください。
"現在地"からの、"目標"を意識してください。
"新しい目標"ができたなら、次のその目標にシフトしてください。
"新たな目標"が生まれたら、"さらにその先"も考えてください。
というようなこと、毎回繰り返して頂きました。

できれば、目標を"言葉"に、目標を"文章"にしてみてくださいという時もありました。
最初の頃、アメリカの成功哲学を、中国古典に比べて、紹介させて貰うこともありました。
その後、また、毎回、中国文化様式の紹介、中国思想のメカニズム、中国思想の応用例を、その合間、それぞれに、挟まさせて、貰ってきました。ある意味、これら比較して欲しかったからです。
そして、本当にやりたい、未来の目標からは、エナジーが流れるそうだからです。
また、眠っているかも知れない、自分の中にある、エネルギーも目覚めるのではないかと思うからです。
また、視点を変えることで、今まで気付かなかった、その最短ルートが見えるのかも知れません。
これは、私が学ばせて貰った苫米地博士の「コーチング理論」も使わせて貰っているのですが、別に今まで知なかった、中国古典の文化様式、少しづつ入れてきたこともある意味必要ではないかと考えます。
もう一つ、私が学んでいる「アクセラメンツ」という手法もさせえて使わせて貰って、①「受け入れ」(1回目)→②「生み出す」(2,3回目)→③「持続する」(4,5回目)ような、構成も試みさせて貰いました。

あと、以前、私のブログで「比べる」というテーマを扱っていたのですが、実は、ある意味、「西洋」と「東洋」も比べて欲しかったのです。比べると、それぞれの位置関係が見えてき出すばかりでなく、その中間、全体にあるゲシュタルト(全体像)もぼんやりと見えてくるではないかと考え、そして、その中間に何かしらのエネルギーが発生するのではないかとも思って。また、今回は「現在地」と「目標」、「目標」と「さらにその先」、「前」と「後」のように、「原因」と「結果」、の二つの事象を、"比べて"も貰うことで、先へ先へと、「大局(全体像)」を自分が望む、心地よい方へ少しづつずらさせて貰っていることになるのかも知れません。

また、もうひとつ、「前」と「後」という、二つの「対」を、「陰」と「陽」に例えるならば、おそらく、その中間にあるのであろう大局(全体)を、また、その全体にあるであろう太極(全体像)みたいなものも、感じてもらおう、何らか体感して貰おうと、それは、"言葉"でもいいし、"感覚"でもいいのではないかと思っております。

また、実は、対峙する、感応する、反対の意味の「対」の言葉(事象)は、意味は逆ですが、良くも悪くも、ひっくり返りやすい性質があるようなのです。おそらく、重要性なファクターが変わったときにです。(あくまで、平面的な方向が変わるのであって、上下が変わるわけではありませんし、また、陰陽五行には、自然界的な言葉ではないという理由で「善」と「悪」という対については、よく分かりません。)プラスして、ものごとには、いろんな種類の、関係性はあるようなのですが、ちょっと言えば、平面的になんらか"いい意味で方向"を変えることは、"方術的なこと"でないかと考えられる。ひっくり返ってしまったら、周りをよく観察して、もし、必要ならば、周りを自力で調整する必要も出てくるかも知れませんが、その時にも、同じようなことが、また、その答えについても何かしら見えてくるのではないかと思います。また、対局的なものではなく、単に"ふたつの事象"を、"比べる"ということも、そこにある差やそこにある大局をつかみ取ることが出来ることだと思いますし、そこの温度差の部分に、いい意味でのエネルギーが発生するのではないかと考えます。

私は、中国思想の根幹をなすといわれる、"易"をあえて、易(陰陽)と言っておりました。

孔子は五十歳まで、易経は学ばない方が身のためであると言われていることがあり、

占い(陰陽)としての一面、そのメカニズムは勉強させて貰っているところですが、

その意味で、易には、何か、万人には使えない、理由があるのではないかと思いますが、

学問としての一面、「易経」経文の全体解読には今だ至っておりません。

その点、本当に心苦しいのですが、さらに、あえて。

そのメカニズムを説いた、その解説書"繋辞伝"にあった言葉。

「易(陰陽)に太極あり」

"易に太極あり、これ両秘儀を生じ、両義は四象を生じ、四象は八卦を生ず。
八卦は吉凶を定め、吉凶は大業を生ず。"


でも、太極に易(陰陽)あり、とは言わないようなのです。

また、太極は道(タオ)に通じ、そこが仏教でいう「空」に関連するとすると、

ここに、何かしら、先ほどの理由(ディメンジョン的な理由)があると思うのです。

でも、"易に太極あり"は、本当にすごい世界なんだなと思っております。

だから、行先の見えない、どれだけ発展してしくのか分からない未来に、帰る場所としての、実は、最高にロジッテクな、易(陰陽)と五行の世界があった方がいい、いやなくてはならない、最高に素晴らしいものであるのではないかと思ってやみません。


この言葉を最後にして、少し意味ありげですが、陰陽思考Blog部門(ブログ講座)の修了をさせて頂けたらと思います。

でも最後に、もう少し。
例えば、今日はカッカしているな、それがもとで、いらいらしているなと感じたら、火の気が多いのじゃないかな・・と、火の気解消のため、水を飲むとか、水で顔を洗うとか、アフター5にプールで泳ぐとか、五行を活用したおまじない的なものも、少なくとも、プラセボ効果があるのではないかと思って。水の意味は、方位が北、北は、十二支にねずみがあるので、子沢山とか、冬至もあるので、生まれ変わるか、いろいろなプラスの意味があるので。吉凶にまどわされないように考えること、また、いろいろ陰陽思考は広がりますね。
陰陽五行を紹介させてもらっている私のブログページですが、最後というか、もう一度、紹介させてもらいますね。
http://blog.so-net.ne.jp/dear_seimei_san/archive/c2300219314-1

私の作った、このブログ講座は、また、もう一度、覗いてみると、違った風景が見えて欲しいと思って作成させて貰ってはおります。


長らく、多少ゆるい感じのスタンスも含め、この講座にお付き合い頂き、本当にありがとうございました。


最後に、”あなたの本当にやりたいことは何ですか?” 


と、問わせてくださいませ。


それでは、またブログの記事で、お会いできますように。

失礼いたします。




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陰陽思考Blog部門(4回目) [中国古典]

平成二十八年四月小二十日戊申 [旧暦]
2016年5月26日(木曜日) [新暦] 平成二十八年庚申年
三碧、 平神、奎、不成就日

陰陽思考Blog部門(4回目)
(中国陰陽思想を用いた中後年の方に贈る再起動RE:BOOT講座)

全五回で、中国古典に力を借りる、上記ブログ講座を行っていけたらと思っております。陰陽道の研究、勉強をライフワークとしておこなっている私ですが、中国古典の素養なしには、陰陽道を理解することはできないと思っておりまして、中国古典の素養を養うための講座でもあること、ご理解頂けたらと思います。

4回目(体感をテーマにした中国文化の応用例)

今回は、中国思想をさらに体験してもらうために、若輩ながら、風水と漢方薬膳の中国文化を紹介させて頂けたらと思います。

リブートが目的ため、同時に、是非、次のことも意識してみてください。

①もう一度、前回、見直してもらった”目標”を振り返ってもらう。
(その後の日常、日常の生活についても一緒に考えて欲しいのです。)
②また、”新たなやりたいこと”、”新たな目標”が見えたら、”さらにその先の方”を考えてみる。
③”その目標”はなぜ生まれたのか?
(本当は必要だったこと?いや、本当にしたかったこと?)。
④”新たな目標”を再設定、また、もう少し”明確な道筋”を再設定。
⑤本来、自分が持つべき”目標”、そして、”本当にやりたいこと”、さらに、見つかりましたか?

ここで、話を中国思想に戻させて貰いたいと思います。現代風に云うとすると、中国思想の考え方としては、人間は(大)自然の中で、(大)自然のリズムに合わせ、季節を感じ、生活の場という環境があって、体の健康があって、世の中があって、’そこでの生活がある’的な思想ではないかと思うのです。それに対し、中国思想は、それぞれに「方法論」を有するのですが、(大)自然のリズムを知るために、”旧暦”を用い、いい環境を知る、いい環境を作るために、”風水論”があり、体の健康を保つために、”漢方薬膳”や”鍼灸・按摩”がありますし、困った時、何らかのヒントを得るための’占術’があって、そして、いい世の中を作るために、”儒教”の教えがあるのだと思いますし、いい生活のための、”道教”があるのだと思います。

今回は、体感をテーマに、次の手順で、中国思想を解説させてもらいたいと思います。

①時間を考える。(もう一度旧暦を用いて)
②環境を考える。(風水論を用いて)
②体を考える。(薬膳・漢方論を用いて)
④言葉で考える。(中国語を体験してみる)

できれば、時と場所を超えてもらう体験ができないかと思います。
さらに、今回の講座で、中国式文化のさらなる知識を加え、中国の”陰陽思想”というひとつ文化様式を自分の中に少し取り入れてもらい、中国陰陽思想に対する理解をお願いして、参加者の方達には、新たな目標に加えて、中国文化様式という、新しい癒しにもなるであろう、勝手ながら、新たな”土台”みたいなものを、自分の中に作ってもらえたらとも考えます。

①時間を考える。(旧暦)
時間は足りていますか?どのくらい先までのスタンスで、行事・予定を立てていますか?生活のサイクルにペースメーカーはありますか?季節を意識していますか?新月とか満月とか、見ていますか?朝は早い方ですか?
このような質問を立ててみましたが、このようなことを意識しながら、暦の話を聞いていただけたらと考えます。
今回も、ウェブ上のいろいろなページと動画を紹介させてもらいたいと思います。
・1年間のスタンス
(地球の公転と考えてみる)→(春・夏・秋・冬)
[京都の季節感を二十四節気ごとに映像化した動画です]
二十四節気動画:[京都二十四節気] 立春
https://www.youtube.com/watch?v=EEgFxj6CWlQ
[季節感が伝わるアニメ動画ですが、歌詞が良かったので]
春夏秋冬動画:Nikiie-春夏秋冬
https://www.youtube.com/watch?v=tyJtePmNunM
・1か月のスタンス
(出来れば、月の公転、月の朔望と考えてみる)→(朔・上弦・望・下弦)
[月について申し分のない番組です]
月の動画:たけしの万物創世紀「月」
https://www.youtube.com/watch?v=7qitqh4N5TY
[地元長崎の中国農暦ぐるぐる暦を作っているまなてぃ先生の動画です]
月の朔弦望動画:くるくる暦の見かた・使いかた 朔弦望編
https://www.youtube.com/watch?v=cKdRRom_4Rg
・1日のスタンス
(地球の自転と考えてみる)→(朝・昼・夕・夜)
[いつもお世話になっております暦会館のページです]
おおい町暦会館[今日の暦ページ]
http://www1.vipa.ne.jp/~koyomi/flashs/Test.html
[暦会館を紹介させてもらっている私のブログページ]
福井県おおい町暦会館[Dear安倍晴明さんブログページ]
http://blog.so-net.ne.jp/dear_seimei_san/2009-10-06
[旧暦のスタンスに対し、現代の時間の感覚はこのような感じでしょうか?]
時間動画:時空標準 -究極の時計をめざして-
https://www.youtube.com/watch?v=DCchNCW6ivM

旧暦の世界が、意外と、スローライフであることに対し、現代はとても時間に追われていて、何かと忙しいのではないかと?
でも、ゆっくりする時間がなくて、加速ができないのではないかということ。これに、太陽暦が月の満ち欠けを考えないということを重ねて。旧暦に、そのヒントを求めてみることを試みて欲しいと思うのです。中国思想は、大自然、いわゆる大自然の太極(タオ)と一体化することで、エナジーをもらうという思想、月と太陽と惑星がある地球物理学三次元の世界に時間が流れているということが基本だと思うから、だから、地球のスピード以上のエナジーはもともとは持っていないんだと思うこと、持論に近いことですが、最近とうとう、社会のスピードが、人間の限界を超えてきているのではないかと、私勝手に危惧しておりますこと。確かに、人間、一時的な加速はできる。しかしながら、あくまで、一時的であるのではないかと。休むから、加速できるのでははいかということ。旧暦を意識することで、’休む’を意識できるようになるのではないかと。
また、このあたり、別の意味での答えとして、別の話が加わりますが、もしかすると、そうする必要がもともとあるかはわからないですが、これも私の推測ですが、時間的なゆとりを持つために、ディメンション(次元)を上げるしかないのではないのではないかと、どこかで思っております。しかし、中国思想には五千年もの歴史を乗り越えて、現代において、現在も発展してきている理由として、何かが、その理由としての何かが含まれているんだとも思うのですが、シルクロードで伝わったという、中国の三大宗教のひとつ、仏教が入っているのも、理由のひとつでないのかと思っております。また、シルクロードを経て、ギリシャの暦法とも技術の交差が起こっていたのは、諸子百家がたくさんの所説を繰り広げていた、春秋のあとの戦国時代のころの話だそうですが、その頃からの西洋との交流にも何かがあるのかも知れません。

②環境を考える。(風水論を用いて)
実は、より良い環境を人は欲して進化していると、考えられるのではないかと思いますが、良い環境をどのように得ることができるのでしょうかという問いがあるとすると。
これも、中国思想のメカニズムによって、移る場所を選ぶための相地をおこない、また、環境を作り出す、また、環境の改善も行うもの。人間は環境によって、約半分(50%)は影響を受けるのではないかというのも、私の推論なのですが、云わば、この技術のことを、「風水」と呼ぶんだと思います。では、風水とはどのようなものなのでしょうか?
[若輩で申し訳ないのですが、私のブログで風水概略を、少し紹介させてもらいます。]
風水の考察:東西古今出島清明堂ブログ(出島の風水的位置関係)
http://dejimaseimeido.blog.so-net.ne.jp/2014-12-16
[風水の全体像がWikipediaまとめてあります。]
風水の解説:風水 - Wikipedia
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E6%B0%B4
[地形上の風水理論(座椅子のような山に囲まれた地形が良い風水であるという)]
風水理論動画(中国語):繁國【安憂蔔圈椅風水理論】深入淺出解析經典風水
https://www.youtube.com/watch?v=o-VEXQQ29wk
[住宅の風水(間取り図、建物の太極からの方位が重要と考えます]
住宅風水動画(中国語):简国【如何选择住宅】选房必读-从零基础向半专业迈进
https://www.youtube.com/watch?v=vWPRXojOEOI
[ある方から腕の良い風水師であるいわれていた黒門先生の仕事映像]
風水師テレビ番組:風水師黒門 1/5(別枠2/5~5/5に続く)
https://www.youtube.com/watch?v=nMB4iQuD8fY
中国語の動画もありますが、なんとなく、その本物感が伝わるのではないかと、紹介させてもらいました。
黒門先生のテレビ番組の方は、ちょっとリアルな難組でしたが、風水の意味、効く理由があるのだと。その世界観伝わりますよね?

③体を考える。(薬膳・漢方論を用いて)
漢方薬膳に関して、その存在を知らない人はいないと思いますが、どういう仕組みで効くのか?漢方薬膳を利用する方法が分からないとか、やってみたいとは思っても、その疑問点は多いと思います。
こちらも、あらゆるホームページや動画を紹介させてもらいます。
[からだ巡り茶を監修した薬日本堂ページと動画、養生が大事だと]
漢方ライフ(薬日本堂)HP:漢方の基礎知識(陰陽五行説とは)
http://www.kampo-sodan.com/about_02
漢方と養生動画:動画で学ぶ漢方と養生(薬日本堂)
https://www.youtube.com/watch?v=1ZxoPa2XoTU
[私がまとめた漢方薬膳についてのブログです]
漢方薬膳解説:東西古今出島清明堂ブログ(漢方薬膳について)
http://dejimaseimeido.blog.so-net.ne.jp/2015-07-08
[整体療法院の動画ですが、中医学理論をわかりやすくまとめていました]
中医基礎理論(陰陽・五行・精気血津液・蔵象・経絡)〜推拿(すいな)整体療法DVDサンプル
https://www.youtube.com/watch?v=H_Q4uSj7KqY
[慶応大学医学部漢方医学センターの漢方処方についての動画集の一節です]
はじめての漢方e-learning動画:第六章~漢方専門医に聞いてみよう~
https://www.youtube.com/watch?v=wl1SY_jredM&index=8&list=PL3j7cyciQvB81c9_XMHSjioZwzcv94OVA
[中国茶は作法もあるのです]
福岡 薬膳茶・中国茶専門店 武夷堂 苦丁茶の入れ方
https://www.youtube.com/watch?v=d0aSMb5XlZI
[中国茶の薬効、養生にについての中国の番組(日本人漢字の意味でなんとなく理解!)]
养生 牙痛是胃火易喝苦丁茶 自制去火好”凉茶” 20140723
https://www.youtube.com/watch?v=3fToOj2Rgao
[漢方薬店の薬膳紹介番組です。]
漢方・薬膳 便秘にバナナ? 【のりのりパンダのお悩み相談室】
https://www.youtube.com/watch?v=OTa9X9eFh3I
[薬膳についての紹介ホームページ]
フリーアナウンサー 中村美穂子の薬膳ライフ
http://yakuzenlife.net/free/theory

そして、実際に、漢方薬、薬膳と、鍼灸や按摩、是非、体験してみられると、いいのではないかと。
具合が悪いと時に、予防的な意味でも、漢方薬膳・鍼灸・按摩、思い切ってみても、実際利用してみても、いいのではないでしょうか?
また、薬膳料理のある中国料理、または、同じ薬膳理論を使った韓国薬膳料理のお店でもいいでしょうし、体調に合った薬膳料理食べに行くこととかもいかがでしょうか?

④言葉で考える。(中国語を体験してみる)
雰囲気づくり:音楽:装飾:照明→全部を中国風にしてみる感じ。
(上海のチャイナカフェ風:中国古典風、ちりばめる感じ。)
なんとなくですが、中国語の学習環境の提案です。(難しいこと承知で、想像だけでもの、お願いです。)
あとは、動画ですが、中国語の勉強を体験してみてください。
[NHKの語学教育番組、テレビとラジオの雰囲気が私の思う中国の雰囲気がだぶっています]
中国語学習動画:160510 テレビで中国語
https://www.youtube.com/watch?v=Fy3FDMcJv9s
中国語学習音声:まいにち中国語 160411
https://www.youtube.com/watch?v=Y-IE3BF4foA
[こちらは中国語オンラインレッスン紹介動画]
オンライン中国語マンツーマンレッスン「LiveChina」ライブチャイナ
https://www.youtube.com/watch?v=oKen5JEsc9w
[こちらは福岡市のチャイナカフェ]
china cafe
http://china-cafe.jp/


最初に、同時に、意識して貰えたらと言っていたこと。


①”新たな目標”が見えたら、”さらにその先”を考えてみる。

②”その目標”はさらにやりたいことなのか?

③”新たな目標”として、もう少し”明確な道筋”を再設定。

④本来自分が持ちたい”目標”、”本当にやりたいこと”に近づけましたか?


新たな何か、さらに見えたでしょうか?

どんなことでしょうか?


それでは、また、次回に。

全五回の、この講座、次回、最終回になります。


講師の本音
この回は、講師から皆さんに対し、中国式の様式をさらに紹介させて頂くことで、今後に、何らかのきっかけを掴みとってもらう機会にもしたかったのです。皆さんには、おもてなしの気持ちも込め、気持ちよく参加して頂きたいという気持ちも込め、こちら側からの新しいスタイルの情報提供の場としても活用して頂けたらと思って、そういう意味でも、皆さんの、新たな目標にお付き合いさせて頂けたらとも思います。
+α中国様式の知識で肉付けして欲しい→今回、中国文化が土台(背景)で、ベース(背景)になるものに何らかシフトできること、いい意味でいい変化が期待出来るようなことをも目指したいことと、しかし、あくまで、受講者のRE:BOOT(再起動)が目的であることも大事であること。



BGMの提案

漢方癒音「陰陽 木楽」

漢方癒音「陰陽 木楽」

  • アーティスト: 上海華夏民族楽団
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 2003/12/03
  • メディア: CD



参考図書


カラー図解 東洋医学基本としくみ

カラー図解 東洋医学基本としくみ

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2011/06
  • メディア: 単行本



いちばんわかりやすい東洋医学の基本講座

いちばんわかりやすい東洋医学の基本講座

  • 作者: 佐藤弘
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2012/12/25
  • メディア: 単行本




薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖

薬膳・漢方 食材&食べ合わせ手帖

  • 作者: 喩 静
  • 出版社/メーカー: 西東社
  • 発売日: 2012/03
  • メディア: 単行本




完全定本 風水大全

完全定本 風水大全

  • 作者: 盧 恆立
  • 出版社/メーカー: 河出書房新社
  • 発売日: 2008/04
  • メディア: 単行本



図説 風水大全

図説 風水大全

  • 作者: リリアン トゥー
  • 出版社/メーカー: 東洋書林
  • 発売日: 1998/08
  • メディア: 単行本



陰陽思考Blog部門(3回目) [中国古典]

平成二十八年四月小十八日丙午 [旧暦]
2016年5月24日(火曜日) [新暦] 平成二十八年庚申年
一白、 除神、室

陰陽思考Blog部門(3回目)
(中国陰陽思想を用いた中後年の方に贈る再起動RE:BOOT講座)

全五回で、中国古典に力を借りる、上記ブログWEB講座を行っていけたらと思っております。陰陽道の研究、勉強をライフワークとしておこなっている私ですが、中国古典の素養なしには、陰陽道を理解することはできないと思っておりまして、中国古典の素養を養うための講座でもあること、ご理解頂けたらと思います。

3回目(中国思想の理論ベースである陰陽五行の説明を試みる)

今回は、中国思想の理論のベースになる、易(陰陽)と五行について、その背景と、それを用いた技術について、説明をさせて貰います。その後、前回、考えて貰った目標を、もう一度、再確認して貰えたらとも思っております。

中国思想を説明する前に、その背景にあるものを、少し説明させて下さい。中国の人は、仕事中は儒教を重んじ、家に帰ると道教を重んじると聞いております。中国三大宗教は、「儒教」、「仏教」、「道教」でありますが、社会生活を営む上で、社会的な規範や、礼儀やしきたり、人間として大事なことを含むのが「儒教」。家の中、日々の生活、行事、暮らしの中での信仰が「道教」。なお、道教には、暮らしの知恵というか、おまじない的要素をたくさん含みます。そして、儒教や道教で、おそらく、カバーできないところがあり、瞑想的なもの、死生観などとか、それらをカバーするために「仏教」があるということであるようです。
これらのこと、中国に3つの宗教があることについては、すごく現実主義的のように感じます。また、中国共産党が、中華人民共和国を作った時、中華民国政府は台湾へ移り、この時、中国の一流の人や一流のもの、その大部分を台湾へ持って行ったと聞いております。今日、現代中国について、少し心配なこと、この、国としての事情があるからかも知れないと思っています。アメリカとイギリスとは、かなり関係性や内容が違うにしても、何かが若干なりと似てるような気もします。

儒教は、孔子の「論語」が有名だと思うのですが、「四書五経」(大学・中庸・論語・孟子/詩経・書経・礼記・易経・春秋)を教養として身に着けておく書物を定めてあるようです。物事の判断をするとき、これらの本の内容を判断基準にするべきでないかということでしょうか。儒教は、学問的であると思われているかもしれませんが、その論理ベースは、実は学問的なものではないようなのです。春秋戦国時代の「諸子百家」もその思想に関係するのですが、易(陰陽)と五行(古代天文学から発した、当時最先端地球物理学的摂理を体系化したもの)がベースになっており、さらに、災異思想※を唱える、前漢に仕えた「儒学者」の董仲舒が、実は、これらの理論を有する「儒教」で国をまとめ、その後、「儒教」を重んじる漢で、中国思想、中国文化が大成します。逆に、その後、唐の時代、最大の繁栄期を迎えた唐文化は、どちらかというと、儒教よりも、道教を重んじていたようですが、「道教」もまた、老子の教えを取り入れ、道(タオ)という概念を大切にしていますが、これもほぼ、言い方が難しいですが、易(陰陽)や五行の論理と同じであるのかも知れません。さらに、この唐文化のころから、中国に仏教色も取り入れられていったようです。

また、中国思想の論理は、易(陰陽)や五行の理論から成り立っているのですが、それが、東アジア社会の規範になっている「儒教」、暮らしの信仰としての「道教」の、理論的部分の説明になっているというところについて、この易(陰陽)と五行というもの自体の凄さが伝わるのではないかというか、それが、中国、中国古典の深層に入り込いいでいるというか、易(陰陽)と五行が中国思想、中国文化のベースになっているようなのです。
ちなみに、「易」の理論は、前回のアメリカ成功哲学動画で、引用もさせても貰いました、ジョセフ・マーフィーは潜在意識の研究の際、自然の摂理を説明するものとしての、「易」の理論を研究していたようなのです。アメリカ成功哲学も、大自然の摂理を中国古典に求めたのでしょうし、中国古典もまた、成功哲学に関しても、その良書がたくさんあるといえるのではないかと。

ここで、易(陰陽)と五行について、説明させてもらいたいのですが、以前、陰陽と五行の論理を説明したブログ(陰陽道の基本原理)と、そして、YOUTUBEで見つけさせて貰った、これらの説明動画、ご覧ください。(陰陽道は、中国古来の易と五行が基本原理になっております。)
http://blog.so-net.ne.jp/dear_seimei_san/2007-11-13
易(陰陽)の動画:易占カード講義01
https://www.youtube.com/watch?v=_RBlUX93CMQ
五行の動画:五行で開運(五行説の概略)
https://www.youtube.com/watch?v=8Bp1mFYIlwo

この、「易」と「陰陽五行」の理論を”医学”に応用にしたものが、”漢方薬膳”(漢方は日本で完成したものをいう)や”針灸”(針で悪い気を抜き/灸で気を入れる)・”按摩”(マッサージ)。
”武術”では、”カンフー”や”太極拳”(速く/遅く動く)、そして、”占術”(算命や卜占)、”方術”(方向術)に、その理論体系が使われているし、”風水”の理論も、その同じ理論体系は、環境学としての都市作りにも応用され、”暦”は、太古に、その易や五行の理論と同じところから起こっていて、未だに中国では、太陽太陰暦(太陽と月のサイクル両方で暦を調整)で、旧暦での行事、風習が深く根付いているようなのです。

ここからは、お話をまた、RE:BOOT再起動の話に戻させてもらいます。
再起動のための、次の項目をあげさせてもらいたいと思います。

①前回、考えてもらった、’心が喜ぶ目標’設定とその’タイムリミット’を眺めてみる。(確認)
②’暦’も意識してみる。
1年間のスタンス(地球の公転と考えてみる)→(春夏秋冬)。1か月のスタンス(出来れば、月の満ち欠けを月の公転と考えてみる)。1日のスタンス(地球の自転と考えてみる)。
東西古今出島清明堂ブログ、(旧暦の話を少し)
http://dejimaseimeido.blog.so-net.ne.jp/2014-12-06
旧暦の動画:【宇宙】旧暦の太陽太陰暦で現在はグレゴリオ暦に改暦
https://www.youtube.com/watch?v=vAgV8AcPADI
③暦→中国の占いへの活用。
占いには、生年月日や占う時の時刻が必要で、その根拠に、暦を使う。
(易や五行の論理も使う)
四柱推命動画:四柱推命の基礎知識 -HDR
https://www.youtube.com/watch?v=f1CPX14cwCo
易占動画:【占いの学校】自由が丘開運学院1分レッスン 16.易~筮竹~.wmv
https://www.youtube.com/watch?v=XSxwAeoSAtI
④実際占ってみる
1.下記の占いサイト等で(無料)占いをやってみる→紙にプリントしてみる。
2.占い結果を、それぞれの’ワクワクな目標’に対して、目標→未来、因→果を比べてみる。
(占いはあくまでも、想定される現実、逆に想定外の現実、いわゆる代弁者としての役割、客観的なヒント、意見として考えてみる。目標についても、占い結果との比較より、もう一度、イメージしてみる。また、それが逆に、自分自身にとって障壁になる場合、超えられない障害、壁になるならば、自分の目標と比べ、’その理由’を考えることもその切り口ではないのか。本当にやりたいことならば、障害が妨げになることなのかについては、意外とそうではないのではないかもと思ってしまう。逆にモチベーションや、その道案内役、指南役にもなるのではないかとも)
・占いの活用法の提案
(占いは当たって7割であるといわれる「映画陰陽師」陰陽道指導の高橋圭也先生の占いサイトです)
占いサイト 陰陽師四柱推命(算命)(一部無料)
http://charge.fortune.yahoo.co.jp/com/omj/about.html
占いサイト 陰陽師易占(卜占)(一部無料)
http://charge.fortune.yahoo.co.jp/bin/com_fortune
東西古今出島清明堂ブログ、(中国古来の占いについて)
http://dejimaseimeido.blog.so-net.ne.jp/2015-01-04
⑤ カンフーと太極拳について
以前、上海を旅行した時のガイドさんは、「”太極拳”は年をとった人がするもので、若い人は”カンフー”する。動きが「遅い」か、「速い」か、ですよ」、言われていたようでした。以前、太極拳の指導者の方に話を聞かせて頂いた時も、もともと”太極拳”は、健康のため、”カンフー”の動きを遅くして、「型」を完成させていきましたと、聞かせて頂いたこと記憶しております。
この講座のタイトル、「陰陽思考」と題しておりますが、「陰」と「陽」、「月」と「太陽」、「男」と「女」、「昼」と「夜」、「動く」と「休む」などと、一緒に、「速い」と「遅い」、これは、「思考」の中に入れると、「速い思考」、「遅い思考」を、”対”にもっておくといいのではないか、”対極”を意味する言葉が、並んだ時、もしかすると、どっちも使ってみることで、その間にあるであろう、最も大事な”太極的なもの”が分かるのかも知れないし。このとき、「表」と「裏」はあったとしても、「善」と「悪」という対はないそうです。自然発生的な自然界に”悪”はない、と考えるのではないでしょうか。また、”対極”と”太極”は、社会では”対局”と”大局”という言葉に、置き換わっていたりして、そう考えるとすごく面白いですし、そういう”思考”自体、もしかすると、これは有用なことだと、思うのです。「速い」と「遅い」、これはこれで、”速い”と”遅い”を、例えば、入れ替えたり、自在に操ること、が出来るとなると、ある意味、カッコいいというか、ある種、玄人に近づくことなのではないかとも思うのです。
太極拳動画:中国武当山太極拳com
https://www.youtube.com/watch?v=nqkYTunk5-0
⑥もう一度、気持ちが上がる、本当にやりたいことへの’目標’と、その’リミット’を考えてみる。もし、’目標’が変わらなければ、それは、すばらしいことだし、’目標’が変わってきたとしても、それも、それ自体、すばらしいことではないかと、思えます。もう一度、’目標’を見つめ直してみてください。[右斜め上]

講師の本音
”目標”をそのままでなく、実は、”占い結果と比較する”ことで、それが、”本当にやりたいこと’なのか、別の視点を持って、”隠れた本音を”確認できるのではないか。そこで、それが”障害”として、その”目標”が客観視され、それに対し、”目標の再確認”ができるのでないかと思うし、その’目標’に対する振り返りもできるのではないかと考える。この時、次の目標が出てきてもよいとは思う。

※災異思想:前漢の学者、董仲舒が,自然界の災異を,君主の横暴,専断に対する天の譴告 (けんこく) であるとして,この思想に理論的根拠を与えてから,この思想は漢代を通じて広く流行した。(コトバンク、ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説より引用 )

※YOUTUBE映像については、各受講者のYOUTUBE視聴環境のもと、各自での視聴以外はできません。YOUTUBEアドレスの紹介だけをさせて頂きました。

今回のBGM提案

ベスト・オブ・サティ

ベスト・オブ・サティ

  • アーティスト:
  • 出版社/メーカー: TOSHIBA-EMI LIMITED(TO)(M)
  • 発売日: 2007/06/20
  • メディア: CD



参考書籍(旧暦・中国古来の占いの本)

旧暦と暮らす―スローライフの知恵ごよみ (文春文庫)

旧暦と暮らす―スローライフの知恵ごよみ (文春文庫)

  • 作者: 松村 賢治
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 2010/10/08
  • メディア: 文庫



中国正統五術占い全書 (1973年) (Bunken living guide)

中国正統五術占い全書 (1973年) (Bunken living guide)

  • 作者: 張 耀文
  • 出版社/メーカー: 文研出版
  • 発売日: 1973
  • メディア: -



参考DVD(太極拳二十四式)

公式教材シリーズ「二十四式太極拳」

公式教材シリーズ「二十四式太極拳」

  • 出版社/メーカー: (社)日本武術太極拳連盟
  • 発売日: 2012
  • メディア: DVD



参考映画(陰陽道は中国古来の陰陽五行のメカニズムを用いていることが強みです)

陰陽師 [DVD]

陰陽師 [DVD]

  • 出版社/メーカー: 東宝
  • メディア: DVD




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